今や世界的に食されるラーメン。海外では、本格ラーメンの作り方なども発表されている。
今回はFIRST WE FEAST「The Complete Guide to Making Ramen at Home」にて紹介された家庭用ラーメンの作り方を10の手順で紹介する。
家で作るラーメン完全ガイド
ラーメンマスターは何年もの時を費やし、ラーメンを極める。しかしだからといって、我々に美味しいラーメンが作れないわけではない。Chukoの共同オーナー・デビッド・クーンが、DIYラーメンの素晴らしさについて教えてくれる。
FIRST WE FEAST「The Complete Guide to Making Ramen at Home」より。
チキンの骨か鶏手羽肉を2〜3ポンド、人参1本、セロリ1本、玉ねぎ2個、にんにく2片、3〜4クォートを鍋に入れ、3時間煮込む。
ポイント:肉と骨を茹でる。これがミソ。
塩&醤油、ミソ、潰したにんにく&塩などがタレとなる。醤油で味付けされた肉のスープはショーユラーメンになり、東京で人気。
ポイント:スープだけではただの水。味をつけなければならない。
「ラーメン」と書かれた麺が見つからなければ、アジア系スーパーで売っている卵麺でもよい。
ポイント:重いスープに軽い麺。これがスープと麺との合わせ方。
良いオイルは味だけでなくアロマも加える事ができる。
ポイント:簡単な方法としては、ごま油をたらすとよい。
1杯につき、卵は半分。
ポイント:沸騰したお湯に卵を入れてから、7分きっかり茹でる。あとは水道水で冷やし、乾かす。
普通は豚肉をトッピングする。豚バラは特に人気。しかし手間がかかる。
ポイント:やりすぎずやらなさすぎず、という意味では炒めた豚ミンチが無難。
ふりかけとかけてもよい。メンマやフィッシュケーキ(かまぼこ)もある。キムチもあり。
ポイント:ラーメンに超薄切りのネギを加えると、玉ねぎのような風味がブァッと発生する。
バランスが大切である。麺は繊細なので最後に入れる。
ポイント:タレとダシ、麺を入れる。そして素早く調味オイル、肉、卵、他のトッピングを入れる。
日本では、なりふり構わずラーメンを素早くすする。
ポイント:最高の状態を食す。早くしないと麺が水分を吸って伸びてしまう。
そんなにルールは多くないが、とにかく目の前のことに集中して味わおう。
ポイント:すすることによりラーメンのアロマが口に運ばれる。さらには、ラーメンを鼻のそばで少しでも長く存在させることができる。
日本のオカンなら、手順1の時点で別の料理を作り出すだろう。
3時間かけてダシを作る前に、3分でカップ麺を差し出されそうな気もする。
しかし海外でラーメンというのは、それだけ本気で取り組むべき特殊な料理ということなのかもしれない。
本気でラーメンを作りたいなら、海外のおうちラーメンレシピを実践してみてはいかがか。
参照:FIRST WE FEAST「The Complete Guide to Making Ramen at Home」
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