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北朝鮮旅行をオススメしないたった1つの理由

2024 10/16
アジア 北朝鮮 スポット アングラスポット
2014/06/052024/10/16
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 DSC_7524

3泊4日北朝鮮旅行レポートの第6回(最終回)は「出国編」です。4日間を振り返ってみて、北朝鮮に旅行してよかったと思います。でも、決してオススメはしません。

 

目次

北朝鮮旅行レポート最終回

旅するライター三矢です。全6回の長きに渡ったシリーズも今回で最終回です。ツアー最終日、平壌を出発し丹東(中国)に戻ります。果たして今回の北朝鮮旅行を経て何を感じたのか。

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シリーズ第1回「入国編」、2回「ホテル編」、3回「平壌市内観光編」、4回「料理編」、5回「板門店・開城観光編​」は下記から。



1 北朝鮮に列車で入国してみたら期待を裏切らない風景が待っていた

2 北朝鮮の超高級ホテルに泊まったら、日本円が使えた

3 北朝鮮ツアーで強制的に連れて行かれるピョンヤンの観光名所10

4 韓国料理と違う!北朝鮮で食べておいしかった料理8つ
5 北朝鮮側から板門店・開城に行ってきた

 

北朝鮮旅行のラスト。平壌駅へ

これが4日間お世話になった北朝鮮製の車です。ホテルから駅への送迎でこの車に乗るのもお終いです。
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北朝鮮の自動車メーカーが製造しています。
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再び平壌駅です。
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到着した時と何も変わらない、平和そのものの平壌駅ホーム。
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帰りの電車は二等寝台、中国でいうところの硬臥車両です。
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こちらが座席。このコンパートメントを6人の乗客と共有します。
DSC_8496

 

ガイドに返却してもらったビザ。ツアー中はパスポート・ビザはガイドが管理します。入国以外の多数のスタンプが押されていました。
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いよいよ出発です。
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行きと変わらない田園地帯を抜けて、電車は丹東(中国側の国境の街)を目指します。
DSC_8521

 

没個性的な住居も、
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牛が生活に溶け込んだ郊外も、
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畑に張った氷で遊ぶ子供たちも、
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何もかもが行きと変わらない、何もないが、平和な日常。
​DSC_8540​

 

行きと同様に、新義州(北朝鮮側の国境の街)でパスポートコントロールおよび荷物検査を受けます。意外だったのが、入国時1枚1枚チェックされた写真のチェックを出国時は全くされなかったこと。全体的に入国時より簡単な検査でした。
DSC_8552

 

パスポートコントロール、荷物検査を終えると電車は鴨緑江橋を渡り中国に入っていきます。
DSC_8559


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中国へ帰還

丹東に到着すると、パスポートが回収され、中国の入国審査に移ります。入国審査が終わるまでは電車内で待機します。

ホームに降り立った時にはもう、日がとっぷりと暮れていました。99.9%問題ないと分かっていても、無事北朝鮮から出国し中国に戻ってこれたことにホッと胸をなでおろしました。
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次に乗る電車の出発時間までに、鴨緑江橋まで行ってみました。
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川の向こうは北朝鮮。
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灯りがほとんど見えず、川ひとつ隔てただけでこんなにも世界が変わってしまう。国境とは何なのかということについて考えずにはいられません。
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中国側はこんなに栄えているのに……。川の向こうに住んでいるはずの北朝鮮の国民は中国を見て何を思うのでしょうか。考えても、考えても答えは出ませんでした。
DSC_8591

 

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北朝鮮旅行をオススメしない理由

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最後に、北朝鮮を旅行することについての個人的な考えを綴っていきたいと思います。これは賛否が分かれるどころか、否定的な意見の方が圧倒的に多いでしょう。

2014年6月4日現在、外務省海外安全ホームページでは「渡航を自粛してください」となっています。外務省はその理由として、北朝鮮の核開発、ミサイル開発が日本の安全保障を脅かし、また拉致問題に対しても誠意ある対応を見せていないことなどを挙げています。

北朝鮮を旅行しそこで落としたお金が、北朝鮮の核開発やミサイル開発などに使われる可能性がないとは言えません。いや、むしろその可能性は非常に高いように感じます。倫理的に考えれば、日本国民として旅行すべきではないことは明らかです。

 

DSC_7905

 

それでも私は今の北朝鮮を訪問してみたかった。それはなぜか?それは北朝鮮が遠からぬ未来、決して旅行することのできない都市になるのではないかと感じているからです。

もちろん、自身に身の危険が及ぶ可能性を考えないではありませんでした。しかし、北朝鮮に旅行したことのある知人の話を総合すると、よほどのことがない限り問題ないであろう、という結論に至ったため今回の旅行に至りました。



とはいえ、北朝鮮の領土内にいるうちは、拉致されるのではないか?この車はまっすぐホテルに向かってくれないのではないか?出国の手続きでいちゃもんをつけられ、拘束されるのではないか?などいろいろな考えが常に頭の片隅にありつづけたこともまた事実です。

 

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北朝鮮旅行は、表面上は非常に快適です。ホテルは特級、食事は全食インクルードされており、お酒も頼めば飲み放題、ガイド二人に専属ドライバーまでつく。字面だけ見たら、これ以上望むべくもありません。

それでも、その快適さの裏に得体の知れない何かを感じざるを得ないのです。もちろん、「何か」なんて存在しないのかもしれません。あの国はお金を払ってくれる「顧客」に対しては、非常に誠実なのかもしれません。

でも、そんなことはわかりません。わからないからこそ勘ぐる。だからキツい。

ガイドに日がな反日的な言葉を浴びせかけられ、時には侮蔑の表情を向けられ、悔しくて、いっそ殴ってやろうかと思う気持ちを抑えつけ、耐えに耐えた4日間。何が楽しかったのかと言われると、楽しかった記憶はあまりない4日間。

でも、今この時期の北朝鮮を見れたことは、非常に貴重なことだと思います。

 

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ただし、私は北朝鮮旅行をオススメしません。同じお金を払うのであれば、もっと楽しく、もっと有意義に、もっと快適な旅行ができるし、世界にはもっと訪れるべき場所があると思うからです。

 

追記:それでも行ってみたい方へ

中国の丹東から北朝鮮ツアーに参加する方法はこちらの記事で詳しく書いています。

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三矢英人

1986年神奈川県生まれ。住所不定無職。日本地ビール協会認定ビアテイスター、米国公認会計士(Inactive)。行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む、がモットー。三度の飯より酒が好き。 HP: my pace, my life Twitter: hideto328
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1986年神奈川県生まれ。住所不定無職。日本地ビール協会認定ビアテイスター、米国公認会計士(Inactive)。行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む、がモットー。三度の飯より酒が好き。
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