未知の国バングラデシュでクリケットの試合に遭遇!ルールとか知らないですけど、大丈夫なんですかね…?
みなさんはじめましてー!新米ライターのGOTAです!長期休みにバックパッカーをしつつ、普段は大学で街や建築について勉強しています!
そんな僕の第一回目となるこの記事では、今年の夏に旅したバングラデシュで、なぜか路上クリケットに参加してしまった時の様子を紹介します!
"Master Blaster at work" by Vikas – The Legend. Licensed under CC 表示 2.0 via ウィキメディア・コモンズ.
日本ではとってもマイナーですが、世界的には旧イギリス植民地を中心にとってもポピュラー!特にインド、バングラデシュといった南アジアでは、ダントツで人気NO.1スポーツなんです。
ルールとしては、野球で言うピッチャー(ボウラー)が投げたボールをバッター(バッツマン)がバットで打ち返して……という、まさに野球に似たスポーツです(詳しいルールはこちら)。
そんなわけで、バングラデシュへ行くまではクリケットのルールすら知らず、まさか自分がプレーヤーになるとは思ってもいませんでした。彼らに出会うまでは。
彼らと出会ったのは首都ダッカでした。なにやら道路で楽しそうに遊んでいる人たちが…。
恐る恐る話しかけると、みんな超フレンドリー!彼らはすぐ近くの銀行で働く人たちと、そこの警備員さんたちで、「今日は休日だからみんなでクリケットトーナメントをしているんだ」と言っていました。
ちなみにこの試合、選手だけでなくスコアラーもいて、なかなか本格的。(でも読み方が分からない)
すっかり仲良くなった後は、選手一人一人と握手会状態になるわ、観客席に連れて行ってくれるわ、はたまた朝ごはんまでごちそうになってしまいました。近くの露店でいただいたチャイとパンがとっても美味しかった!!
ダッカはまだまだ外国人が珍しい街らしく、みんな僕のことを見ると「ハロー、マイフレンド!」と声をかけてきます。初対面なのにフレンドというのもなんだかおかしな話ですが、そこは人と人の距離が近いバングラデシュ。ちょっと打ち解ければ、すぐに本当の「フレンド」になってしまうのです。
なんと実際にクリケットをやらせてくれることに!
せっかくなのでバングラデシュの伝統衣装「ルンギー」を履いて参戦(白いTシャツにルンギーを履いているのが僕)です。
ちなみにこのルンギーとは、腰に布を巻いただけのような簡単なズボン(というよりスカート?)のことで、バングラデシュでは多くの男性が着用しています。でもやっぱり動きまわるクリケットにルンギーは向かないようで、その場にいたみんなに爆笑されました(外国人が履いてるのも奇妙でおかしかったらしい)。
こうしてクリケットをきっかけにダッカの人々と仲良くなれたのはまさに、スポーツが持つ力のおかげだったのかなと感じました。観光客の少ないバングラデシュではありますが、現地の人とふれあうには最高の国だと思います。
機会があればぜひ彼らと再びクリケットをしたいなと思います。今度はちゃんとルールを覚えて、ね。
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