フィリピンで知らない人に手紙を届けるとこうなる【手紙トラベラー】

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手紙トラベラーが宛先の学校で知ったまさかの事実…。手紙は無事配達できたのか！？

 

みなさん、こんにちは！
２０１５年１０月から手紙を配達しながら世界一周をするというテーマで旅をしている手紙トラベラーです。

詳しくは、前回記事をご覧下さい。
グリーンランドからNZまで…。手紙を配りながら世界一周します

 

今回は1ヶ国目目のフィリピンの中部に位置するセブ島で１通目の手紙を配達し終えたので、その模様をお伝えしたいと思います。

 

依頼内容

ご依頼主：ほなみちゃん（写真右）

お届け先：フィリピンのセブ島のTina（ティナ）先生

ふたりの関係：英語留学でお世話になった英語の先生

 

初対面だったほなみちゃんからFacebookでメッセージをもらい、出発前にお手紙をお預かりしました。

 

ジープニーがぜんぜん違う方向に…

手紙の宛先は学校の住所。これなら学校が潰れたりしてない限りは、大丈夫でしょう！

 

目的地の学校は自分が泊まっている宿から直線方向にあるため、ジプニー（乗り合いタクシー）でも行けるでしょうと乗ったら…

 

全然違う方向に行っちゃいました…。

 

気を取り直してバイクタクシーを使い、なんとか無事に学校に到着。バイクタクシーは目的地さえちゃんと告げれば、快適かつ確実、料金は交渉で50ペソ(約130円)

 

まさかの展開が…

しかし…ガードの人にティナ先生に会いたいと告げると……

ガード「もうその先生は辞めちゃってるよ」

なっ、何だとーーー！！！

でも、ここまで来て配達出来ませんでした〜！ってあっさり帰るわけにはいきません。

 

ティナ先生はこの近所に住んでいるらしいのですが、平日の昼間に家にいるとは限りません…。

その場で聞き込みをしていると、ティナ先生のことを知っているという男性に出会いました。

 

学校の前でまさかの展開に戸惑う手紙トラベラー

 

救世主現れる！

彼の名はネイルさん。ティナ先生と知り合いで、昔、近所に住んでいたらしい。

しかし！ティナ先生は今は別の場所に住んでいるとのこと…。

それでも、ネイルさんは色々な人に聞いて回ってくれて、ついにティナ先生の今のご自宅を突き止めてくれました。

 

ネイルさんとティナ先生の自宅へ。あたりはもう真っ暗

 

ティナ先生との出会い

しかし、やっとの思いでたどり着いたご自宅にティナ先生は不在…お母さんが連絡をしてくれました。

お母さん「連絡がついたわ〜！もうすぐ帰って来ると思うわよ！」

 

ついに、ティナ先生に会える！

待たせて頂くこと２時間……。

 

ついに、ティナ先生が帰って来ました！

現在病院でナースをしているそうですが、お仕事の合間をぬって帰って来てくれたようです。

 

配達完了！

その場にいた近所の子供たちやネイルさんも一緒に記念撮影

 

ティナ先生はお手紙をとても嬉しそうな表情を浮かべながら読まれていました。

僕もお届けできて本当に良かったなと思いました。ようやく１通目の配達が完了しました。

 

ティナ先生が「だいご（僕）、ちょっと待っててねー」と自宅からなんと、フィリピンの伝統のお料理を持ってきて食べさせてもらいました。

餃子のようなものがインパナダ、春巻きのようなものがルンピア

 

フィリピンのホスピタリティーに感謝

フィリピンに来るまでのイメージは、危ないだとか怖いところだとか思っていました。もちろん、街を歩く時なんかは日本より何倍も気をつけないといけないところもありますが、フィリピンの人たちは見ず知らずの旅人を受け入れようとするホスピタリティーにあふれていて、一度仲良くなると本当に親切にしてくれる人が多いなぁという印象でした。

 

今回のお届けの模様をまとめたムービーもどうぞご覧下さい。

 

手紙を通じて人と人を繋げながら、自分も冒険が出来る「手紙トラベラー」。旅は始まったばかりです。最新の情報はフェイスブックページなどをご覧下さいね。

 

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