ハロン湾といえば、奇岩が海に浮かぶ風景で有名ですが、1泊2日のクルーズでベトナムが誇る世界遺産を堪能してきました。
こんにちは。イギリス人トライアスリートの旦那とアジアを旅行中のアカネです。
1カ国目のベトナム、ハノイから現地ツアーに参加して世界遺産のハロン湾に行ってきたのでレポート致します。
ハロン湾とは?
1994年に世界遺産に登録されたハロン湾は、石灰岩台地が数万年の浸食を経てできた巨大な岩の群れで、新石器時代には少し人が住んでいたものの、カットバ島以外は現在は無人島だそうです。Wikipediaによると、「数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、また、モンゴル軍の侵略の際には軍事的に利用された」とのことですが、どうやらあまり人が住むには向かない島々みたいです。
1泊2日間のクルーズツアーに参加
今回参加したのは、ハノイ市街で申し込んだ船の上で1泊2日のクルーズツアー。参加者は私以外はみんなヨーロッパ人でした。インストラクションも全て英語です。船のランクによって料金が異なります(交渉の余地もあり)が、USD50くらい〜申し込めます。
こちらが1泊2日のスケジュール。
※ちなみに、夜のカラオケとゲームは誰もしていませんでした。それから、次の日の春巻き作りの教室も何の説明もないままスキップされました(笑)。
ミニバスに乗って、ハノイ市街から3時間半程度でハロン湾の港まで到着。
港にはたくさんの船が停泊しています。
港から船に乗ってランチを頂いたあとは、さっそくハロン湾クルーズ開始です!
「海の桂林」、ハロン湾の景色
港を出て間もなく、「海の桂林」と呼ばれるハロン湾の島々が間近に迫ります。
よく見ると、絶壁の岩肌のため船をつけても上陸する場所がほとんど見当たらない岩の島々ばかりなので、人が住んでいないのもうなずけます。
スンソット鍾乳洞
ほどなくして船が進んで到着したのはSung Sot Cave(通称Surprising Caveなので、驚きの洞窟?)。
中はとても広い鍾乳洞で、天井は最大30メートルとのこと。
カヤック体験
はじめに、このカヤックできるエリアは水が汚いので転覆しないようにね、とガイドさんから注意が。
汚物も流れているとか・・・。
実際、下水道等のインフラ設備が十分に整っていないため、ハロン湾の水質は年々悪化しており、最近ではこれ以上の悪化防止が課題になっているそうです。
さて、気を取り直して、カヤックで進んでいくと船から見るよりも壮大な自然を間近で見る事ができて最高でした!
「紅の豚」に出てくる主人公ポルコのアジトのような、周りを絶壁の岩に囲まれた狭い秘密の空間を発見。
旦那、ハロン湾にダイブ
トライアスリートの旦那は船から飛び降りて、ハロン湾で水泳を楽しんでいました。
※ガイドさん曰く、この辺りの水はきれいらしい。
もっともっと、ハロン湾を間近に感じたい人にお勧めです。
クルーズ船内
ちなみに客室はダブルかツインの個室になっていて、こんな感じです。
思ったより奇麗!
他の旅行客とお酒を飲みながら交流タイム!
モーターバイクでベトナム横断中のオランダ人のカップル、おじいさんがベトナム人で初めてルーツを辿る旅をしているというフランス人の女の子、休暇で2歳と4歳の子供を連れて旅をしているママさんバックパッカーなど、みんなそれぞれ旅のスタイルは色々でした。
既に1ヶ月程ベトナムを旅行している先輩旅人に、おすすめの場所の情報を教えて貰いました。
何気に、この旅人同士の交流というのが、船の上で共に1泊するならではの大きな楽しみの1つだと思いました。
文・写真:アカネ
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