ベルリンで活動中のがぅちゃんです。
今や世界中どこでも見かけるマクドナルド。ハンガリーのブダペストに「世界一美しい」と噂されるマクドナルドがあると聞き行ってきました。
駅のホール全体がマクドナルド
噂のマクドナルドはブダペスト西駅にあります。ブダペスト西駅は、駅舎と2つのホールからなり、片方のホール全体がマクドナルドとなっています。(写真右の建物)
設計はあの「エッフェル」
1874年から1877年にかけて、ギュスターヴ・エッフェルの設計により現在の駅舎が建設された。鉄パイプとガラスを用いて外から内部が見える構造となっており、当時においては斬新な設計であった。
駅舎内にあるマクドナルドは高級感にあふれ、一般的なマクドナルド店舗のイメージからかけ離れている。そのため、「世界一美しいマクドナルド」などとも形容されることがある。
(Wikipedia引用)
ギュスターヴ・エッフェルはパリのエッフェル塔の設計者で、エッフェル塔が完成した12年前に建築されたのがこの駅です。鉄筋などが整備されたものの、現在も建物はそのままに、マクドナルドが経営されているという状況です。
19世紀当時の様子。いうなれば、ここにマクドナルドがあるといった状況でしょうか。
"Nyugati 19. század vége" by Original uploader was Sóhivatal at hu.wikipedia – Originally from hu.wikipedia; description page is/was here.. Licensed under Public Domain via Wikimedia Commons.
そんなマクドナルド西駅店は、トリップアドバイザーのブダペストのレストラン1983件中415位。その他1568件のレストランを差し置いてもマクドナルドに行こうということでしょうか。ますます気になります。(ランキングはこちら)
入場料が取れる内観
入り口からの様子。とても広々としており、中2階から入り、1階と2階があります。1階奥がレジで2階はマックカフェ。自分を含め、観光目的でウロウロしたり、ただ座ったりしている人がいました。
ホールの空間が大きいためか、ボトルシップのようにマクドナルドごとホールにすっぽり取り込まれたような感覚でした。なんとなく一体化してない気もしましたが、そんな違和感自体が楽しめる要素でもありました。
「コショウポテト」を食べてみた
見慣れないハンガリー語で書かれた「borsos burgonya」を指差しで注文。「borsos burgonya」はグーグル翻訳によると「コショウポテト」だそうです。230円(530フォリント)。
場の雰囲気もあってか、とても美味(と思えました)。コショウというよりコンソメ風。コンソメ味に大粒のコショウが混ざってる感じです。平べったくてサクサクとしたいい食感でした。マクドナルドと言わず、500円で提供されたら納得できるレベルでした。
マクドナルドありきの良さ
庶民的なマクドナルドのクオリティを高めたかのようにも思える、由緒正しき建物でした。でも正直、マクドナルドが無ければ素通りしてたと思います。ましてや、町中のマクドナルドは歩くたびに素通りしてしまっています。
この建物の主役である駅舎だけを見ると、特別な印象はありませんでした。
歴史的建造物とマクドナルドが共存していたからこそある、独特の雰囲気がこの場所にはありました。相反する2つの物が共存し、そこに特別な空間が生まれるいい例だなと感じてたりします。
海外旅行した際は、あえて見慣れた物に目をむけてみると、意外なおもしろさに出会えるのではないかなと思います!
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