子連れで海外旅行は不安がつきまとうもの…。でも、特別なことをしなくても「親が心配する以上に楽しめてるのでは…」と思えた我が家の子供たちの様子を紹介します!
子連れ海外旅行はアリか?
連載「ちびっこバックパッカーズが行く!」も第6回目(バックナンバーはこちら)となりました、めとめです!
子連れ海外旅行になっても、刺激いっぱいの貧乏旅行癖が抜けない我が家。よく、「子供たちは海外旅行ちゃんと楽しんでいるの?」なんて聞かれることもしなしば…。でもこの際はっきり答えましょう…
答えはYESです。
というのも、我が家の子供たちにとって、楽しみはそこら中に転がっているようで…。子連れ海外旅行でも子供たちが楽しめてるな〜と思えた様子を紹介します。
生き物がいれば楽しめる
我が家の子供たちは生き物が大好きです…動物園がなくても大丈夫!笑
川を見つけようものなら、どんなに汚い川でも覗き込んで魚をチェック。魚を見つけたらさらに30分は動かないので、その間に私は、その周辺の住人達と交流を持ったりします。
…目的地までの道でものすごい足止めを食っているわけですが、こういう時間があるのって思い出に付加価値が付いている気がして、意外と無駄じゃないなと勝手に思っています。
他には…
猫とまったりしたり…
@ミャンマー・インレー湖・ガーペー僧院
豚と見つめあったり…
犬と戯れたり。
@ミャンマー・アカ族の村
狂犬病などの危険もあるため、野良犬などには触らせない注意が必要ですが…。
ヤモリを発見した日には、「ギャーすごいー!」と歓喜の雄叫びをあげます。
…そして私は別の意味で「ギャーッ」と叫ぶのです。笑
初めて出会う人達にも興味津々
海外旅行先では、大人も色々な「初めて」に出会いますが、子供にとっては人という存在にも興味津々のようで…
市場で出会ったモン族のおばちゃんと見つめ合う長男の渉(わたる)。
@タイ・チェンマイ・ワロロット市場
同じくらいの歳の子供たちと、通じなくても会話してみたりします。
市場でお買い物もできる
海外では、買い物に出かけるだけで驚きの連続。見たことのない服装の人達に、見たことのない食べ物…キョロキョロが止まりません。
日本にいるときとそう変わらないことをしますが、場所が違えばそれさえも子供たちにとっては新鮮で楽しい出来事に早変わりのようです。
自分で欲しいものを指差して、おもいっきり日本語で「これくださーい!」なんて言ってます。なぜか大体買えます。笑
日本だとなかなかこうやって対面式に買い物できるところが少ないので、嬉しそうでした。
未知の食べ物もなんのその
子供たちは大人以上に異文化を受け入れているような気がしますが、旅の経験が増えるたびに、初めての食べ物にも果敢に挑戦するようになってきました。
ミャンマーのエン族のシャーマンのおうちで一緒にさとうきびを食べてみたり…
ラフシ族の村で、初めて見る形の固い豆も一生懸命食べていました。
タイでは「タケツトガ」という蛾の幼虫を食べてみて、それがすごく美味しいことを初めて知ったのでした。
長男の渉(わたる)は、蛾の幼虫のお口直しに飲んだココナッツが美味しくなくて、蛾の幼虫でお口直してました。笑
…日本に帰ってからも「おやつに蛾の幼虫出して!」と言うくらい美味しかったようです。笑
自分で遊びを発見する
空のココナッツの実を見つけた日には、ボールに早変わりです。中身があるとシャカシャカ音がする楽器になり、これだけでもかなりの時間遊べます。
公園で砂遊びしていても、「この砂サラサラや!いつもの砂と違う!」なんて言って、砂だけで大いに楽しんでくれるわけです。
「線路の上を歩くなんて、日本じゃ絶対できないね!」なんて言いながら、ここぞとばかりにここでしかできないことを楽しむのです。
動物園も1回だけ行ったことがあるのですが、不思議とこういう何気ない遊びの方がよく覚えていたりします。
観光もしてみるけど…
一応、観光と言われるような事もしたりします。でも結局、ハトを追いかけてる時間の方が長かったりします。笑
@ミャンマー・インレー湖・ファウンドーウー・パヤー
…見ていて清々しい気持ちにさえなれますが!笑
子供たちはいつも通りできっと大丈夫
これまでの子連れ海外旅行の経験から我が家がたどり着いた結論というのは、「旅先で子供たちが飽きないように楽しませてあげないと!」なんて考えなくていいということでした。
海外でのありきたりな行動が、なんだかんだで子供たちの思い出となり心に残っているみたいです。
「でもたまにはプールとかではしゃいでフカフカのベッドにダイブとかしてみたいかなー」なんて考えつつ、結局また貧乏旅行に出かけてしまう我が家なのでした。
めとめ
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