トルコ・エディルネでオイルレスリング(ヤールギュレシ)を凌ぐ人気を見せる名物料理「ジエールタバ」を食べてきました!店内には意外な光景も…!
こんにちは、タケオトラベラーを運営しているたけちゃんです!
中世までキリスト教世界が支配するも、現在はイスラームを信仰している影響で、キリスト教文化とイスラーム文化が混じり合う魅惑の国トルコ。
そんなトルコのエディルネという町は、ジエール・タバ(Ciğer tava)が名物料理だというんです!
エディルネ(Edirne)は、トルコの都市。トルコの最西端、ヨーロッパ側の東トラキア地方の国境地帯に横たわるエディルネ県の県都。
市街中心部からギリシャ国境まで5km、ブルガリア国境まで10kmの国境の町である。2000年の人口は約12万人。
旧市街の西を流れるトゥンジャ川の中州には、トルコの伝統競技であるヤールギュレシ(オイルレスリング)の大会が行われるクルクプナルの草原がある。
参照:Wikipedia「エディルネ」
ユネスコ世界文化遺産に登録されているセリミエ・モスク(Selimiye Camii)はエディルネの一番の見所です。
エディルネへ行くには、イスタンブール地下鉄T1線Otogar駅に隣接するEsenler Otogarıというバスターミナルから高速バスに乗車。バス運賃は30リラ(約900円)でした。
イスタンブール地下鉄M1線Otogar駅の駅ビル(左)とバスターミナル(右)。駅ビルにはレストラン・キオスク・雑貨店が入っています。
エディルネ行き高速バス。前面ガラスにひびが入っているのですが、お構いなしに出発(笑)
イスタンブールを出発して約2時間50分、エディルネのバスターミナルに到着です!
エディルネのバスターミナルは市街地から離れたところにありますが、バスターミナルから出ている無料のシャトルバスで市街地に行くことができます。
エディルネのバスターミナルから市街地に行ける無料シャトルバス。「ÜCRETSIZ SERVIS」が「無料サービス」という意味らしいです。
エディルネの名物料理がジエール・タバだと聞き、味を確かめようと入ったお店が、セリミエ・モスク直ぐそばにある地元レストラン「Bizim Lokanta」。
「Bizim Lokanta」の店構え。「Bizim Lokanta」はトルコ語で「私たちのレストラン」という意味らしいです。
「SINCE 1969」ということで、古くから親しまれているレストランのようです。
一番右側がジエール・タバ。「エディルネ名物ジエール・タバ」と書かれているようです。
「Bizim Lokanta」のメニュー。英語・トルコ語の他、国境を接するギリシャ・ブルガリアの言語でも表記されているのが興味深い!
料理が出てくるまで店内を見回していると、壁の写真に何処かで見たことのあるような人たちが写っているのを発見…!
こっ、これは…お相撲さんがする銀杏型の髪型!なんと、日本の大相撲力士がこの店を訪ねていたようなのです!
調べてみたところ、エディルネで行われた「ヤールギュレシ」というトルコの伝統格闘技の大会に日本の大相撲力士が招待されていたようです。きっとその際に「Bizim Lokanta」を訪ねたのでしょう。
そうこうしていると、ジエール・タバがやってきました。お皿一杯に盛られたジエール・タバと、トマト・生たまねぎ・レタスっぽい青菜のサラダもついてきました。容器に入ったパンは食べ放題!(写真左上)
ジエールタバとは、実はトルコのレバーの唐揚げ。
レバーというと少し臭みがあるのかなと思っていましたが、いざ口に入れてみるとその臭みが全くありませんでした。サラダと一緒に食べると脂っこさも感じることなく、一気にパクパク平らげてしまいました。
ちなみにジエール・タバ(サラダ付き)は16リラ(約480円)。牛丼チェーンの牛丼・お新香・味噌汁セットぐらいの値段で、皿一杯のジエール・タバとサラダが食べられ、ついでにパン食べ放題で、めっちゃおトクな気分でした!
「Bizim Lokanta」は2階建てですが、エディルネの人たちでずっと埋まっていました。
また、食べ終わった後に市街地を散策していると、夕方にも関わらず長蛇の列が出来ているのを発見!これもジエール・タバを出す別のレストラン「Aydın Tava Ciğer」でした!
ジエール・タバはエディルネでとても愛されている名物料理のようです!
トルコのエディルネを訪ねたら、歴史あるモスクと共に、相撲力士お墨付きの名物料理を是非お試しあれ!
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