[chat face=”lee2.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type1″]私も愛用していたトラベラーズチェックですが、2018年現在購入することができません。
「使えないとなると、海外でのお金の管理はどうすればいいの?」と悩む人もいるかもしれません。
この記事では、トラベラーズチェックの代替となるツールを私がいろいろ試してみた経験から3つご紹介します。[/chat]
トラベラーズチェックの代替ツール1
海外プリペイドカード
まず紹介する代替ツールが、「海外プリペイドカード」です。
海外プリペイドカードとは、チャージ(入金)した金額だけ使えるカードです。
VISAやマスター、JCBなどの国際ブランドが搭載されており、クレジットカードとほぼ同様に使うことができます。
海外プリペイドカードの多くは海外でしか使えませんが、マネパカードは国内でのショッピングにも利用可能です。
紛失・盗難の際も安心
では、海外プリペイドカードとトラベラーズチェックを比較して、海外プリペイドカードはトラベラーズチェックの代替となるか、チェックしましょう。
まず、紛失・盗難の際の対応ですが、トラベラーズチェックは紛失・盗難の際も再発行が可能です。
ただし、再発行には時間がかかり、その間はもちろん利用できません。
一方の海外プリペイドカードも、紛失・盗難の際の対応に優れているカードがあります。
それが「キャッシュパスポート」で、スペアカードが発行されるため、メインカードが紛失・盗難の被害に遭っても、スペアカードはそのまま利用可能です。
利便性は海外プリペイドカードが上
利便性についてですが、トラベラーズチェックはあまりよくありません。
フランス旅行に行った時も、換金せずにそのままトラベラーズチェックを使える店舗はありませんでした。
一方の海外プリペイドカードは、国際クレジットカードブランドの加盟店でのショッピングはもちろん、ATMを使った現地通貨の引き出しも可能です。
この点では、海外プリペイドカードはトラベラーズチェックの代替以上の活躍を見せます。
トラベラーズチェックの代替ツール2
クレジットカード
次に紹介するトラベラーズチェックの代替ツール、それはクレジットカードです。
世界中でショッピングやキャッシングに利用でき、利用金額は後日、口座から引き落とされます。
審査でショッピング、キャッシングともに限度額が設定され、限度額以上の利用はできません。
使い勝手は3つのツールで一番
では、トラベラーズチェックの代替として、クレジットカードはふさわしいか見ていきましょう。
使い勝手については、トラベラーズチェックはもちろん、海外プリペイドカード、国際キャッシュカードを上回ります。
世界中のクレジットカード加盟店で使えるだけでなく、海外プリペイドカード、国際キャッシュカードでは支払えないこともあるデポジット(預り金)や現地の高速道路料金、現地のガソリン代も、クレジットカードならば問題ありません。
保険や付帯サービスも充実
トラベラーズチェックを利用しても、特に特典があるわけではありません。
しかし、クレジットカードには国際ブランドやカード会社独自の優待や特典があり、海外旅行保険やショッピング保険が付帯するカードもあります。
万が一の不正利用が心配
しかし、クレジットカードは紛失・盗難の際の不正利用が心配です。
最近では、カード会社による不正利用監視が強まっていますが、紛失・盗難の際の不正利用の可能性はゼロではありません。
一方のトラベラーズチェックは、「パスポート提示&目の前でパスポートと同じサイン」という2つのハードルがあり、これをクリアすることはまずできません。
トラベラーズチェックの代替ツール3
国際キャッシュカード
そして、最後のトラベラーズチェックの代替ツール候補、それが国際キャッシュカードです。
仕組みが海外プリペイドカードと似ていますが、海外プリペイドカードがチャージ分だけ利用できるのに対して、国際キャッシュカードは口座の残高分だけ利用できます。
VISAやJCBなどの国際ブランドが搭載されていものもあります。
簡単に追加入金できる
私も、トラベラーズチェックを使いすぎてなくなってしまい、残りの現金とクレジットカードでどうしようか、不安になったものでした。
トラベラーズチェックは日本で購入するものであり、現地購入は手間もかかるのでおすすめしません。
しかし、国際キャッシュカードならば、紐づけしている口座のお金が無くなっても、そこに追加入金されれば、引き続き使うことができます。
これは、トラベラーズチェックの代替としては十分すぎる機能です。
口座の残高管理には注意が必要
しかし裏返せば、それは口座の残高管理には注意が必要ということです。
特に、国際キャッシュカードと紐づけになっている口座が、家賃や公共料金の引き落とし口座でもある場合、余計に注意が必要です。
国際キャッシュカードを使いすぎると公共料金の引き落としができず、旅行中に公共料金の引き落としがあると国際キャッシュカードの利用可能残高が減ります。
トラベラーズチェックは、金額分を事前に購入するので、そのような心配はありません。
トラベラーズチェックの代替でおすすめは海外プリペイドカード
トラベラーズチェックの代替ツールを3つ紹介しましたが、初心者に最もおすすめなのが審査が海外プリペイドカードです。
チャージ分以上利用できない点は、クレジットカードや国際キャッシュカードを上回るセキュリティです。
クレジットカードを現地で使いすぎてしまい、帰国後に利用明細を見てびっくりすることもありますが、海外プリペイドカードならばそんなこともありません。
海外にマネパカードを持っていけばこれだけ便利&お得に
数ある海外プリペイドカードの中でも、おススメが「マネパカード」です。
マネパカードを持って行けば、海外旅行がこれだけ便利でお得になります。
年齢制限がゆるい、審査なし
クレジットカードは高校生を除く18歳以上、国際キャッシュカードも中学生を除く15歳以上というのが、一般的な発行基準です。
しかし、マネパカードは15歳から持てるので、海外旅行に行く中高生のお子さんにも持たせられます。
また、審査もありませんので、クレジットカードの審査に通るか不安な方でも安心して持てます。
レートが良い
マネパカードは、両替レートが非常に良いことで知られています。
トラベラーズチェックに適用されるレートは、「対顧客電信相場」というレートで、現金を直接両替するよりも1%以上はお得なレートです。
トラベラーズの発行には1%の発行手数料がかかりますが、それを差し引いてもトラベラーズチェックはお得でした。
一方のマネパカードのレートを比較してみました。
マネパカード・キャッシュパスポート・銀行レート比較表
マネパカードで両替すると1ユーロ3円お得!
マネパカード |
キャッシュパスポート |
三菱東京UFJ銀行 |
|
1米ドル |
114.17 |
115.57 |
116.09 |
1ユーロ |
134.347 |
137.19 |
137.30 |
1英ポンド |
154.503 |
160.09 |
164.57 |
1豪ドル |
85.861 |
92.19 |
94.77 |
1香港ドル |
14.832 |
15.28 |
16.94 |
上表のとおり2017年12月8日現在、マネパカードで例えば1ユーロ分両替すると134円かかり、海外プリカのキャッシュパスポートと比べて3円もお得になります。
500ユーロ両替すれば1500円お得になるので、旅先でちょっとした贅沢を楽しんでいます。
僕も3年愛用しているマネパカード、トラベラーズチェックの代わりとしておすすめです!