[バルミスヌードル・モンディ]バングラデシュの「幻の麺」を求めて

2014.07.01 12:00 
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食にかける思いは、日本であってもバングラデシュであっても変わりません。ここバングラデシュのコックスバザールにはミャンマー系の少数民族が作る幻の塩ヌードル、モンディというものがあります。その恍惚とした響きに誘われて食べてきました。

 

こんにちは!旅する理科教師ぞーしきです。僕は今回、バングラデシュ唯一のリゾート地であるコックスバザールに行ってきました。

 

バングラデシュにリゾート地!?

ここには世界一長い海岸線(125km)があり、乾季は海水浴客で賑わいます。
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今は雨季にもかかわらず、割と人は多かったです。しかし、海なのにイスラム圏なので水着がありません!
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もちろん、海辺なのでモンディ以外にもおいしいものはたくさんあります。これはマナガツオのフライです。全部で約700円でした。
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いざ、モンディを探しに!

では、今回の目的である幻の塩ヌードル、モンディを食べに向かいま しょう。モンディはミャンマーの国境沿いに位置するというコックスバザールの地理的条件が生んだ逸品のようです。

ここには、ミャンマー系の少数民族の人たちが多く住んでいます。美味しい麺料理があります。ベンガル料理とは一味違った、優しいお味♪

バングラデシュ観光案内所より引用

 

ネットで調べたところ、何件か提供している店があるそうですが、一番情報が多かったバルミスマーケットの近くの店に向かうことにしました。マーケットで買い物をした後、このリキシャのおじさんに連れて行ってくれるように頼みましたが、この安易な発想が間違いでした。DSC_0810

 

最初、このヌードルの名前をモンディではなくバルミスヌードルだと思っていました。しかし、これでは伝わらず、おじさんは散々迷った挙句、僕を泊まっているホテル近くまで連れ戻しました……。

 

仕方なく、一度ホテルに戻りケータイを持ち、最トライ。画像は言語を超えます。
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次のドライバーにはモンディと伝え、画像を見せたものの場所が定かではなさそう。さすが幻の逸品です。地元の人でもわかりません。
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ネットの情報や人に尋ねたりして、なんとか店の場所がわかりました。こんな時にSIMフ リーケータイがあると便利です。
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モンディのお店は掘っ立て小屋

お店はテクパラというバルミスマーケット近くの通りにあります。

 

最初に門が見え、これをくぐると、
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ピンクの建物が見えますが、それではありません。
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その横にひっそりと建つ掘っ立て小屋が目的の場所です。
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店主が奥さんと二人で店をきりもりしています。
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先客は二人のお子さんでしょうか?Tシャツもワールドカップ仕様ですね。
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ついにモンディと対面

早速、モンディを頼みます。うーん、美味しそう!透き通ったスープに、香草や揚げ玉ねぎが彩りを加えます。
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では、待ちに待った一杯をいただきます。
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味は…..間違いありません!魚貝、特にエビのだしが効いたスープに香草の香りと玉ねぎの食感、そして揚げニンニクの風味が見事に絡み合い、米で出来た麺が滝の如く喉を流れて行きます。ネパール、インド、バングラとカレー色に染まった僕の臓器が浄化されてい るようです。日本人は絶対好きです。

 

お好みで唐辛子などをトッピング出来ます。
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結局僕は3杯頂きましたが、一杯25タカなので約100円です。最後の一滴まで飲みほしました。
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皆さんも是非、バングラデシュ唯一のリゾート地で、幻の塩ヌードルを食べてみてはいかがでしょうか。きっと、カレーに疲れたあなたの胃を優しく包み込んでくれるでしょう。ごちそうさまでした!
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文・写真:ぞーしき

 


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ぞーしき
学校×自然×人を軸に、世界一周中!!各国の学校を見学するなど、教師にとって必要な『伝えたい事』と『伝え方』を日々吸収しています。好きな言葉は『お替り自由』。 ブログ:COSMOPOLITAN

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