キューバの生ビールは安い上に、量り売りしてくれるのです!なんとも嬉しいサービスの様子を、キューバ各地より紹介します。
お酒と音楽とおねーさん、何よりビールが大好きなナシオです。
今回はキューバ各地で見かけた激安生ビールを紹介したいと思います。
以前紹介したキューバの立ち食いパスタのように、キューバではキューバの現地通貨「CUP(キューバンペソ)」を使うと比較的安価に飲食が出来ます。
例えばこのキューバの缶ビール「MAYABE」は18ペソ(およそ80円)で飲めます。
日本のビール価格と比較するとすでに十分安く感じるのですが、キューバではもっと安くビールを飲めるのです!
キューバのビールがどれだけ安いかと言うと…
このビールは「Cerveza Dispensada(セルベサ・ディスペンサーダ)」と呼ばれる生ビールです。
「Cerveza Dispensada(セルベサ・ディスペンサーダ)」の看板はキューバ各都市で見かけました。
どのお店も1杯5~6ペソで飲める事から、安くビールを飲める場所としてかなり重宝しました。
キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの霊廟がある事で有名なサンタ・クララの街にて、「Cerveza Dispensada」を置く酒場に入ってみました。
昼間っから地元民が一杯やってます。
キューバらしく陽気な店員さんがビールを注いでくれました。
この生ビール、暑いキューバにはぴったりと合う、軽めでゴクゴク飲めちゃう感じのビールでした。
散歩の途中にのどの渇きを潤すためにちょいと1杯のつもりで飲んだのですが、値段の安さからつい杯を重ねてしまいました…。
「分かっちゃいるけどやめられねぇ~♪」とスーダラ節が頭によぎった瞬間でした(笑)
同じくサンタ・クララの街で入った別のお店で面白い光景に出来わしました。
なかなか前の人の注文が完了しないなぁ、と思っていると…
ビールを大きなペットボトルに注いでいるではありませんか! ビールの量り売り!(笑)
そしてこちらはキューバ東部バラコアの街のカーニバルの様子です。
日本のお祭りのように沢山の屋台が出ています。
ここでも「Cerveza Dispensada」を発見!
お店とは違ってガスを添加せず、巨大なタンクからそのまま注がれているようでした。
量り売りシステムを知っていたので持参していた空のペットボトルに入れてもらいました!
さらにビール屋さんの前には…
量り売りのビールやジュースを入れるためのコップを売るキューバ人の姿がありました。
商魂たくましいと言うか、痒い所に手が届くというか(笑)
安く飲める「Cerveza Dispensada(セルベサ・ディスペンサーダ)」ですが、キューバ庶民に人気があるせいか、都市部の店舗などでは夕方の早い時間に終わってしまう事もあるようでした。
ビールの量り売りを知った後、コーヒー屋やラム酒屋などで量り売りをしてくれるか試した所、可能なことがわかりました。
(コップやペットボトルを持っていくと、その分の値段で売ってくれました)
キューバでお祭りなどに行くときは、タンブラーや空のペットボトルを持って行くと良いかもしれません。
店舗によって味が違うようですが、ビール好きの方は「Cerveza Dispensada」の看板を見かけたら1杯やってみてはいかがでしょうか?
以上、ビールをこよなく愛するナシオがお伝えしました!
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