壁画大国メキシコに存在する、世界最大級の壁画を持つメキシコ国立自治大学。しかもキャンパスは世界遺産!一体どんな場所なのか!?
2007年に世界遺産登録された「メキシコ国立自治大学」
お酒と音楽とおねーさんが大好きなアラフォーバックパッカーナシオです。
今回は2007年に世界遺産登録されたメキシコ国立自治大学(UNAM)にある世界最大級の壁画を見に行ってきました。壁画大国メキシコを存分に味わいつつ、なんとも平和にのんびりできる場所でした。
メキシコ国立自治大学(UNAM)
アクセス:日本人宿ペンションアミーゴ付近の「Revolución(レボルシオン)駅」からメトロバス1号線に乗り、「Doctor Galvez(ドクトル・ガルべス)駅」で下車徒歩10分。6ペソ/18円。 ※要メトロカード
世界遺産のメキシコ国立自治大学キャンパスはこんな感じ。
メキシコ国立自治大学(UNAM)は、メキシコの首都メキシコシティにある公立大学。1551年9月21日に王立メキシコ大学として創立。アメリカ大陸で2番目に古く、ラテンアメリカでは最大規模を誇る大学である。また、メキシコ国内では卒業生に3人のノーベル受賞者を輩出した唯一の大学である。 Wikipediaより
…ちなみに東京大学の創立が1684年ですから、かなり歴史のある大学ということになりますね。
世界最大級の壁画を見る前に…
メキシコの重要な壁画が見られるキャンパス
そもそも壁画が多いメキシコにはこんな歴史があったようで…
メキシコ壁画運動(メキシコ・ルネサンス)は1920年代から1930年代にかけてメキシコ革命下のメキシコで起こった絵画運動。革命の意義やメキシコ人としてのアイデンティティーを民衆に伝えることが目的であり、そのために誰でもいつでも見ることのできる壁画が主な媒体に選ばれた。Wikipedia参照。
そんなメキシコ壁画運動を立ち上げた画家「シケイロス」の壁画をメキシコ国立自治大学のキャンパス内で見られます。
それではいよいよ本題!
メキシコ国立自治大学・図書館に描かれた世界最大級の壁画を拝む
離れた場所からでも確認できる大きさでした…!
メキシコ国立自治大学・図書館の壁画は、メキシコの画家 Juan O'Gorman により制作された色石によるモザイク画。何百万もの色石がメキシコ全土から集められた。また、それぞれ4面にはテーマがある。Wikipedia参照。
この図書館の東西南北を囲む、それぞれの4面の壁画のテーマを見てみました!
東側
西側
南側
北側
壁画大国メキシコで見る世界最大級の壁画…圧巻でした。
メキシコ国立自治大学はメキシコ人の憩いの場
世界遺産登録されているキャンパスの中に世界最大級の壁画があるだけでも面白いのですが、そんなメキシコ国立自治大学が市民の憩いの場になっているのも印象的でした。
メキシコでも安全な場所だそうで、凧揚げしたりのんびりくつろいだりする人々の姿をよく見ました。
入り口でのチェックを行っていないうえに規模も大きいにもかかわらず、メキシコ国立自治大学の大学都市は、メキシコシティの他の地区よりも安全である。Wikipedia参照。
メキシコ国立自治大学は、世界最大級の壁画に圧巻されつつもホッと一息つけて、治安の悪いイメージのメキシコとは違う空間でした。
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