ぱっと見、日本の寿司にしか見えません…。ドイツの首都・ベルリンで本格的な寿司を提供する日本食レストラン「一心」を紹介します!
ドイツ・ベルリンの日本食レストラン「一心」の寿司
こんにちは、タケオトラベラーを運営しているたけちゃんです!
日本食として最もワールドワイドに展開されているのは、何と言っても寿司!…でも、
「海外の寿司ってどうなの?」
…と思っている方が多いかもしれません。しかしドイツの首都ベルリンには、ドイツ人だけでなく日本人の舌も唸らせる寿司が食べられる店があったのです!
ベルリンで4店舗展開する日本食レストラン「一心(Ishin)」
パンや肉類が中心のとなると思いますが、日本人としてはやっぱりお米が恋しくなるもの…。そんなベルリンで美味しい寿司を食べられるお店としておススメするのが、「一心(Ishin)」という日本食レストランです。
「一心」は、シャルロッテン通り店の他に、ブランデンブルク門の近くにあるミッテル通り店(Mittelstraße)、地下鉄U9線ギュントツェル通り駅(Güntzelstr.)近くのブンデスアレー店(Bundesallee)、同じく地下鉄U9線シュロス通り駅(Schlossstr.)近くのシュロス通り店(Schlossstraße)と、ベルリンで4店舗展開しています。
他にも、ベルリン動物園駅(Zoologischer Garten)近くにある、「一心亭(Ishin Tey)」という料亭をコンセプトにしたお店もあるようです。
週一ペースで通ったベルリンの日本食レストラン「一心」
半年間ベルリンに語学留学している間、週1のペースで通っていた「一心」シャルロッテン通り(Charlottenstraße)店を紹介します!
「一心」シャルロッテン通り店の外観なのですが、「一心」のアルファベットでの綴りに「s」が一文字足りない気がしますが、まあ気のせいでしょう(笑)
日本食レストラン「一心」
開店時間:月曜日~金曜日:11:30~21:30、土曜日:12:00~21:30
休業日:日曜日・祝日アクセス:地下鉄U6線コッホ通り駅(Kochstr.)から徒歩3分程
日本食レストラン・一心のシャルロッテン通り店は、ベルリン東西分断時代の検問所だったチェックポイント・チャーリー(Checkpoint Charlie)に近いので、観光客が訪れやすい場所でもあります。
日本食レストラン「一心」の、お昼過ぎの様子…
13時過ぎの「一心」シャルロッテン通り店内の様子。狙って撮ったわけではなく、平日は毎日こんな感じでした!ドイツ人ビジネスマンも多く、ドイツ人の間でも日本料理の認識が広まっていることが感じ取れました。
ある時には、ベルリンに駐在している日本人の方が「一心」で料理を召し上がっている姿も見ることができました。「一心」は、ドイツ人だけでなく日本人にも認められた日本食レストランなんですね…!
ドイツの日本食レストラン「一心」で無料のお茶が飲めるすごさ
日本人として有り難さを感じるのが、温かいお茶の無料サービス!
「そんなの当たり前じゃん」
…と思うかもしれませんが、ドイツでは温かいお茶どころか、水でさえ有料…。そういったドイツで、このサービスは泣ける程嬉しい!
「一心」で無料で飲める温かいお茶。ちゃんとした茶碗で出てくるところがこれまた泣けます!
ベルリンの「一心」にはハッピーアワーもある
「一心」のメニューの中で一番おススメなのが、「松」・「梅」・「竹」等、色々なネタの握り寿司・巻き寿司を味わえる「鮨盛り」。僕が好んで食べていた写真の「竹」も、通常は13ユーロ(約1,500円)のところ、「ハッピーアワー」では9.80ユーロ(約1,130円)で食べることができました。
実際に食べてみると、お米はちょっぴりパサパサかなとは思うものの、ほぼジャポニカ種といって差支えないほどの粘りがある上に、酢の配合やネタの仕込み具合もしっかりしていて、まるで日本に瞬間移動したかのような感覚を味わえる寿司でした。
月・火・木・金の開店~16:00までと、水・土の全時間帯に当たる「ハッピーアワー(Happy-Hour)」には、「鮨盛り」の価格がお手頃になるので、「ハッピーアワー」に来店して食べることをおススメします!
「一心」は寿司以外の料理も充実!
尚、「一心」は寿司以外にも、せいろ蒸しご飯や丼物の他、冷奴や煮魚といった一品料理も頂くことができます。(ハッピーアワーの割引はないですが…)
写真は鮭そぼろのせいろ蒸しご飯5.80ユーロ(約670円)と味噌汁2.80ユーロ(約370円)です。漬物まで一緒に蒸されてしまっているのと、味噌汁が高すぎるのは、ちょっと納得できませんが(笑)。尚、写真右上の黒箱にはガリが入っていて、ガリは好きなだけ取って食べることができます!
「一心」のハイクオリティーな寿司の秘密は日本人オーナーにあり!?
なぜ「一心」の寿司は日本の寿司店に負けず劣らず美味しいのでしょうか?……そう考えている時にふとメニューを見てみると、経営者の「マチダヒロタカ」という日本人が紹介されていました。更にメニューには鮪へのこだわりについて日本語でこう書かれていました。
「一心」の鮪は、本鮪だけを毎週二度地中海から取り寄せ、他では味わえない本鮪の大トロ、赤身をご賞味頂けます。
「一心」の寿司が美味しい秘密は、どうやら「一心」を経営する日本人オーナーのこだわりに隠されているようです!
ドイツ・ベルリンの「一心」は日本の心意気を感じられる日本食レストラン
日本食レストラン・一心のメニューにはこんな日本語の文章もありました。
私たちは絶えずお客様に新鮮で美味しい食材をお出しできる様心掛け、毎日新鮮な魚一つ一つに手を掛け味を引き出し、日本の味を求めて参ります。
どうでしょう…正に日本の心意気が感じられませんか? ドイツ・ベルリンで、わざわざ訪れてもいいと思えるような日本食レストラン・一心の紹介でした!
たけちゃん
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