映画『プール』の舞台にもなった、タイ・チェンマイのゲストハウス「ほしはな・ビレッジ」にて、ちびっこバックパッカーズ初となる、ちょっとリッチな海外旅行をしてきました。
こんにちは、めとめです!「ちびっこバックパッカーズが行く!」連載第5回目(バックナンバーはこちら)は、子供たちとチェンマイのゲストハウス「ほしはな・ビレッジ(hoshihana village)」に宿泊したときの話です。
子連れ旅行になってからは、さすがにドミトリーには泊まらなくなったものの、いつも安宿に宿泊している我が家。
映画『プール』の舞台にもなった、ちょっとリッチなゲストハウス「ほしはな・ビレッジ」のホームページを見てみると「あぁ、素敵!」…私の中に僅かに残っていた乙女心がくすぐられ、予算に見合ってないなーと思いつつ、夫に相談もせず勢いで予約ボタンをポチっとしたのでした…。
「ほしはな・ビレッジ」で撮影された映画『プール』
アクセス:チェンマイ市内からタクシーで約30分。
…自然いっぱいの場所にあります。日本人の方がオーナーをされていて、日本語もオッケーです。
1万㎡ほどの敷地の中に6つのコテージが点在している「ほしはな・ビレッジ」。それぞれのコテージにはテーマがあり、全部泊まってみたかったほど…我が家は2泊の旅でしたが、どうしても別の部屋に泊まりたくて、「すいかハウス」(1泊3200バーツ/9600円)と「土の家」(1泊2000バーツ/6000円)にそれぞれ1泊ずつしました。(詳細はほしはな・ビレッジ HPへ)
ゲート付きの各コテージはそれぞれちょっと離れていて、別荘にいるような気分になりました…
汚いバックパック持って宿泊していいのか!?と若干不安になりました笑。
すいかハウスのリビング・ダイニングがこちら。広くて涼しくて何とも開放的。窓からは…
こんな感じでたくさんの草花が見えます。風を感じながら最高に心地よい時間を過ごせました。
バスタブ付ツインベッドルーム。最大の魅力は、オープンスペースのリビング&ダイニング。見上げるような高い天井と広々としたスペースはゆったり寛ぐのに最適なうえ、お料理やお食事をするのが楽しくなる空間です。なお、リビングとダイニングはすいかハウス2棟の共有スペースとなっております。ほしはな・ビレッジ HPより。
…とは言っても子連れの場合、常にハチャメチャでゆっくりするのは無理ですが笑。心だけはゆっくりできました。
子供たちが絵を描いたり、虫を探したりして遊んでいる傍ら、母は備え付けのキッチンでせっせと晩御飯の用意!どこに行ってもご飯の用意からは逃げられません…!でも、この外とつながる開放的なキッチンで料理をしてると、いつもの母仕事もとっても楽しく感じました。
昼間より随分涼しくなって、空は満天の星。外から聞こえるのは虫の声だけ。こんなに静かなところ泊まったことがなくてちょっとそわそわしながら、大人はビール、子供たちはスイカに舌鼓をうっていると…
どうやらここで飼われている(?)猫のようで、非常に懐っこく、スリスリしてきます。子供たちはメロメロ。猫が去っていくまで、ずっと一緒に遊んでいました。
「ほしはな・ビレッジ」周辺には夜出かけられるような場所はなく、Wi-Fiもかなりスローなのですが、そういういつもと違った状況さえも、いいなーと思えてしまいました。
タイヤイ料理(ミャンマー・シャン族の料理)だそうで、フルーツの並べ方までいちいちオシャレ…
「旅行でこんな美味しい朝食初めて食べたかも…」と子供たちとがっついていると…
昨晩の猫がまたどこからともなく登場!夫の膝の上でくるりんと丸くなり寝始めました。
「土の家」の外観はこんな感じ!中へ入ってみると…
ボランティアスタッフが1年がかりで造った家をアレンジし、ツインベッドルーム、シャワー、簡易流し設備を付けました。 テーブルもソファーも土という独創的なデザインで、土の優しいぬくもりに包まれたい人にオススメです。ほしはな・ビレッジ HPより。
こんな造りになっています。か、かわいい…女子の心をくすぐってきます。さらには…
土のテーブルも!というかこの「土の家」、本当に全部土でできてました。すいかハウスとはまた違う素敵な部屋です。
そしていよいよ…
ついに映画『プール』で見たプールを発見!
子供たちも「プールだ!」と見つけた瞬間、走り出してました。母も走り出しそうでした。
…ほしはな・ビレッジのプール…子供達によると「めっちゃ最高!」だったそうです笑
ほしはな・ビレッジにあるのが「プール号」というソンテウ(タイの乗り合いタクシー)
映画「プール」で使用された車が、撮影終了後に寄付されたそうです。
このソンテウが、ほしはな・ビレッジとハンドン市場を1日1往復しています。約10分程で…
(要予約、1人往復80バーツ/240円)
乙女心をくすぐられたハンドン市場でタイ観光した後は…
1時間後に迎えに来てくれているプール号に乗ってまた宿に帰ることができます。
子供たちは日本での生活とちょっと違った2日間を満喫したようでした。「やることが特に無い」という状況の中で自分たちで楽しみを見つけていたのが嬉しかったです。
ほしはな・ビレッジの宿泊費は、Ban Rom Sai(バーンロムサイ)という孤児施設の維持費として使われているそうです。子供たちにはまだちょっと理解できない話ですが、高級ホテルにお金を使うのはちょっと…なんて思ってしまう私も、これなら悪くないなと思いました。夫もまた同じ意見でした。
ちょっとリッチなほしはな・ビレッジ。チェンマイに行かれる際は、こんなゲストハウスも候補に入れてみるのもいいかもしれません。
予約はほしはな・ビレッジHPから
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