世界一周中の26歳、もちろん彼女なしの僕ですが、いつ彼女ができてもいいように、各地でデートスポットを押さえておくべきだと思うのです。
你好!Shimoです。香港、マカオと過ごし、今は台湾に滞在中です。
さて、今回は台湾の友人が「台湾のお台場」と表現しオススメした、定番デートスポット淡水に(もちろん一人で)行ってきました。
淡水をWikipediaで調べてみると、「東方のベニス」と称されている模様。友人の感性はわかりませんが、ヴェネツィアとお台場に共通点はあるのでしょうか。
台湾のお台場?
淡水へは台北の中心、台北車站からMRT(地下鉄)で1本で行けます。18駅、およそ40分程でつきます。運賃は40元(約140円)、長いこと乗っていたのに東京の初乗りより安いですね。
駅前にショッピングセンターがあるなど確かにお台場感はあります。台湾ではどこにでもあるユニクロも入っているようです。
しかしすぐ近くには台湾らしいお店が密集したした通りがあります。
海辺では地元の方が釣りをしています。買い物やエンターテイメントがメインのお台場ではなく、地元も感じられる江ノ島や湘南に雰囲気が似ている気がします。
気ままなサイクリング開始!
歩いてお散歩することを考えていましたが、駅のすぐ近くにレンタサイクルが見えたので価格チェックに向かいます。
こちらでも流行のマウンテンバイクタイプで150元(約500円)/2時間です。地元の若者が借りていました。
自転車を借りるにはパスポートと引き換えでした。パスポートの扱いが少々不安ですがサイクリング開始。
「Please show me the cheapest bike.」でゲットした僕の相棒、ザ・ママチャリです。30元/2時間(約100円)で激安です。
どうやら淡水は夕日がきれいで有名なようですが、真っ昼間にきてしまいました。気温も30度を超え暑いです。南国雰囲気が漂っています。
海岸線添いには夕日を見るためであろう、オープンテラスが。おしゃれなカフェがいくつもあります。
ここでカップルはいちゃいちゃするのでしょう……僕も妄想が膨らみます。
異国の彼女と楽しめそうな紅毛城
淡水はデートスポットでもありますが、観光名所でもあります。特に有名なのが、国家一級古跡にも指定されている紅毛城だそうです。駅から自転車で20分程でつきます。
紅毛城はスペインによって1600年代に建てられた城砦ですが、侵略・統治の歴史の中で所有権が様々な国に転々とします。多くの国旗があるのもそういった背景かも知れません。
その一部は牢屋としての機能もありました。私が香港で泊まっていた部屋より確実に広く清潔で窓もあります。
紅毛城には、その歴史や文化の説明パネルが多くあります。日本語・英語も並記されているので、海外で彼女を見つけても一緒に楽しめますね。
日本家屋の中で見たもの
残念ながら内部は写真撮影禁止でしたが、日本と台湾の親交の深さを感じます。
内部には東北大震災の際の台湾からの多額の寄付金に対する東北の方々からの礼状が、台湾語の訳とともに紹介されていました。
駅前は屋台がたくさん
和平公園を後に、駅周辺まで今度は市街部を通って帰ってきます。木洩れ陽がいい感じです。
駅前の賑わっていた通りは、両サイドにお土産屋さんやカフェ、屋台でいっぱいです。こちらは揚げイカだそうです…… 大胆な料理です。
台湾の夜市では確実に見つける臭豆腐もあります。10メートル手前から存在に気づく程の異臭を放ちます。
まだ食べる勇気がありません……。
駄菓子屋さんは1つ5元(約15円)程で、地元の子供たちがたむろしてました。
時間がゆっくり流れるオススメスポット
3時間程でゆっくりと市内を回ることができました。自転車を借りるとぶらぶらっと一周できるのでオススメです。
今回僕は真っ昼間に回りましたが、15時くらいに観光を始め、夕方に駅付近まで戻ってくると先ほど紹介したオープンテラスなどで夕日がいい具合に見れそうです。
photo by lesily2
「東方のベニス」は一人では感じませんでしたが、いつかまた、今度は二人で戻ってきたいと思います!
文・写真:Shimo
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