10ドルでニューヨークはどこまで楽しめるのか？おすすめ安宿も

2015/02/192016/09/12

お釣りがきちゃいました。

こんにちは！世界一周中のありーしゃです。せっかく世界を回るなら色々な国を見てみたい！世界中には見所がいっぱいです！
世界的にも観光地として大人気のアメリカ・ニューヨーク。多くの人が一度は憧れたことがあるのではないでしょうか？私もその一人。物価が高いことでも有名なニューヨークですが、お金がなくても諦められなかった貧乏バックパッカーの私が、たったUS$１０(１１８０円／US$1=118円計算)を握り締めて全力で観光してみました！

スタートはタイムズスクエア

NYに来たら誰もが行くであろう有名なタイムズスクエアからスタート！テレビや写真でよく見る光景に大興奮！！

NYの中心であるマンハッタン島は縦長で３つのエリア（地図上から「アッパー」「ミッド」「ダウン」）に分けられています。タイムズスクエアは42nd.Street、ミッドタウンの中央にあります。

使ったお金：0

都会のオアシス・セントラルパーク

公園は朝が気持ちいい！ということで、まずは大都会NYのオアシスであるセントラルパークへ。タイムズスクエアから歩いて向かいましょう。

セントラルパークは南北４ｋｍ東西０．８ｋｍもの巨大公園です。公園にはお散歩やジョギングを楽しむ人、のんびり横になっている人、馬車に乗って優雅に観光する人など過ごし方はそれぞれ。

公園内の地図は有料です。インフォメーションセンターにはお土産も売っていました!

リスにも簡単に会えます！

公園内を散策すると人だかりを発見。ビートルズのジョン・レノンの記念碑があるストロベリー・フィールズでした。たくさんの観光客が写真を撮る横でビートルズの曲『IMAGINE』を歌うシンガーがいて、とても心地のいい空間でした。

ここからさらに北へ進むとお城が見えてきました。「ベルヴェデーレ城」と言う名前はイタリア語で「素晴らしい眺め」という意味だそうです。

使ったお金：0

世界三大美術館メトロポリタン美術館へ

公園を一通り楽しんだので、東に移動していよいよ目玉の世界三大美術館の一つであるメトロポリタン美術館に行ってみましょう！

入場料は大人US$２５、学生US$１２と記載されているのですが・・・実は任意なんです。つまり、入場料は来館者自身で決めることが出来るのです。さすがにタダで入るのは気が引けますよね。なので、US$１払うことにしました。

「何か言われるかな～」とドキドキしていましたが、受付のお姉さんは嫌な顔一つせずレシートと入館証シールを渡してくれました。なので、自信を持って最高の笑顔でUS$１を渡しましょう！

世界最大級のコレクション

さすがは世界最大級の美術館。３００万点を超えるというコレクションは地域ごとのセクションに分かれていて見やすくなっているのですが、あまりに広くて順路も特になく何処を歩いているのか分からなくなります。

エジプトセクション。たくさんのミイラやスフィンクスに会えますよ！

ヨーロッパセクション。さすがはヨーロッパ、範囲も展示物も大規模です。

アジアセクション。日本の展示物は人気のようでした！

オセアニアセクション。なんとも不思議なアボリジニのアートです。

一つ一つ丁寧に見ていたらとても１日では終われないので、興味のあるセクションを絞り込んで効率よく回る必要がありますね。

使ったお金：US$1

お待ちかねのランチタイム！

公園を散歩して、美術館を回ったら腹がすいてきました。ですが、カフェやレストランでランチをしようものなら予算のUS$１０は一瞬で消えてしまいます。そこでニューヨーカーに大人気のピザショップへ行ってみました！

ピザの１カットがなんと９９￠！この物価の高いNYにおいて救世主的存在です。NYに何店舗もあり、場所によってはランチタイムに大行列ができるそうです！

使ったお金：９９￠

NYの１００円ショップ？！

さて腹ごしらえが終われば街歩きを楽しみつつ、このお店に行ってみましょう。

その名も「Jack's」。このお店、一部商品を除き、全商品９９セントです。食品・衣料品・日用品全てが揃います。アメリカらしい品物が溢れるこの店でお土産を買うのもいいかもしれません。次の観光に備えてここでクッキーとジュースを買っておきました。

編集長おすすめ予約サイト

使ったお金：ジュース９９￠、クッキー９９￠

治安が不安？地下鉄に挑戦！

次の観光スポットに移動するため地下鉄に乗ります。一昔前まではNYの地下鉄は超危険地帯と言われていたそうですが、現在は何の問題なく利用できる便利な市民の足です。

"NYC subway simplified map 50pct-optimized". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

乗車するにはメトロカードを手に入れなければなりません。カード本体はUS$１。そこに往復分のチャージを入れます。どこまで行っても片道US$２．５０／往復US$５。このメトロカードはチャージ金額によって運賃サービスがあります。また１週間・１ヶ月の乗り放題券も販売しています。駅構内の券売機で簡単に買えます。

使ったお金：US$５

地下鉄に乗ったらマンハッタン島の最南端のサウスフェリー駅に向かいます。たくさん人が乗っているので全然怖くありませんでした！

駅を降りて地上に登ると、フェリー乗り場が見えてきます。ここからスタテン島行きのフェリーに乗ろうと思います！・・・なぜフェリー？スタテン島ってどこ？

NYのシンボル「自由の女神」をタダで見よう！

ここからスタテン島へ行く公共フェリーに無料で乗ります。このフェリーからはなんとNYのシンボルである自由の女神が正面から見られるんです！

観光クルーズだと大変混む上、料金はUS$１８～とバックパッカーには辛い金額です。もちろんスタテン島フェリーは市民の足としての船なので、観光クルーズのように真下まで近づけるわけではないけれど十分にその姿を見ることができます。ただ、自由の女神が見えてくるとみんな立ち上がって窓側がいっぱいになるので、早めに右側の窓を陣取る必要があります！

バイバイ、マンハッタン。だんだん遠くなっていく。