original photo(left) by Irish Fireside
ハロウィンについておさらい
ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en)とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭(※)のこと。
本来は諸聖人の日(All Saints' Day, All Hallows' Day, Hallowmas等)と呼ばれる祭りの前夜の事である。
もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。
参照:Wikipedia「ハロウィン」
(※)ハロウィンの起源は、2000年前の古代ケルト人が新年(11月1日)を祝う祭り「Samhain」だと考えられています。古代ケルト人は主に、現在のアイルランド、イギリス、フランス北部に住んでいました。(詳細)
あのカボチャの真の姿
ハロウィンのシンボルとも言えるカボチャは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれており、もともとはカブだったそうです。
生前に堕落した人生を送ったまま死んだ者の魂が死後の世界への立ち入りを拒否され、悪魔からもらった石炭を火種にし、萎びて転がっていたカブをくりぬき、それを入れたランタンを片手に持って彷徨っている姿だとされている。
また、悪賢い遊び人が悪魔を騙し、死んでも地獄に落ちないという契約を取り付けたが、死後、生前の行いの悪さから天国へいくことを拒否され悪魔との契約により地獄に行くこともできず、カブに憑依し安住の地を求めこの世を彷徨い続けている姿だともされている。
旅人を迷わせずに道案内をすることもあるという。
参照:Wikipedia「ジャック・オー・ランタン」
こちらはカブで作られた元祖「ジャック・オー・ランタン」。
photo by Rannpháirtí anaithnid
ちなみに、ディズニーのナイトメアー・ビフォア・クリスマスの主人公「ジャック・スケリントン」はジャック・オー・ランタンがモデルです。
元祖を知ると納得できる風貌ですね…。
リアルハロウィン
スコットランドの、元祖ハロウィンを表した行事の様子はこんな感じ。
ハッピーハロウィン♪ という雰囲気とは違うようです。
本場の今
最後に、本場アイルランド・ダブリンの現代のハロウィンの様子をどうぞ。
日本のハロウィンの方が盛り上がっている気もしますね…笑
本格派はカブで行こう
日本の、いや世界のハロウィンは今やコスプレ祭りの様相を呈しています。
どうせなら、あえて伝統を重んじてカブで行くのもシブいのかもしれません。
それではみなさん、ハッピーハロウィン!
世界新聞ニュース部
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