ミャンマーでも指折りの観光地、インレー湖。「たまには観光っぽい観光がしたい!」という我が家の男子たちからの熱いリクエストで、ボートトリップに出かけることに。子供も大人も楽しめるアクティビティです!
ミャンマーのインレー湖でボートトリップ
こんにちは、めとめです!
「ちびっこバックパッカーズが行く!」も連載第10回目となりました(バックナンバーはこちら)。今回はミャンマーのインレー湖でボートトリップをしたときのお話です。
インレー湖のボートトリップは意外にも極寒。徐々に暖かくなる天候の中をボートで颯爽と走り抜け、めくるめくミャンマー観光は始まったのでした。市場に寺院に湖上の住宅街…そしてボートトリップ最大の観光地で出会った、息子たちが大好きなアレ!
大はしゃぎの1日となったのでした…!
インレー湖
インレー湖は、ミャンマーの淡水湖。シャン州タウンジー県ニャウンシェ郡区に位置する。ビルマ語で「イン」は湖、レーは「4」を意味する。その昔、湖の近くに住む鬼によって4つの小さな湖が繋げられて大きな湖が誕生したという伝説が残っている。湖上にはインダー族の住居もある。Wikipedia参照。
アクセス:インレー湖は最寄りのHeho(ヘーホー)空港からタクシーで約1時間、ニャウンシュエという町にあります。
ボートトリップの予約方法:ボートの予約はゲストハウスやホテルでできます。また、船着場での交渉も可能です。1隻15,000チャット(日本円で約1,300円)ほどから交渉でき、行く場所によって値段が変わります。インレー湖は広く遺跡などもあるので、1日ボートをチャーターして色々な場所を巡ることもできます。シェアして乗れば割り勘ができてさらに安くなります。
インレー湖では、周辺に暮らすインダー族が独特の漁をしている姿も見ることができます。片足で船に乗りながらもう片足で漕いでいました。
インレー湖のボートトリップは朝始まる!
朝8時半頃、ゲストハウスまで船頭さんが迎えに来てくれました。高温多湿なイメージのミャンマーですが、インレー湖は朝晩はかなり冷え込むので、私たちも冬用の上着を着て出発です。
子供たちは抱っこしてもらいながら、グラグラ揺れる船の上を移動して目的の船まで運んでもらいます。大人たちも乗り込み、ひざ掛けを巻いて出発です!
ちなみにこの時は2月の頭。お昼頃には長袖ではいられないくらい暑くなるので要注意です!
インレー湖でのボートトリップはとにかく寒い!
まずは市場が開催されているナムパンを目指し、ぶっ通しで進むのですが、とにかく寒い!ただでさえ寒いインレー湖の上を爆走しているわけですから、10分進んだだけで凍死寸前くらいの寒さでした…。
この寒さの中、普段からトイレが近めの長男・渉(わたる)が「おしっこ漏れそう」と言い始めます。船頭さんに伝えると、「オッケー!もうここでやっちゃいなよ!」とのことで、インレー湖でおしっこタイムです。
目の前に広がってる草原のようなものが水耕栽培のトマト畑だと知ったのはこの後でした…笑
インレー湖の上には住宅街
そうこうしていると、猛スピードで進んでいた船がゆっくりになり、湖の上の住宅街に入っていきました。
湖の上の住宅街では、各家庭に船が停めてありました。幼稚園も小学校も買い物も船で行くそうです。さらには電信柱も立っていて、「こんな所でも電気があるんだね、湖の上の暮らしって面白いね!」と子供たちと共に感心しておりました。
住宅街を通過するといよいよ…
目玉観光その1 ナムパンの五日市
インレー湖周辺では五日市と呼ばれる市が、五日ごとに場所を変えて開催されます。この日はインレー湖の南西部に位置するナムパンという場所で開催されていました。
住宅街を通り抜けて間もなく、多くの船が泊まっている船着場に到着しました。
船頭さんが「適当に見てきていいよ!」と言ってくれて、私たちはナムパンの五日市の中へ向かいます。
こちらがナムパンの五日市。奥の方に船頭さんオススメの市場があり、野菜、スナック、魚、衣類、お土産物まで何でも売っていました。見ているだけでかなり楽しい市場でした。
市場で次男・旅人(たびと)がタコの入っていないたこ焼きのようなものを見つけ、大阪人の血が騒いだのか、「これ食べたい!」を連発。一度食べるとハマったようで、「もう一回買ってー!」と結局3回くらい買いに行き、お店のおばちゃんにかなりおまけしてもらっていました。
たこ焼き(?)やフルーツに魚と、市場を堪能した後は次の目的地に向けて出発です!
目玉観光その2 水上寺院「ファウンドーウー・パヤー」
次の目的地は、ファウンドーウー・パヤーという水上寺院です。
この水上寺院は、金箔を貼られすぎてもはや原型を留めていない仏像が有名なようなのですが、子供たちのフィーバーポイントはというと…
ハトです。笑 子供たちは仏像とかそっちのけです。ハトしか見えていません。
大人からしたらちょっと引くぐらいの数ですが、子供たちがハトを四方八方に飛ばしまくってもミャンマー人はどこ吹く風。「いいね!」と言わんばかりの笑顔で見つめくれました。
まさかのハトが、息子たちのインレー湖のボートトリップでの一番の盛り上がりでした。
最後にガーペー僧院にちょこっと寄り、ハトで盛り上がりすぎた気持ちを猫で落ち着け、帰路につきました。笑
わりと移動が自由なインレー湖のボートトリップ
他にも、蓮の繊維工場、葉巻工場、首長族のいるシルバーアクセサリーの工場、と"THE・観光"な観光ができました。子供たちが「アクセサリーは見たくない」というので首長族のところには行かなかったりと、船頭さんと交渉して、行く場所を決められるボートトリップでした!
朝のあの寒さもどこかへ行き、帰る頃にはボートで風を受けるとかなりいい感じの気温になっていました。ハトを追いかけて走りまくった渉は、ボートに乗ってすぐにウトウトと昼寝を始め…
後ろを見ると、残りの男子2人もぐーぐー寝ていました。疲れとボートの揺れとこの気候がマッチして最高に心地よい昼寝だったようです。
そして午後3時前、約6時間のボートトリップを無事に終え、ニャウンシュエの街に帰ってきたのでした。子供も大人も大満足だったようです。
めとめ
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