海外では、日本人を驚かせる珍地名をしばしば見かけます。スケベニンゲンやエロマンガ島は比較的有名ですが、ここバリ島にもキンタマーニと呼ばれる地名があります。そこにはキンタマーニ温泉もあるというので浸かってきました。
写真提供:ウブドのレンタルハウス RUMAH ANDONG 管理人 バリ島日誌
キンタマーニってどこ?
どうも、旅する理科教師ぞーしきです。中学の時、地図帳を使って「チンボラソ山」や「レマン湖」を探した地理の授業を今でも鮮明に思い出します。そんな先生に僕もなりたい。
キンタマーニとはインドネシア共和国バリ州バンリ県北部にあるキンタマーニ郡をさします。wikipediaによるとこのあたりになるようです。
地図を拡大すると、確かにkintamaniという文字が点在しています。
キンタマーニ郡はバリ島で有名な観光ポイントであるキンタマーニ高原、キンタマーニ湖(バトゥール湖)を有します。このキンタマーニ湖が活火山のカルデラ湖なので、その周辺には温泉が湧いています。一般的にそれをキンタマーニ温泉と呼ぶようです。
朝ご飯は地元のマーケットで
旅するライターの植竹さんの記事、バックパッカーがバリ島を楽しむたった1つの方法の記事の通り、僕も原チャリをレンタルしました。1日約400円でした。
朝7時にウブドの街を出発してキンタマーニ温泉を目指しました。途中で地元の朝市が開いていたので寄ってみました。
色々な食材を混ぜて、石で粉々にする料理だそうです。ご飯とともに頂きました。ピーナッツ風味で美味しかったです。
こちらのソーセージも中に香草が入っていて、なかなかでした。全部で200円かかりませんでした。
キンタマーニ高原へ到着
約3時間かかりました。キンタマーニ高原は、標高約1500mなのでひんやりします。半袖の僕は町に寄って長袖を購入しました。古着を値切って約180円にしましたが、ポケットに約80円入っていました。笑
これがキンタマーニ高原です。わざわざ展望台に行かなくとも近くの駐車場からで十分でしたが、天候に恵まれませんでした。
キンタマーニ温泉で地元の人達と長湯
キンタマーニ温泉はキンタマーニ湖の湖畔にあって、キンタマーニ高原から30分ほどかかります。浴場は湖畔に沿っていくつかあるようです。僕は地元の人に案内してもらってウエルカムドリンクとタオル付の100,000ルピア(約850円)の温泉にしました。もちろん外国人料金です。
これがキンタマーニ温泉です!浴槽が2つあり、左奥にはシャワーを浴びている人が見られます。更衣室とトイレもあります。でも、思ったよりも狭い……。
地元の人で賑わっていますが、場内はとてもきれい。スタッフが逐一落ち葉やごみを拾っていました。
浴槽はこんな感じです。カエルの置物から湯が注がれています。40℃ぐらいで、適温でした。
隣町の学生です。休日を一日ここで過ごすようです。浴室での喫煙は想定外でした。
キンタマーニ温泉へは日本、現地からツアーが申し込めます。バリ島に行かれた際には、ビーチで遊び疲れた体を癒しにキンタマーニ温泉に浸かってみてはいかがでしょうか。海外で温泉に浸かる経験もさることながら「キンタマーニに行った」という経験は生涯のネタになることでしょう。
文・写真:ぞーしき
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