もしもスイーツ好きのあなたが南米に行ったら…「ドルセデレチェ」な毎日を送ることになることでしょう。マクドナルドからジェラートまで神出鬼没なこやつ…一体何者?
未知のスイーツを求め「南米のパリ」へ
hola!まだ見ぬ美味しいお菓子を求めて、只今南米を彷徨い中のスイーツマニアゆーです!私が現在滞在してるのは「南米のパリ」と呼ばれるアルゼンチンのブエノスアイレスで御座います。
街中には「世界で二番目に美しい本屋さん」に選ばれた本屋さんもありますし、
こんなカラフルな建物が並ぶカミニートと呼ばれる通りもあります♪
「ドルセデレチェ」の嵐
さて皆様…アルゼンチンの美しさはさて置き…アルゼンチンのスイーツって何かご想像つきますか?
「……タンゴ踊ってる人の形のチョコ」……とかは有りそうで無かったです(笑)
ドゥルセ・デ・レチェ(西: Dulce de Leche)は固体または液体キャラメルで、ラテンアメリカの伝統的な糖菓。砂糖を入れた牛乳をゆっくりと加熱して作る。Wikipediaより引用
"DulceDeLeche" by audinou from Paris, France – Flickr. Licensed under CC 表示 2.0 via ウィキメディア・コモンズ.
ハイ…そこの貴方舌噛みましたね~?(笑)「ドルセデレチェ」とは「ミルクジャム」の事で生キャラメルの様なクリーミーで濃厚な味わいが特徴です。お値段はピンキリですが1瓶500円前後の様ですね。
この子…ほんまにどこにでも潜んでいて…
普通は「バニラとチョコ」が多いコンビのマクドのソフト(約100円)もアルゼンチンでは「バニラとドルセデレチェ」…。
他の華やかなケーキ達を押しのけ、ショーウィンドー占拠率100%を誇るお菓子「アルファフォーレス」(大きいのが1個150円、小さいのが60円程)にも、ドルセデレチェがたっぷりサンド!
アルゼンチン人曰く「アルファフォーレスは外側のクッキー生地はオマケで、中のドルセデレチェを食べる為に存在しているお菓子やねん!!(って…関西弁では言ってませんが(笑))」との事…。
勿論アイス(下の写真のアイスはダブルで400円)のフレーバーにも(左がドルセデレチェ)…あらゆる場所で主役を陣取っております。
ちなみに町のジェラート屋さんでは、通常の「ドルセデレチェ」味のみで無く「ナッツ・ドルセデレチェ」「スーパー・ドルセデレチェ」「ドルセデレチェ・アマレット」と「ドルセデレチェ」シリーズだけで10種類程ありました。
私が選んだフレーバーは「スーパードルセデレチェ」ですが、正直ドルセデレチェビギナーには、普通のドルセデレチェとの差がさっぱりわかりませぬ…。普通に濃厚で美味しかったです(笑)
他の国ではお菓子の王様と言っても過言では無い「チョコレート」が、この国ではスーパーでも町のお菓子屋さんでもほとんど見かけませんでした。
「ドルセデレチェ」を舐めたらあかん
ちなみに、宿泊した安宿のオーナー曰く、幼い時に瓶詰の「ドルセデレチェ」をベロベロ舐めて、おかんに怒られるのはアルゼンチン人が必ず通る道とか…この人らどんだけドルセデレチェ食べたいんやろ……(笑)
正直日本人にとって少し甘過ぎる様に感じるドルセデレチェですが、慣れればミルキーで優しい甘さにきっとはまると思いますよ!
調べてみたら、「ドルセデレチェ」は南米各国で食べられているようです。カロリーも大匙1杯70カロリー程と決して低く無いのですが、南米にお越しの際は是非、「ドルセデレチェ」体験してみて下さいね!!
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