[SKY GUAM AVIATION・グアム]誰でもライセンスなしでセスナを操縦する方法

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自ら操縦桿を握りセスナで大空を舞う……そんな夢のような体験をグアムでしてきました。空から眺めるコバルトブルーの海は格別でした！

 

シンガポールから成田へ

シンガポール在住のmasamiです。3日の休みが取れたので弾丸でグアムに行ってきました。

今回もおなじみシンガポールチャンギ国際空港からの出発です。

 

シンガポールからグアムへは、セブパシフィック航空やフィリピン航空を利用して、マニラ経由で行く方法もありますが、デルタ航空でマイルを貯めているので、今回は成田経由で行きたいと思います。

6:55 デルタ航空DL166便で成田に向けて出発

14:35 約7時間のフライト後、成田に到着

 

成田からグアムへ

18:30　いよいよ デルタ航空DL633便でグアムへ

貯まったマイルでビジネスクラスにアップグレードしてもらえました。たった3時間半のフライトですが、やっぱり違いますね。こんな豪華なお食事が出てきました。


めったに味わえないリッチな気分を堪能できました。米米クラブの浪漫飛行を聴きながら、いよいよ気分も高揚してきて、

23:30 グアムに到着

明日の操縦体験に備えて今日はこのまま就寝です。

 

いざ大空へ！

今回お世話になったのはグアム島において遊覧飛行や体験操縦を営んでいるSKY GUAM AVIATIONさんです。ここではなんと…ライセンスがなくてもセスナの体験操縦ができるのです！コースは…

 

1　お気軽体験操縦（飛行時間20分）USD120 （13955円）
2　ワクワク体験操縦（飛行時間35分）USD190（22096円）
3　よくばり体験操縦（飛行時間60分）USD250（29073円）

まであります。

せっかくグアムまで来たので、私は3のよくばり体験操縦（飛行時間60分）にしました。

 

セスナに乗り込むと小雨が降ってきました。滑らないか、怖くて心中穏やかではいられません。

 

滑走路まではインストラクターさんが操縦してくださり、そして、いざ滑走。

 

一定の速度まで加速するとインストラクターさんの指示で、自分で操縦桿を手前にグイッ！

浮いた！浮いた！飛んだー！フワッと浮いた瞬間を今でも忘れられません。

初めは「離陸出来ず滑走路に激突したらどうしよう」とか「こんな小さい飛行機でかなり揺れるのではないだろうか」「もしかしたら死…」などと思っていましたが、とりあえず第一関門通過です。ホッ。

 

でもまだ油断はできません。途中で何があるかわかりません。

 

操縦は意外にも簡単

操縦自体は想像していたより簡単で、旋回する時もインストラクターさんが「左に回してください」「戻してください」と無線で優しく丁寧に教えてくれます。不安も吹き飛びました。

途中、上下に揺れることもありましたが、念のため酔い止め薬を飲んでいたので、全く酔いませんでした。

グアム島上空を一周しました。ホテル群やタモン湾の北端にある有名な恋人岬を空から眺めることができました。

 

これはスペイン統治時代に、先住民であるチャモロ族の娘が、結婚を迫るスペイン人総督から逃れ、同族の恋人と永遠の愛を誓い、お互いの髪を結びあって岬の断崖から身を投じたという悲恋伝説をモチーフとしている
Wikipediaより引用

 

遠くにはロタ島、その奥にはサイパン島も見えました。

 

エメラルド色に見える珊瑚礁や澄んだコバルトブルーの海は素晴らしく綺麗でした。

 

頭の中で流れている「浪漫飛行」が口から出てきそうでした。

写真を撮る時は操縦を交代してもらえるので、上空からの眺めを思う存分カメラに収めることができます。

 

所々に第二次世界大戦中に米軍が投下した爆弾により破壊された珊瑚礁が今でも残っており、戦時中の悲惨さを物語っていました。

 

二重にかかった虹も見ることができ、本当に貴重な体験ができました。

 

後で聞いたところ、頻繁に短時間のスコールが発生するらしく、かなりの確率で虹を見ることができるそうです。

参考：グアムでの体験操縦の動画はこちら

 

16:00　大空を飛んだという余韻に浸りながら、デルタ航空DL609便でグアム発
18:55　成田到着

 

総飛行時間22時間の旅

・シンガポールから成田まで7時間
・成田からグアムまで3.5時間
・体験フライト1時間
・グアムから成田まで3.5時間
・成田からシンガポールまで7時間

と、総飛行時間22時間という飛行機に乗っている時間のほうが長い旅でしたが、青空に浮かぶ真っ白な雲、空と海と自分が一体になった開放感、とても気持ちがよかったです。

グアムに行かれた際（ハワイでもできるようです）には、ぜひ一度体験フライトをしてみてはいかがでしょうか？

 

文・写真：masami

 

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