エクアドルで朝食として出てきたコブシ大の料理…これは一体?
みなさん、おはようございます!連載・みんなのあさごはん!の水島早苗です。
今回は赤道直下の国・エクアドルからお届けします!
エクアドルと言えばバナナ!「輸出されているバナナの35%をエクアドル産のバナナが占める」(参照)と言われるほどです。
日本ではバナナはフルーツの位置付けしかありませんが、ここエクアドルではバナナが朝ごはんの主役になっていました。
こちらはボロン・デ・ベルデと呼ばれる揚げボール(約180円)です。すりつぶしたバナナを丸めて揚げています。拳くらいの大きさなんですが、どこから食べたらいいんでしょうか・・・!
とりあえず、割ってみることに。鶏肉が出てきましたよ。食べやすくなったところでパクリ!
バナナと言われなかったら、鶏肉の入っているコロッケだと勘違いしていたと思います。それくらい、このバナナはイモによく似た食感で、ホクホクしていました!
これを食べたとき、旅するライターのmiaさんがバナナで揚げる・焼く・茹でるという食べ方を実践していたのを思い出しました。南米でのバナナは”ごはん”的な役割も担っているんでしょうね!(参考:「1番おいしいバナナの調理法を決めよう」)
エクアドルではバナナの葉を屋台などで見ることも多かったです。こちらはバナナの葉に包まれたタマルという食べ物(約90円)
タマルとは、バナナ(トウモロコシ)をすりつぶしたものの中に鶏肉などが包まれている料理。
しかし、このタマルは鶏肉以外にも卵、グリーンピースなど具が多すぎて、バナナの存在が分からないくらいに「おかず」だけでした。バナナの葉の爽やかな香りがして、朝ごはんとしてイケましたよ!
バナナの葉に包まれている蒸しパンです。キンボリートと呼ばれています。こちらもバナナの葉が香り、爽やかな味わいの蒸しパンでした!中にはイチジクも入っていました。(約90円)
いかがでしたか?芋のような食感のバナナ、それにバナナの葉も日本でなかなかお目にかかれるものではありませんよね。朝から好奇心をくすぐられるエクアドルの朝ごはんでした!
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