世界一周しながら「マンガ」を描き続ける理由

• Tweet
• 

旅する漫画家はなぜ旅をしながら漫画を描くのか？連載6回目です。新作2本公開。

 

ハッッッ!!!

沈没してました！

 

みなさんお久しぶりです。旅する漫画家のシミです。

漫画家ですがギターを持って旅をしてます。バスキング(路上演奏)でお小遣い稼ぎ。メキシコシティのマデロ通りで話しかけてきてくれたお兄さんとパシャリ。音楽に言葉はいりませんから♪

 

メキシコシティは避暑地?!

現在、メキシコに滞在しております。

みなさん、メキシコシティはマジで快適ですよ！

メキシコっていうと暑いイメージがありますし、もちろん場所によっては日本の真夏のように暑いです。ですが、メキシコシティは高所（2000m）にあるので日本に比べると大分涼しく過ごしやすいのです♪

そして治安も全然悪くない！もちろん近づかない方がいいエリアもあるようですが、フツーにツーリストとして行動する範囲であれば、問題なく動き回れます。街中に警官がおり、彼らが常に目を光らせているからです(何度も路上演奏で止められました笑)

 

新作2本公開します

前作からスパンが空いてしまったのですが、それにも色々訳があるわけです。(それはあとでクドクド書かせていただきたいと思います)

今回は、

まさかの二本立て！

 

メキシコシティにはこんなでっかいウォールペイントがチラホラあります。

 

そうなんです！今回はなんと二本立てです！

CDで言う「ダブルA面」です！

その漫画がタダで読めちゃうみなさんは運がいい！僕がビッグなアーティストになった時に、

「いやぁ〜、おれさ、シミの作品リアルタイムで読んでたんだぜ？」

って自慢出来ることでしょう！

え？そんなことない？

んだよぉ..つれねえなぁ。

 

テーブルさえあればどこでも漫画が描ける！

はい。まずは一本目ですが、描き始めたのはケレタロと言う大きな街のカフェでのことでした。

カフェのテーブルも作業場に早変わり！

 

毎回漫画に自分のスキル的な課題も盛り込むのですが、今回は『動き』のあるキャラを描くということでした。

動きと言ったらやっぱり週間少年ジャ◯プ!!!

参考にしたのはもちろんバトルものです。

そんなこんなでできた一本目。笑撃のショート・ストーリーです。

 

Vol.5.5 「タコスとクノイチ」

※クリックすると拡大します

 

ふふふふ♪

「ポカーーーーン…」って感じだったでしょ？

あまりのアホさに自分では爆笑でした(笑)

こちらの漫画はいつもと一緒でA4の紙に描きました。世界中どこでも手に入る大きさの紙ですね。今回もiPhone(4S)で撮影してパソコンに取り込んで編集したものを載せております。

 

まぁ、個人的にはウケてたんですけど、この漫画を描いたあとに

「さすがにこれじゃマズイっしょ」

と思い直して二本目を描くことを決意したのです！

サンミゲル・デ・アジェンデのマリアッチ(？)のお兄さん。ナイススマイル！

 

2本目はB4サイズに描く

メキシコシティへやって来て（メキシコを南下してきています）まず僕が手に入れたのはB４サイズの紙でした。

B4って何のサイズかって言うと、週刊誌の原稿用紙と同じサイズなんですね。日本だとアートマン、世界堂なんかの文房具屋さんや画材屋さんで売ってますね。

今回の作品はまさにみなさんに馴染みのある漫画のかたちということになります。紙のサイズも大きくなった分、描き込める量が増え、完成させるのにちょっと時間もかかりました。

2本目を完成させたのはオアハカ。

 

それではどうぞ！今度のは真面目なテイストの話です。

 

Vol.6 「やるっきゃねえだろ」

 

※クリックすると拡大します

 

世界一周しながら「漫画」を書き続ける理由

僕は旅を題材にした漫画を描きたくて、そのためにはまず経験が必要だなと思ったから今こうして旅をしているわけですが、やっぱり不安を感じる時もあります。「漫画で暮らして行けるのだろうか？」とか日本に帰ったあとの不安です。

でも泣き言を言っても始まらないんですよ。やるっきゃないんです。たとえそれがどんな結果になろうとも成し遂げたいことがあるのなら前に進まなくちゃいけないんです。

この話は自分を鼓舞する意味もあるし、何かにチャレンジしようとしていて自信を失いかけている人へのメッセージでもあります。

やるしかないんすよね。結局は。
そう。やるしかないんです。

写真はサン・ミゲル・デ・アジェンデの教会

 

旅する漫画家のチャンネルはこちら

ブログ

Facebookページ

Twitter

脳内トラベルメディア - 世界新聞

世界新聞の最新情報をゲット