湖と空が溶け合う絶景の中、浮遊感すら感じるガリシカ国立公園でトレッキング

2016.10.11 07:00 
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ヨーロッパ最古の湖「オフリド湖」が一望できる、マケドニアのガリシカ国立公園トレッキング。ボリビアのウユニ塩湖ばりに湖と空が溶け合う絶景の中、空の中を歩くような体験をしてきました。

 

ヨーロッパ最古の湖を一望できる、マケドニアのガリシカ国立公園

こんにちは。首締め強盗にあっても、けな気に旅を続けているたくろうです!

今回はマケドニア南部にある、ガリシカ国立公園の紹介をさせていただきたいと思います。このガリシカ国立公園、ヨーロッパ最古の湖と言われるオフリド湖を一望することができるのですが、湖に反射する空を見ながら歩く筆舌しがたい浮遊感は必見です。

 

ガリシカ国立公園とは

ガリシカ国立公園は、世界にもうわずか15しか残っていない国境隣接区域生物圏保護区のうちのひとつ、プレスパ・オフリド国境隣接区域生物圏保護区の一部。他に類を見ないガリシカ国立公園はまた、あたり一帯に広がるユネスコ世界遺産の一部でもある。ガリシカ地区では、5330種以上の様々な動植物の存在が確認されている。そのうち114種はガリシカ地区に固有の種であり、この地区以外には世界のどこにも存在しない。(Global Voicesより)

 

ガリシカ国立公園

 

アクセス:オフリドよりバスで30分ほど、National Park Galicicaで下車。そこからトレッキングコースのあるBabaまでは14km上り坂なので、ヒッチハイクがオススメです。

 

ガリシカ国立公園に向かったきっかけ

宿でボケーっとしていた僕と友達。宿のスタッフがガリシカ国立公園を勧めてくれたことが全ての始まりでした。

ガリシカ国立公園からは、左手にオフリド湖、右手にプレスパ湖を一度に見ることができ、トレッキング開始から3〜4時間ほどで帰ってくることが出来るお手軽なものとのこと。

また、入り口の「Baba」までヒッチハイクする必要があるとのことですが、簡単に捕まるとのこと。

…これは行くしかない!と、僕らはたまたま同じバスだった同じ宿のゲスト6人で向かったのでした。

 

止まらない車、いやそもそも車が通らない。

言われた通り下車した僕らはヒッチハイクを試みます…が、ヒッチハイクしようにも車は10分に一度くらいしか通りません。くわえてこちらは6人。無理ゲーでした。軽く絶望した後に、2人組ごとに分かれ別々の場所で行うことにしました。

 

下車してすぐのところでヒッチハイクすることになった僕と友達はその後30分ほど絶望。xxx1

 

しかし、その後運良く乗せてもらえることが出来、親指を上げて頑張っている残りのメンバーを尻目に、車の中から笑顔で手を振り別れを告げます…と思ったら、目的地のBabaのはるか手前で降ろされてしまいました。

再度絶望する僕ら。

とぼとぼ歩いていると、しばらくすると残りの2組が車の中から笑顔で手を振り、別れを告げます。

 

ヒッチハイク開始より約90分、ようやく僕らはスタート地点のBabaに到着します。スタート地点でこの景色。否応にも期待が高まります。
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絶景に次ぐ絶景

トレッキングスタートからは、ただただ登り続けます。危ない道は無いですが単調で結構しんどいです。道に沿って歩き続けます。途中で道らしい道は無くなりますがピークを目指します…

 

ふと、歩いているとなんだか不思議な浮遊感を感じます。自分が空の上を歩いているような浮遊感。その理由は左手に見え続ける湖のせいです。
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海とは違って波立たない湖が、空の青を湖面にペタリと綺麗に貼り付けます。くわえて、その広さゆえ空と湖の境界は曖昧になり、本来天上のみに映るはずの空が視界の下にまで広がり、まるで自分が空の上を歩いているように感じます。

この景色を横目に歩く事1〜2時間ほどで、ピークに辿り着きます。

 

左手にはオフリド湖、右手にはプレスパ湖。現実感のない景色に、浮遊感に加え高揚感もピークに。
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まだまだ歩きます
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しかし左右の非現実な景色ばかりではなく、正面に見える現実も大事です。山頂だと思っていたのは、数ある山頂の一つだと初めて気づきます。どこまで行かなければいけないのか、見当もつきません。現実は美しくも時に非情です。
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既に目に見える道はなく、Google Mapですらも道は途切れています。遮蔽物のないピークでは風が遺憾なく吹き荒れます。遠くでは、太鼓のような雷の音も聞こえます。

僕らに出来ることは一つ。

そう、このピークに別れを告げ、次なる高みを目指すのみ。

 

消えていく絶景

絶景に次ぐ絶景。既に約束の3時間を超え、幾つのピークを過ぎたか分からなくなった頃、石に描かれた赤と白のサインを見つけます。
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サインを追えばどこかの街に戻れるはずです。そう、この写真の左に申し訳程度に写っている遥か遠くの街へ。
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サインを追い、サインを見失っては戻ることを繰り返す。遂には僕らに絶景を見せ続けてくれた湖も、最後に胸がいっぱいになるその姿を映し今日の役目を終了します。
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遭難したかと思った

もはやサインは見えませんが、ようやく小道を見つけた僕らは歩きます。
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ようやく遠く下の方に教会の明かりを見つけた僕らは、それこそ神に感謝する思い。
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こうして、どうにかどこかの町に辿り着いた僕らは、バスジャックもといバスをヒッチハイクし、オフリドを出発してから約9時間、無事宿に戻ってくることが出来ました。

 

マケドニアでは、是非ガリシカ国立公園へ

空と湖の絶景に囲まれたガリシカ国立公園のトレッキングは3〜4時間で済むほどお気軽ではなかったですが、マケドニアを訪れる際は一見の価値ありです!

 

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たくろう

たくろう

1983年生まれ。2015年末にIBMを退職し2016年より海外ぶらぶらしてくる、現実を見れないピーターパン。人生しっかり楽しみます。大人になんてなりたくない。大人になんてなりたくない。大人になんてなりたくない。。はっ、おっさんや!ブログFacebookTwitter

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