1日数時間働くことで、タダで宿泊・食事ができる workawayというサイトがあります。働くことを通じて世界中の人と交流できるとあって、旅人にとって見逃せないツールになる予感です。
photo by Dainius
世界新聞で「世界一周小説FACTORY」を連載している武重謙さんが、workawayのヘビーユーザーでして、その素晴らしさのあまりworkawayのサイトを勝手に日本語に翻訳してしまった(英語版しかない)というのです。彼の話を聞いて、workawayのサイトを訪れて、「これはもっと知られていいハズ」と思ったので、紹介します。
Workawayとカウチサーフィンは似ている
workawayとは、「働き手」と「働き手がほしい人」をつなぐ国際的マッチングサイトです。ホームステイのマッチングサイト・カウチサーフィンに「労働」という要素が加わったものだと考えると分かり易いかもしれません。
数時間のボランティア⇔食事と宿泊
では、具体的にworkawayに登録すると何ができるのか?
“一日あたり数時間のボランティア活動と引き替えに、食事と宿泊設備を受け取ることになります。
[Workaway.info] FAQより引用
Workawayにおける「労働」の意味は下記のように解釈すると良さそうです。
“ただの労働と対価の交換という理解をされてしまいそうですが、実際は包括的な《文化交流》を目的としています。その文化交流の手段が《一緒に働くこと》である、と理解すると誤解がないと思います。
Workawayってなんなの?より引用
その他workawayに登録するとできることはこちら
135カ国であらゆる仕事がある
workawayには135カ国8000以上のホスト(働き手がほしい人)が登録しています。仕事内容はホスト次第なので、なんでもありのようです。
“家のペンキ塗り・庭の柵の補修・工事の手伝いなど
料理・掃除・洗濯・お買い物・ベビーシッター
草取り・植え付け・収穫の手伝い・畑を耕す
動物への餌あげ・フン掃除・犬の散歩
IT関連・ウェブサイト制作・事務仕事
語学のレッスン(英語を子どもに教えたり)
Workawayってなんなの?より引用
インドでのworkawayの様子
photo by Lois
試しに仕事を探してみましょう
トップページからここをクリック。
このページから、条件を指定して全てのホストを検索することができます。地域はアジアを選んでみます。
国はカンボジア。
ここをクリック。カンボジアには22のホストがいます。
ホストが一覧で表示されます。
例えば下記は「カンボジアのシェムリアップで恵まれない子どもに英語を教える」という仕事。矢印をクリックすると、ホストとコンタクトが取れます(登録してログインする必要あり)。日程など詳細をやりとりし、現地で働くという流れになります。
登録料は2年で22ユーロ
workawayを使うには下記登録料がかかります。
1人で登録する:22ユーロ
カップルで登録する:29ユーロ
※どちらも2年間有効
登録はここから。
1人で登録する場合上、カップルで登録する場合下をチェックします。矢印をクリックして支払いをします。
普通に旅していたら経験できないことができるのであれば、22ユーロは安いもの。デスクが世界一周した時に知っていれば……と悔やむばかり。「旅で何かを得たい」「普通の旅じゃつまらない」という人に特にオススメです。
photo by annette
workawayに関するFAQはこちら
workawayに関するボランティア向けの情報はこちら
workawayに関するホスト向けの情報はこちら
文:デスク
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