はじめまして!じぶんスタイル世界旅行の森川寛信です。
バックパッカーからはじまって、スポーツ選手(実は世界最古の球技スポールブールの日本代表)として、ビジネスマンとして、いろんなカタチで10年以上旅をしてきました。僕の旅先でのささやかな楽しみの一つは、未知の美味しいフルーツとの出会い。数年前読んだ「フルーツ・ハンター―果物をめぐる冒険とビジネス」 という本に感銘を受けて、これからフルーツを本格的に旅のテーマの一つにしていこうと思っています。
フルーツハンターとは、「果実の魅力に取りつかれ、その原種やまだ知られていない品種を探し、栽培する人びと」だそうですが、あまり難しく考えずに自分なりにフルーツとの接点を増やしていきたいなと思っています。そんな【フルーツハンター見習い】としての活動を、これから世界新聞に寄稿させて頂ければと思っています。
さて、フルーツハンティングを直訳すると果物狩り。ということで海外でフルーツ狩りにトライしてきました。暑い国に行くと、だいたいあちこちでさまざまなフルーツがなっているので、実はフルーツ狩りなど道端でもできるのです。
たとえば、バングラディッシュの首都ダッカの道端で、バングラディッシュの国果であるジャックフルーツを狩って皆で食べたり。
インドネシアの友人邸の屋根に登って、庭になっているランブータンを狩ったり。
ただ今回はあえて、日本のフルーツ狩りのような、農園でのフルーツ狩りにチャレンジしたいと思います。そうなると、行き先は手軽にいけるフルーツ狩り大国、台湾。
以前、現地の友人に連れられて、台湾南部でマンゴー狩りをさせてもらったことも。
台湾マンゴーといえば、「愛文マンゴー」という真っ赤な絶品アップルマンゴーが有名です。5~7月のマンゴーシーズンに訪問したので、カゴ山盛りにマンゴー狩りさせてもらいました。
世界三大美果に数えられるチェリモヤの近縁種である「釈迦(シャカ)」が今回のターゲットです。バンレイシやSugar Appleとも呼ばれ、世界中に広く分布しています。台湾では台北の夜市に行けばほぼ必ず見かけますが、東部都市の台東が名産地です。仏像の頭のように見えることから、台湾では釈迦と呼ばれています。
2015年の年始に家族で台湾一周したときに、台東に立ち寄りました。
予めネットで現地の釈迦農園を探して、電話でアポをとりました。ホテルのロビーまで迎えに来て頂き、早速農園に向かいます。
訪問した楊さんの釈迦農園には、延々と釈迦の木が立ち並びます。
とれたての釈迦をいただきます。濃厚なアイスクリームのような舌触りですが、別名シュガーアップルと言われるだけあって、とても甘みが強く、美味しいです。2歳の娘は初釈迦でしたが、大変お気に入りのようで、帰国後もしばらくは「シャカシャカ」言っていました。
お土産にたくさん釈迦を頂いて、台東での釈迦狩りは無事に終了しました。
日本でフルーツ狩りというと、いちごやぶどうなどが定番ですが、ちょっと変わったフルーツ狩りがしたいという方は、台湾に行ってみるとよいかもしれません。釈迦だけでなく、マンゴー、ライチ、ロンガンなど、台湾はまさに南国フルーツ狩り天国です!
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