多分誰もやったことない。旧ソ連・グルジアで植物園ボランティアするとこんな感じ

2017.02.11 07:00 
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旧ソ連・グルジアで最大級の植物園で、2週間ボランティアしてきました。(ボランティア登録方法も紹介)

 

そもそもグルジアって?

こんにちは!自称マジシャンせがわーるどです。大学で勉強しているロシア語を使い旧ソ連諸国を周っていました。

(旧ソ連だけ旅する連載のバックナンバーはこちら

 

グルジア(現在正式名称はジョージア)はコーカサス地方に位置する国でワインとチーズの名産地です。
ジョージアの位置
By Chipmunkdavis – Georgia_(orthographic_projection).svg Europe_Location_Georgia_uncontrolled_highlighted.svg, CC 表示-継承 3.0, Link

 

中世のヨーロッパの街並みをそのまま残しているきれいな街です。
guru

 

余談ですが、チーズをふんだんに使ったグルジア料理は旧ソ連の中でも上位にランクインして、旅人の中でも人気を博しつつあります。

(参考:はまる日本人急増中…!ジョージア(グルジア)の絶品料理5選

 

ボランティア申し込み方法

今回のボランティアは、NGO NICEという団体を仲介して申し込みました。

NGO NICEは約100か国でボランティアを提供している団体で、興味ある分野、国、期間を選び、自分に合ったボランティアに巡り合えます。

僕は何回かNICEを通じてボランティアをしたことがありいつも子ども関連を選んでいたのですが、少し変わったボランティアをしてみたくて見つけたのがこの植物園でのボランティアでした。

NGO NICEでボランティアを見つけたら、参加希望動機(日本語と英語)などの必要事項を埋めて送信。あとは受け入れ許可が出るのを待つだけです。

 

料金は期間などにもよよりますが、今回のグルジアで2週間の場合はNICEに払う39000円と現地に払う100ユーロ(12200円)。住居費も込みで今回はこちらのマンションの一室を用意してもらえました。
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毎日ホステルでいろんな人としゃべっていたため、このマンションに一人で暮らすのは解放感があると同時にさみしかったです(笑)

 

植物園というよりは森!

僕が働いていた植物園は首都トビリシの中心地にありました。トビリシ植物園!グルジアで最も大きな植物園でシーズンになるとグルジア全人口よりも来場者が多くなるそうです。

 

植物園というか、もはや森でした(笑)
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川もあれば、
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竹林もあり、
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野生の猫もそこらじゅうにいました。
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花が咲き乱れているイメージの植物園というよりは、森林公園という表現の方が近いのかも知れません。

それでも緑豊かな大自然に囲まれて仕事ができると思っていたのですが……僕が訪れたのは2月、グルジアは冬。

草木も枯れており、緑というよりは灰色でほとんど色がありませんでした。

 

仕事内容

そんな中、オフシーズンである植物園で僕は何をしていたかというと、主に外観を意識して不要な木を切って集めるというすごく単純な作業をしていました。

 

ある日は土を混ぜたり。
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植物の成長を7段階に分けて観察したりと、冬は夏場に向けていろいろ細かい作業が多かったです。

 

単一作業でつまらなさそうに見えますが、実は毎日いろんなことを学ぶ機会が多く、植物について初めて真剣に考える機会でもありました。こちらは種(しゅ)の保存をしている場面です。

 

学生を卒業して以来、こうして再び顕微鏡を使う時が来るなんて思ってもみませんでした(きっとこれが人生最後だと思います)。
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シリカゲル(乾燥材)の中へ種を入れて湿気をなくす作業中。シリカゲルなんて単語をグルジアで聞くなんて……こんなにも理系チックなことをしている自分が面白くなってしまいました。
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これで、種の湿気具合を測ります。湿度20.2%なり。
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-20℃で永久保存。
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こんな体験おそらくグルジアだからこそできたのだと思います。

種の保存なんてテレビや本で聞くレベルで僕には無縁と思っていたのですが、こういった形で目の前で見ることができて大変感動しました。

ただ単に植物を育てるだけではなく未来に向けて種を保存する、この植物園のやっていることは、本当に素晴らしくかつ働いている職員みんな植物を愛していました。

 

こうして普段できない体験をたくさんすることができました。
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緑があまりないとは言えど、やはり自然の中で作業している分リラックスしている自分がいました。

本当に空気がきれいでボランティアというよりは、学びの多い森林浴ツアーをしているという感じでした。

皆さんにもここでのボランティア体験をおすすめしたいのですが、普通に夏場に観光客として来てくださるだけでも本当に楽しめます!

 

職員の方々にずっと写真で「夏に来たらこんなのがみれるんだぜ!」と、色彩豊かな花園に飛び交う蝶、さらには日本では見たこともないような花や木を見せられ、写真からでもそのその美しさが伝わってきました。

 

 

 

こちらの植物園のボランティアもおすすめですが、ボランティアではなくても夏の植物園には是非訪れて頂きたいです。 僕が見られなかった夏の活気あふれるトビリシ植物園を是非ご堪能ください。

(旧ソ連だけ旅する連載のバックナンバーはこちら

 

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せがわーるど
1994年生まれA型。 路上でマジックをしながらの日本一周ヒッチハイクを経験し、旅の良さを知る。2016年現在、専攻であるロシア語を駆使しながら旧ソ連に限定し世界を周っています。 ロシア語話者の観点から旧ソ連の国々を紹介していきます。(写真のモアイ像は、宮崎県にあります。) ブログ:せがわーるどのブログ

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