夜になると賑わいを見せるジャカルタの安宿街。ナシゴレン、ミーゴレンなど日本でも人気のインドネシア料理の屋台が並ぶ中、絶品のサテ(串焼き)を見つけました。
インドネシアの夜は屋台で大賑わい
こんにちは!気ままに旅するライター植竹智裕(うえたけともひろ)です。
インドネシアのジャカルタの夜は、道路脇に様々な料理やデザートを提供する屋台が並び、調味料の独特な香りが漂います。
歩道にも椅子とテーブルが並べられ、歩行者は車道を歩かなければならない程の賑わいを見せます。
日本でも人気の焼き飯・ナシ・ゴレン。
こちらも日本でも有名なインドネシア風焼きそば、ミー・ゴレン。
インドネシアの串焼き料理「サテ」
そして同じく屋台料理で多いものがサテと呼ばれるインドネシア風串焼きです。鶏肉を使った最も一般的なサテ・アヤム、牛肉を使ったサテ・サピ、山羊肉を使ったサテ・カンビンなどバリエーションは実に豊か。その場で焼いているため、夜の屋台街では至る所から煙が上がっています。
甘辛いピーナッツソースをつけて白飯と一緒に食べるのが、サテの最もポピュラーな食べ方です。
食欲をそそる絶品サテを発見
夕食時にお腹を空かせて屋台街を歩いていた時、サテ・パダンと書かれた屋台を発見。
言葉がわからない国で、何が出てくるかわくわくしながら屋台に入ってみるのも旅の楽しみです。片言の日本語で話しかけてくる陽気なインドネシア人と会話を楽しみながら待つ事5分……スパイシーな匂いを漂わせながら、サテ・パダンが出てきました!
なんと、カレー!バナナの葉の上に牛肉や牛もつを焼いたサテや、米を蒸したロントンと呼ばれるものが並べられ、その上からカレーソースがかかっています。カレーと牛肉がマッチして味は絶品です!値段も15000ルピア(約140円)前後と旅人にも優しい値段設定。
こちらがロントン。お粥をバナナの葉に巻いて蒸し固めたもの。お餅のようですが、柔らかく不思議な食感です。
調べてみると、看板にあった「パダン」とは、インドネシアのスマトラ島西部にある都市の名前でした。カレーソースで味付けしたパダン料理は、インドネシア中に専門店があるほど人々に人気です。
アジアの夜の屋台には、レストランでは味わえない料理や出会いが待っています。インドネシアを訪れた際は是非、現地の人達に紛れてサテ・パダンを楽しんでみてはいかかでしょうか!
文・写真:植竹智裕
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