ボリビアのラパスで交通整備をするシマウマ。 その意外な正体と、出没スポットを紹介します!
ボリビアで交通整備をするシマウマを求めて
こんにちは。現在世界を放浪中、リアルタイムはスペイン巡礼真っ最中のカイです。
ボリビアで交通整理をするというなんとも変わったシマウマがいるとの噂を聞きつけ探し回った結果、ラパスとポトシで遭遇することができました。
交通整理をするシマウマの正体とは? 出没スポットを含めご紹介したいと思います!
ボリビアの首都ラパスの交通状況
やってきたのはボリビアの首都ラパス。 街の中心地は標高3600mを超え、世界一の高所にある首都として知られています。
ボリビアの憲法上の首都はスクレですが、行政・立法機関はすべてここラパスに集まっているため、ラパスが実質的な首都として機能しています。
首都だけあってラパスは大都市。大きな道路が何本も走り、常に渋滞が起きています。
これは交通整理のしがいがありそう! シマウマ発見の期待も高まります。
ラパスのアントニオ・ホセ広場でシマウマ捜索開始
まずは、近郊へのバスが多く集まるアントニオ・ホセ広場から。
大きな通りが何本も交差しているため交通量はかなり多め。これは期待できるかも。
アントニオ・ホセ広場の東側、7月16日通りとコロラド通りが交わる角に立ちます。
しばらくボーとしていると・・・
シマウマ発見
シマウマの様子
本当に交通整理しています。数も一匹かと思いきや、道路の各角に一匹づつ配置されていました。
ちなみに、手を振ると笑顔(常にだけど)で返してくれました。 意外と小柄でかわいい。
本当にシマウマだーという単純な感動とあっさり発見できた驚き、それに加えて意外にもキュートなルックスにけっこう興奮してしまいました。
シマウマの意外な正体
想像以上にかわいらしい見た目のシマウマたち。実は、彼らの正体はなんと公務員!! 市からお給料が出ていて、市の委託職員といった体裁のようです。
噂によると希望すれば誰でもシマウマのお手伝いもできるとかできないとか。 次回、機会があればチャレンジしてみたいです。
ボリビアで交通整理するシマウマの出没スポットはここだ!
改めてラパスにおけるシマウマ出没スポットを整理しておこうと思います。
シマウマスポット1つめ
一つは先ほど紹介した、アントニオ・ホセ広場。
ラパス近郊の観光地へ向かうバスの発着所でもあるので、シマウマを見るならここはかなり狙い目かと思います。
シマウマスポット2つめ
もう一つは7月16日通りをマヨール広場に向かってあるいていくと行き当たる交差点。
この場所では一度に3匹のシマウマたちと遭遇。なんともかわいいですね。
それぞれ担当があるようで、赤信号で待機のときは存在感を消すシマウマ。尻尾の垂れ下がり具合がたまりません。
シマウマスポット3つめ
また、ラパス以外ならウユニに近い銀山の街ポトシでも発見することができました。
ポトシではシマウマというよりトラに近い動物がこちらも元気に交通整理。人懐っこさはラパスもポトシも変わらずでした。
ポトシの中心にある11月10日広場周辺で、週末になるとたくさんのシマウマ(トラ?)たちに出くわします。
ボリビアでシマウマに出会ったら手をふってあげよう
ボリビアの隠れた名物、交通整理をするシマウマ。子供達が嬉しそうに手を振っていて、シマウマたちの人気を物語っていました。
熱心に仕事をしているシマウマたちですが、こちらが手を振るとテーマパークのマスコットばりにホスピタリー溢れる反応を返してくれます。
ボリビアでシマウマに遭遇した場合はぜひ、労いの意味も込めて挨拶してあげてください。
以上、ボリビアよりカイでした。
カイリカコ
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