青の洞窟といえばイタリアのカプリ島が有名ですが、クロアチアに「もうひとつの青の洞窟」があります。その光景はあまりに神秘的で、時間が止まっているかのような錯覚に陥りました。
こんにちは！だいぶ気温が低くなったとはいえ、まだまだ海に入れる南仏からHarumakiです。
イタリアのカプリ島の他に、クロアチアにも青の洞窟があるのをご存知でしょうか。写真は「アドリア海の真珠」と呼ばれるドゥブロヴニク
クロアチアの中程に位置するスプリット（ピンク）から、青の洞窟があるビセヴォ島（緑）を目指す2泊3日の旅です。
まずはスピリットの港からフェリーでヴィス島（上地図黄色）へ。9時半、予定通りに出航です。
アドリア海に浮かぶ島々の間を抜けて行きます。
今日の宿はヴィス島の港の近くのアパート。大家のお婆さんは英語が話せないので、身振り手振りでコミュニケーションをとります。
宿のテラスからの眺め。ヴィス島の港が一望できました。
青の洞窟が美しい時間帯は午前10時から正午とのこと。翌朝、スクーターをレンタルし、宿のあるヴィス村から島の反対側にあるコミザ村まで向かいます。島にはブドウ畑や果樹園が広がっています。
オリーブ畑も。
海沿いを走っていると、数か月前にあったという山火事の跡が。
30キロほど走るとコミザ村が見えてきました。
編集長おすすめ予約サイト
コミザ村は小さな漁村です。
そしていよいよ、港からスピードボートで青の洞窟があるビセヴォ島へ。
走ること10分、ビセヴォ島が見えてきました。
島を取り囲む断崖絶壁にある海食洞のひとつが青の洞窟です。入り口は半分海に埋もれています。
小舟に乗り換え中へ。
内側に入ると、外からは想像もできない巨大な空間が……。海面がゆらゆら青く光っています。神秘的な雰囲気に息を呑みます。
photo by Fiona Black & Dale Winfield
船頭さんによると、洞窟の先が外と繋がっていて、そこで差し込んだ光が海底に反射して、海中を通して届くため、このように青く輝くそうです。
水中も青
photo by Dinko Srkoc
動画はこちら
短い時間でしたが、あまりの神秘的な美しさに時間が止まっているかのようでした。
ちなみに、青の洞窟と言われる場所は世界にいくつか存在していて、日本の沖縄の恩納村にもあるようです。
文・写真：Harumaki
編集長おすすめ予約サイト
Harumaki
最新記事 by Harumaki (全て見る)
- -プリトヴィツェ湖群国立公園-16の湖が織りなすエメラルドグリーンの楽園 - 2013/12/07
- -ビシェヴォ島- クロアチアの「もうひとつの青の洞窟」 - 2013/09/19
- 美ら島・コルシカ島でキャニオニングをやってみた。 - 2013/09/04
- 街ぐるみで中世にタイムスリップする謎のコスプレ祭り - 2013/08/11
- フランスのカウボーイ祭り「Abrivado」に行ってみた - 2013/07/30
