世界中で飲まれるコーヒーですが、ところ変わればコーヒーも変わります。ラオス滞在中は、「コーヒーをあてにお茶を飲む」日々でした。もう、お腹たっぷんたっぷんです。笑
ラオスは陰のコーヒー大国
こんにちは。世界一周アラサー女子のYUNAです。
私がラオスコーヒーを飲みまくっていたのは、ラオス北部にある、世界遺産のルアンバパーンという小さなのんびりした街です。
ラオスは元々はフランスの植民地でした。その為、道中で出会った旅人からは「美味しいフランスパンやコーヒーが安く食べたり飲んだり出来るよ」と聞いていた為、密かに訪れるのを楽しみにしていました。
また、インターネットで調べていると、アジアの農業ビジネスを紹介するサイト「GREENWAY」によると、「世界第2位のベトナムコーヒーのうち30〜40%はラオスから流れている」とのこと。そんな、有名コーヒーを陰で支えるラオスコーヒーをローカルな喫茶店で楽しんできましたので、報告します。
コーヒー=濃い・甘い?
まずは、ラオスコーヒーとはどんな物なのか、市場調査を行わなければなりません。宿の近くのツーリスティックなレストランで1杯頼んでみます。
思っていた以上におしゃれな見た目です。お味は、非常に甘く濃いコーヒーです。思わず「あまぁーい!」と言いたくなります。
別の日には、もう少しローカルなお店を発見し、注文しました。味は、ほとんど同じです。濃くて甘いコーヒーです。
初日は、濃くて甘すぎるコーヒーに、正直好感はありませんでした。しかし、3日目、お昼過ぎにどうしてもラオスコーヒーが飲みたくなり、更なるローカル喫茶店を探しました。
驚きの連続
見つけた喫茶店は、お母さんと娘さんとで経営している様子です。席は4席のみ。お客さんも少ないです。お惣菜の配達と両方で生計を立てているようです。もちろん、メニューはありません。(笑)
コーヒーを注文すると、まずはこちらが登場します。これは何でしょう?答えは後半で。
あれ……??コーヒー注文しましたよ…..と戸惑っていると、お母さんは優しい笑顔で「大丈夫!大丈夫!」とジェスチャーで示してくれます。
5分程で、コーヒーも遅れて登場です。お味の前にこれ、どうやって作るのか見てみましょう!
入れ方レポート
まず、缶から白い液体をコップ3分の1くらいまで注ぎます。どろっとした液体です。何かわかりますか??
この液体、実は練乳です。「あまぁーい!」原因はまさにこれです。
横には、このようにポットが数種類あります。この机の下がコンロになっているようで、それぞれ「コーヒー、お茶、お湯」が入っていました。
そして、先ほどの練乳を入れたコップに見るからに濃いコーヒーを注ぎます。
そして、温かいうちに粉ミルクも投入します。どうですか?ブラックコーヒー派の方は、直視出来ないのではないですか?(笑)
そして、混ぜます。最初、写真を撮って良いか尋ねると、とても恥ずかしがっていたお母さんですが、作りすすめていると気にしなくなっていました。
椀子そばならぬ、椀子茶
しかし、他の2店との違いは最初に出てきたもの。これはお茶です。温かいお茶で、おそらく軽めのジャスミンティーでした。別の日に飲むと、綺麗に茶柱が立っていました。良いこと起こるでしょうか?
更には、お茶が半分くらい減ると、すぐにお母さんか娘さんがお茶を足してくれます。コーヒー1杯の間に5杯程お茶を飲みます。なので、お店を出る時には、お腹が満腹になります。しかし、激甘ラオスコーヒーとあっさりジャスミンティーのコンビが完璧で、まるで「コーヒーをあてに、お茶を飲んでいる気分」になりました。(笑)
他の街のローカルなおじさんが集まるコーヒー屋さんでも、まさに皆さん、「コーヒー&お茶」で楽しんでいました。
もしかすると、ラオスコーヒーは「コーヒー&お茶」が正しいたしなみ方なのではないか?と思いました。
みなさんも、ラオスを訪れた際には「コーヒー&お茶」のお店を探してみてはいかがですか?きっと、その濃さ・甘さ・あっさりの虜になるはずですよ!
文・写真:YUNA
YUNA
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