世界新聞の編集長です。
僕が世界一周を含むこれまでの30か国以上の海外旅行でメインで使っているのが三井住友VISAカードです。
【三井住友VISAカードの海外旅行保険の内容】
①付帯条件:自動付帯(持っているだけで適用)
②キャッシュレス診療:あり(治療費立替の必要なし)
③病気・ケガの補償:100万円
(クラッシックカードAの場合)
↑三井住友VISAカード公式サイトで詳細を見る↑
この記事では三井住友VISAカードの海外旅行保険について、海外旅行のプロの視点で徹底チェックします。
三井住友VISAカードの海外旅行保険だけで大丈夫?
「海外旅行保険は三井住友VISAカードについてるので済ませたい」
そう思う方がほとんどでしょう。
三井住友VISAカードの海外旅行保険だけで大丈夫かどうかはカードの種類によります。
三井住友VISAカードといっても数種類あり、カードによって海外旅行保険の内容が違うからです。
各三井住友VISAカードの海外旅行保険の充実度
ゴールド、プライムゴールド=◎
クラシックA=◯
クラシック=△
◎=カードの保険だけで十分
◯=人によってはカードの保険だけでは不十分
△=カードの保険だけでは不十分
・ゴールド、プライムゴールドであれば付帯保険だけで十分
世界一周した僕の感覚から言うと(海外旅行の期間・場所などにもよりますが)、海外旅行保険で最も重視すべき傷害・疾病(病気・ケガ)治療の金額はそれぞれ300万円以上あると安心です。
海外では医療費が日本ではありえないくらい高額になる場合があり(そもそも無保険ですからね)、例えば僕の周りでニューヨークで盲腸になって手術&入院した人がいるのですが、かかった医療費は300万円だったそうです。
三井住友VISAカードで傷害・疾病治療300万円以上を満たしているのはゴールド、プライムゴールドです。
これらのカードであれば、付帯海外旅行保険だけで十分でしょう。
・クラッシックAは付帯保険だけでは不十分な人も
クラシックAの傷害・疾病治療は100万円なので、付帯海外旅行保険だけだと少し不安です。
医療費が高くなる地域に行かれる方は、別のクレジットカードの海外旅行保険を合算していくと安心です。
ちなみにクラシックの海外旅行保険のみ旅行代金の支払いにカードを利用しないと保険が適用されない「利用付帯」なので、オススメしません。
・三井住友VISAカードは海外旅行のお供として最適
それ以外の部分に目を移してみても、三井住友VISAカード付帯の海外旅行保険はすべて、自動付帯(クラシック以外)、キャッシュレス診療(詳細後述)なので、全体的に海外旅行保険は充実しています。
また、僕も世界一周中に利用しましたが、三井住友VISAカードは緊急時のサポート(緊急アシスタンス/詳細後述)が充実しており、海外旅行のお供としては自信を持っておすすめできるカードです。
↓クラシックAの方↓
↓ゴールド or プライムゴールドの方↓
あなたはどのくらいの補償を求める?
①最高レベルの補償を求める人
→三井住友VISAゴールド or 三井住友VISAプライムゴールド
②一般的なレベルの補償を求める人
→三井住友VISAクラシックカードA
①のゴールド、プライムゴールドは家族にも保険が適用される「家族特約」があり、海外旅行保険で最も利用機会が多い傷害、疾病治療も300万円とクレジットカード最高レベルの補償を誇ります。
②のクラシックカードAは海外旅行保険がカードを持っているだけで適用される「自動付帯」で、傷害、疾病治療は100万円と一般的な金額です。
三井住友VISAカード(4種類)の海外旅行保険を比較
三井住友VISAカードの海外旅行保険の補償内容はカードによって異なります。
海外旅行保険が付帯した三井住友VISAカードの中でおすすめの4種類の補償内容を紹介します。
①ゴールド(年会費:10,000円)
②プライムゴールド(年会費:5,000円)
傷害死亡・後遺障害:最高5,000万円
(自動付帯1,000万円+利用付帯4000万円)
傷害治療費用:300万円
疾病治療費用:300万円
賠償責任:5,000万円
携行品損害:50万円
救援者費用:500万円
家族特約:あり
③クラシックA(年会費:1,500円)
傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円
(自動付帯300万円+利用付帯1,700万円)
傷害治療費用:100万円
疾病治療費用:100万円
賠償責任:2,500万円
携行品損害:20万円
救援者費用:150万円
家族特約:なし
④クラシック(年会費:1,250円)
傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円
傷害治療費用:50万円
疾病治療費用:50万円
賠償責任:2,000万円
携行品損害:15万円
救援者費用:100万円
家族特約:なし
海外旅行保険で最も重視すべきは「傷害・疾病治療」
まず、下記データが示すように海外旅行保険の項目で最も重視すべきは間違いなく、傷害治療費用(ケガ)、疾病治療費用(病気)です。
保険会社は「最大◯億円補償!」などという売り文句で商品をアピールしますが、それらはほぼ利用する可能性がない傷害死亡・後遺障害、賠償責任の項目です。
実際、僕の旅仲間でも海外旅行保険を利用したケースで一番多いのが、傷害・疾病治療、その次に携行品損害です。
個人的には、海外旅行保険の傷害・疾病治療以外の項目に関しては無視してOKだと思います。
利用する可能性は限りなく低いですから。
利用or自動?海外旅行保険の「付帯条件」はかなり重要
クレジットカードの海外旅行保険で見落としがちなのが、付帯条件。
付帯条件とはどんな時に保険が適用されるのかという基準。
付帯条件には利用付帯と自動付帯があって、それぞれ下記の時に保険が適用されます。
・利用付帯
→旅行代金を当該カードで支払えば保険が適用
・自動付帯
→カードを持っているだけで保険が適用
もちろん、自動付帯のクレジットカードを選ぶべきなのは一目瞭然。
利用付帯だと、「旅行代金の支払いにカードを利用するのを忘れないようにしなくちゃ…」と覚えておかなきゃいけなかったり、何らかの理由で旅行代金の支払いにカードの利用ができない場合もありますよね。
何にせよ、利用付帯は使い勝手が悪いです。
ちなみに三井住友VISA各カードの海外旅行保険は自動付帯(クラシック以外)なので、ご安心を。
三井住友VISAカードをおすすめする3つの理由
・理由1 付帯海外旅行保険が充実
医療費キャッシュレスサービスをはじめとした付帯海外旅行保険の補償が充実しているところが、僕が三井住友VISAカードをおすすめする一番の理由です。
他のクレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、治療費は自分で立て替えて帰国後に請求するパターンが多いのですが、三井住友VISAカードではキャッシュレス(お金を支払うことなく)で治療が受けられます!
・理由2 最大手ならではの手厚いサポート
海外旅行初心者の場合、盗難や不正利用など万が一の時のサポートが充実していることも重要です。
僕はこれまで何度か、三井住友VISAカードのサポートを利用しましたが、さすが最大手!とうならずにはいられない手厚いサポートでした。
例えば世界一周中、「インドで数十万の請求が発生しましたが、ご利用されましたか?」と三井住友VISAカードの方から連絡がありました。
身に覚えがないことを伝えると「では、不正利用ということで処理しておきます」と電話1本でリスクを回避してくれました。
こんなに簡単でいいの…?とびっくりしたのを覚えています。
また、ペルーにて紛失したカードの利用を停止する際にも、担当の方が丁寧に説明してくれました。
サポートの電話もすぐに繋がって助かりました。
※三井住友VISAカードのサポートは比較的繋がりやすいと言われています
・理由3 最大手の信頼感
最後に、三井住友VISAカード最大の特徴は、何といっても最王手のVISA発行会社ならではの信頼感なのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方の中には、はじめてクレジットカードを作るという人もいるかと思います。
そんな人にとって三井住友VISAカードは「間違いのない」カードだと思います。
手厚いサポートを含めた「三井住友VISAカード」というブランドは、あなたの海外旅行に安心を与えてくれるはずです。
マラリアで入院して思い知った「海外旅行保険」の重要性
ここからは、僕がインドでマラリアで入院した体験を通して、海外旅行における海外旅行保険の重要性をご紹介します。
これからバックパッカーや海外旅行に行かれる方は心して読んでください。
マラリアに限らず、海外で病気になるというのはこういうことだと。
マラリア発症
世界一周中のインド・コルカタにて。
ある日、僕の身体に異変が起きました。
風邪の引き始めのような症状が数日続いていた僕は、安宿のベッド(上写真)で横になっていました。
すると突然、体の中からマグマでも噴き出すような感覚が…。
みるみる熱が上がり、呼吸は乱れ、身体の自由が奪われました。
僕はなんとか部屋の外に出て、宿のスタッフに「病院に連れて行ってくれ」と頼みました。
今思えば、僕のこの対応は間違っていました。
僕がすべきは、保険会社やクレジットカードの緊急連絡先に電話することでした。
そうすれば、海外旅行保険のサービスの一貫として、現地の病院を紹介してもらう、病院への交通手段の手配といったサービス(下記参照)が利用できたのです。
しかし、当時の僕にそんな知識はありませんでしたし、はじめてのことでパニックに陥っていました。
三井住友VISAカードの緊急アシスタンスのサービス内容(抜粋)
【ケガや病気の場合の緊急アシスタンス】
・医師・医療施設の紹介・案内
・医療費キャッシュレスサービス
・患者の医療施設への移送
・患者の本国への移送
・現地での医師の緊急派遣
・医薬品類の緊急手配
・通訳の紹介・手配
現地病院でのありえない対応
…と僕は自力で病院に行こうとしたのですが、宿のスタッフの機転で、宿に医者を呼んでくれました。
その医者と病院に行くことに。
病院に着くと診察室のようなところに通され、医者から「問診」を受けました。
医「どうした?」
僕「体調が悪い。すごく熱がある」
しかし、医者は僕の身体をろくに見ようともせず…
医「日本人か?どこから来た?東京、大阪、名古屋…日本はいいところだ」
インドでおなじみのやりとりはいいから、ちゃんと診てくれ!こっちは座っているのも辛いのに…。
もしも海外旅行保険を利用して病院に行っていれば、タクシーを捕まえて病院に行くこともなかったかもしれないし、もっとまともな病院を紹介してくれて、まともな医者が対応してくれたかもしれません。
病気になってはじめて「異国」を実感
そして、特に説明もないまま入院することに。
されるがままに点滴を受け、検査のために病院の中をたらい回しにされました。
結局この日、医者から病気について何の説明もありませんでした。
病気で身体もしんどかったのですが、「自分が何の病気かわからない」ことが何より辛かったです。
この時ほど自分が海外にいることを感じたことはありませんでした。
言葉、インドの病院システム、未知の病気…情報が得られないと、人間はどこまでもネガティブになれます。
その晩、ひとり異国の病室(上写真)で見た悪夢を僕は忘れません。
まさかの海外旅行保険のお姉さんから「マラリア」宣告
翌日になっても医者からは何の説明もありません。
すると、ケータイで話していた医者(上写真/右)がそのままケータイを差し出してきました。
「私、海外旅行保険のサポートの者です。この度は現地で入院されたそうで、大変でしたね」
この言葉を聞いた時の安堵は計り知れなかったです。異国の病室で聞いた海外旅行保険のお姉さんの言葉は、天使の歌声に聞こえました。
僕の海外旅行保険の書類を見て、医者が保険会社と連絡を取ってくれたのでした。
姉「ご安心ください。これからは私どもがサポートさせていただきます」
僕「ありがとうございます。でもまだ病名が分からないらしくて…」
姉「え?編集長さん、マラリアだと聞いていますが」
……へ?
僕「誰が言ってたんですか?」
姉「先ほどのお医者様です。」
あの医者め……。まっ先に患者に言うべきだろうが……。
怒りがこみ上げてきましたが、病名が分かって、精神的に一気に楽になったのを覚えています。
海外旅行保険の「医療費キャッシュレス」は神サービス
結局、その後1週間入院することになったのですが、病院とのお金のやり取りはありませんでした。
これは海外旅行保険の医療費キャッシュレスサービスを利用したおかげで、保険会社が医療費を肩代わりしてくれたのです。
ちなみに、病院への往復のタクシー代も海外旅行保険に請求できました。
着の身着のままで現金も持っておらず、クレジットカードの限度額も心配だった僕にとって、医療費キャッシュレスは心底ありがたかったです。
もし、海外旅行保険を利用しておらず自費で医療費を払うことになっていたら、かなりのダメージを受けていたでしょう。
僕は世界一中、ほぼクレジットカード一本でお金を管理していたので、クレジットカードで医療費を払っていたら、その分クレジットカードのショッピング枠が減り、不便を強いられたはずです。
何より、病気で弱っている中お金の心配をしなくていいというのはまさに、不幸中の幸いでした。
クレジットカードの海外旅行保険を侮るなかれ
僕は世界一周に行くにあたり、保険会社の10万円前後(1年分)の海外旅行保険に入っていました。
では、海外旅行では海外旅行保険に入って行った方がいいのか?
長期旅行の方(3か月以上)は迷わず利用しましょう。
しかし、保険会社の海外旅行保険に入ると費用がかさみます。
なので、短期旅行(3か月以内)の場合、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しましょう。
※クレジットカードの海外旅行保険の有効期間は3か月です
クレジットカード付帯の海外旅行保険と侮ってはいけません。
僕が世界一周で使用した三井住友VISAカードは、医療費キャッシュレスをはじめ海外旅行保険が充実しています。
編集長がおすすめする三井住友VISAカードはクラッシックA
三井住友VISAカードにはいくつか種類がありますが、編集長のおすすめは付帯海外旅行保険が自動付帯の「クラシックカードA 」です。
年会費が高くなっても構わないから、より海外旅行保険が充実したカードがいいという人には、傷害・疾病治療が300万円のゴールド、プライムゴールドもおすすめ!
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三井住友VISAカードは公式サイトから申し込むと、なんと初年度の年会費が無料!
クラッシックAの1500円はもちろん、ゴールドの1万円、プライムゴールドの5000円も無料になります!!
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