旧ソ連モルドバ。首都キシナウの中央市場の酒場にて、現地人スタイルでのんだくれてきました!
モルドバの首都キシナウで、のんだくれ
のんだくれ担当三矢です。今日はモルドバの首都キシナウからお届けします! 東欧諸国はビールもワインも安くて酒飲みにとって天国のようなところです。
>>世界の酒場を紹介する連載「世界酒場放浪記」の過去記事はこちら
東ヨーロッパに位置する共和制国家。内陸国であり、西にルーマニアと、他の三方はウクライナと国境を接する。旧ソビエト連邦を構成していた国家の一つであった(Wikipediaより引用)。
酒場を求め、モルドバの中央市場へ
キシナウで僕が一番好きな場所、それが中央ピアツァ(中央市場)!
モルドバ・キシナウの中央市場の場所はこちら
ここでは肉、魚、野菜などの食材を始めビールやワイン、衣類や家電まで何でも売られています。
市場の外れに酒場を発見
そんな市場の片隅に僕は酒場を見つけました。 世界酒場放浪記、入らないわけにはいきません。
中に入るとカウンターがあってそのわきには立ち飲み用のテーブルがいくつか並んでいます。
ビールは330mlで9Lei(約55円)、500mlで12Lei(約72円)。
500mlが10Lei(約60円)で飲める酒場もあるので、モルドバでは気持ち高いと言ったところでしょうか。
ビールの他にもウォトカやソフトドリンクなど色々取り揃えてありました。 もちろん簡単なつまみも!
市場の酒場ならではの飲み方
ここで飲んでいるお客さんを観察していると、どうやら市場で買ってきた干物などをおつまみにしている模様。
どこで買ってくるのだろうと思って一旦酒場の外に出てみたところ酒場の隣の魚コーナーにつまみになりそうなものがたくさん売っているのを発見しました!
干物のようなものや燻製のようなものがたくさん売られています。
モルドバの現地スタイルでのんだくれ開始
ということで僕も現地のおじさま方に習って市場で買ってきたつまみをあてにビールを飲んでみることにします。
こちらが今回僕が適当に見繕ったつまみ3種です。
3種類で17.4Lei(約105円)格安です!(写真に写っている分以外にもまだ倍ほど量があります)
上から順々に紹介していきましょう。
トバのようなものを想定していたのですが、それよりはだいぶ脂っこかったです。
脂でべとべとしているのが玉に瑕ですが、味はこれぞ酒の肴という感じです。
塩味が強いのでビールがグングンなくなります。
燻製のような見た目と色をしているのですが、乾燥しているわけではなく、ウェットな感じです。
シシャモを食べるときにいつもやるように頭から食らいついたのですが、ねちょっとしてて内蔵感が強くてちょっとイマイチ。
身の部分は悪くないですが、シシャモをあぶったやつの方がいいですね。
周りの現地人は、頭や尻尾、内臓などを避けて器用に食べていました。
開きのような干物(下)は、ピリ辛でビールが進むナイスな味でした。
今回チョイスした3種類の中ではベストですね。というかこれだけあればいい感じ。
モルドバの現地人はこんなつまみで飲んでいる
せっかくなので現地の人はどんなものをつまみにしているのか見学させてもらいました。
まずはこちら。シシャモのような魚ですが、僕が買ったものよりも干物感が強く美味しそうでした。
次に隣のテーブルで飲んでいた現地人にも見せてもらいました。
その中の一番美味しい場所でもありそうなからすみのような卵の部分をくれました!これが濃厚でビールに合う合う!!
ローカル酒場ならではのコミュニケーション
最後に隣で飲んでいたおじさんから「お前はどこから来たんだ?」「一緒に写真を撮ろう」と言われてパシャリ。
やはり旅行者がほとんどこないローカル感あふれる酒場の方が現地の方と触れ合う機会が多くて楽しいですね。
中央ピアツァで買い物に疲れたら現地人スタイルで一杯やるのも乙なものです。
>>世界の酒場を紹介する連載「世界酒場放浪記」の過去記事はこちら
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