「旅するライター」になったけど……「どうやって記事を書けばいいのかわからない」、「もっとたくさんの人に記事を読んでもらいたい」というアナタ!
大丈夫です。本マニュアルを読めば、誰でも「たくさんの人に読まれる記事」が書けるようになります。
デスクです。世界新聞に寄稿する際は必ず、本マニュアルに沿って書いていただければと思います。
尚、本マニュアルは、1万人に読まれる記事を目指して作成しています。
1〜6の手順を踏めば、記事が完成するようになっています。
1 「行かない人」に向けて書く
2 記事にリアリティを ※重要
3 記事で伝える事は1つだけ
4 仮タイトルを決める
5 トップ写真を入れ、前フリを書く
6 写真ありきの構成にする
おさらい
その他重要なこと
記事を書く時のスタンスとして、(その場所に)行かない人に向けて記事を書いてください。その場所に行く人向けの記事(例:パリで訪れたい本場のフレンチ5選)はNGです。
なぜなら、世界新聞は「日本にいながら、海外を旅する気分になる」=「脳内トラベル」を届けるメディアだからです(詳しいコンセプトはこちら)。また、行く人より、行かない人に向けて書いた方が圧倒的に読者ターゲットが広がります。
まず、何について書くのか題材を決めてください。
次に、ここが記事を作る上で最も重要なのですが、「その題材のリアリティとは何だろう?」と考えます。リアリティとは記事と読者(海外に行ったことがない日本人)との接点のことです。ここでいかに記事にリアリティを持たせられるかで、その記事がヒットするかどうかの8割くらいが決まります。
例えば、ある題材に仕事、お金、恋愛というリアリティが含まれているというイメージです。仕事、お金、恋愛というのはたいていの人に共通することですよね?
実例を出しましょう。
こちらの「ルーマニアの陽気なお墓を取り上げた記事」にはどんなリアリティがあるでしょう?まず、「お墓」は万人に関係のあることなので、それだけでリアリティです。もう一歩踏み込んで「お墓がカラフル」というのも「イメージを覆す」という意味でリアリティでしょう。また、「お墓に故人の人生が描かれている」というのも「日本のお墓と違う」という意味でリアリティです。
結局この記事は、「お墓に故人の人生が書かれている」というリアリティを意識して作られました。
記事はこちら
海外の場所・出来事というのは読者にとっては「遠い」「自分とは関係ない」出来事だということを頭の片隅に置いておいてください。
この項目はちょっと難しいと思うので、よくわからない人は「この題材はどこを強調して書いたらみんな興味を持ってくれるかなぁ?」と考えてみてください。
前項でひねり出したリアリティ=記事のテーマと考えてください。この時、あれもこれもといくつかのテーマを同列で取り上げるのは避けましょう。記事のテーマ(伝えること)はひとつにしてください。自分に(その記事で)何を一番伝えたいのか?と質問してみると、おのずとテーマが決まります。
テーマが決まったら、記事のタイトルを考えます。その際、なるべくテーマに沿ったタイトルにしてください。この時点でタイトルを確定させる必要はありませんが、だいたい「こんな感じで行こう」というレベルのモノを考えます。そして、その仮タイトルに沿って記事を作成していきます。
ここからは記事本文の作成に入ります。
まず、トップ写真を記事の一番上に入れます。トップ写真はインパクト重視で選んでください。「ストーリー」カテゴリーの記事や連載などはなるべく自分が映った写真がベターです。記事に使う写真の中からトップ写真を選んでもOKです。
そして、前フリ(記事の導入)を書きます。前フリとは要は、「企画説明」です。「何故今からこの記事を書こうと思うのか」「記事を書くに至った経緯」などをちょっとテンション高めで書きます。
ちなみに記事は、「ですます調」で書いてください。
記事は写真ありきの構成にしてください。そして、下のように、写真にキャプション(写真の説明文)をつける形で記事を展開していってください。※もちろん文章だけの段落があってもOKです
・小見出しを入れる
上記画像のように、こまめに小見出しを入れましょう。小見出しとはその段落に何が書かれているのかを示した目印みたいなものです。小見出しを入れれば、(自分の中で)記事の内容を整理できるという効果もあります。
・写真に説明文(キャプション)を入れる
写真を何の説明文もつけずに載せるのは勿体ないです。どこで、何の写真なのかを説明してあげると、写真の情報としての価値がぐっと高まります。
・リンクを貼る
自分が知っている単語を当たり前と思わずお節介にリンクを貼ってあげましょう。リンク先はwikipediaを推奨します。
×チェンマイ ◯チェンマイ
・自撮りする
読者に自分の経験を伝えるためには、自分が見た風景ではなく、自分が映っている写真を載せるのが手っ取り早いです。あなたの姿に読者は自分を重ねるのです。
デスクがインドで入院した時の写真。お見舞いにきた旅人に撮ってもらいました。
以上、記事に関して分からないことがあれば何でも、旅するライターFBグループに投稿してください!デスクが必ず回答させていただきます。
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING