パスポートとは恋愛遍歴のようなもの
他人のパスポートが見たい。これはもう、人間の第四の欲求と言ってもいいだろう。
パスポートは履歴書と似ている。だってそうだろう。パスポート片手に話したほうがよっぽどその人間というものを理解できる。今時の女子は、ケータイではなく彼氏のパスポートを見るそうだ。
そういう意味では、パスポートとは恋愛遍歴のようなものなのかもしれない。
だから見たい。他人のパスポートが。ならば俺が晒そう。
俺のパスポート
デスクです。机の引き出しからパスポートが出てきました。2004年に発行した10年モノ。一見綺麗ですが、右の淵が白くなっていることが分かります。
期限が切れているので、これ以上スタンプが押されることはないのです。初めてのひとり旅から、4年前の世界一周、昨年のボリビア取材まで…。大役を果たしたパスポートが日の目を浴びる時がきました。
とりあえずパスポート写真
他人のパスポートで真っ先に見るのはココでしょう。
何とコメントしたらいいのか分かりませんが、大学生のくせに険しい顔してますね。
はじめての彼女はオマーン
パスポートとは恋愛遍歴だと書きましたが、僕のはじめての彼女はオマーンです。このパスポートもオマーンのために取ったのです。なぜオマーンだったのか?サッカー日本代表の試合があったから。当時の僕はただのサッカーバカでした。
四角いのが空港で取ったアライバルビザ。下が入国と出国のスタンプ。1Pまるまる使うとはなんて贅沢なんだオマーン!と思った記憶があります。
1年間世界一周するとパスポートはこうなる
さて、ここからは4年前に1年間世界一周した時のスタンプを可視化してみたいと思います。
ルートはこんな感じ。
中国〜一時帰国
2011年7月15日、世界一周(西回り)で最初に訪れたのが中国でした。国名が書かれていないのは、世界一周に関係ないスタンプ。左ページは時系列が入り乱れているので無視です。
中国を横断してネパールへ。初めての陸路での国境越えでした。
何故、ここで日本の出国スタンプがあるのか?実は11月、インドでマラリアにかかり一時帰国してます。そんで、今度は東周りでアメリカから(スタンプないけど)再出発しました。メキシコを経て、
中米
中米へ。北米と南米の間の細長くなってるところですね。ウルグアイが出しゃばっていますが、実は5時間くらいしか滞在していません。ブエノスアイレスからフェリーでウルグアイにショートトリップできるのです。
南米
南米ゾーンきましたね。パナマの島というのは、ボカスという島へのフェリー乗り場で謎に貼られたやつだと思います多分。
アルゼンチンのスタンプ10個も!
ここで、特筆すべきはアルゼンチン。なんと、この旅で10個(他のページに2個)のアルゼンチンのスタンプが押されました。5回出入国したということですね。
1回目の出入国 エンカルナシオン(パラグアイ)→プエルトイグアス
2回目の出入国 ブエノスアイレス→コロニア・デル・サクラメント(ウルグアイ)
3回目の出入国 →プンタアレーナス(チリ)
4回目の出入国 ブエノスアイレス→サンパウロ(ブラジル)
5回目の出入国 ブエノスアイレス→フランクフルト(ドイツ)
4回目は、本当はヨーロッパへのフライトだったのですが、経由地のブラジルのビザを取り忘れていて、アルゼンチンに送り返されてしまったという旅最大のピンチでした。アルゼンチンは何かと縁のある国でした。
ヨーロッパ
EUはスタンプが押してもらえず寂しい限り。セルビアはEUではないので。ブルガリアのスタンプは「EU圏から出ましたよー」というスタンプ。
東南アジア
ヨーロッパの次は最終目的地東南アジアへ。珍しく出国と入国が綺麗に揃っています。東南アジアらしくない。
とまぁ、こんな感じで帰国した訳です。このスタンプが押された時の安堵といったらなかったですね。
他人のパスポート、いかがでしたでしょうか?
パスポートの奥深さを知っていただけたのなら嬉しいです。さて、次は旅するライターのみんなのパスポートが見てみたいものです。
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