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ペルーの絶景「レインボーマウンテン」で味わった地獄

2024 10/16
スポット アクティビティ 奇景 絶景 自然 観光スポット 面白スポット 山 山 エリア
2017/07/112024/10/16
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RainbowMountainCusco2
ペルーの標高5000m超のトレッキングを越えて目指したレインボーマウンテン。無理して登って気づいたたことがありました。

 

こんにちは。なんちゃってにわかハイカーになりつつある旅人のカイです。

マチュピチュ観光の拠点であるペルー・クスコに行ってみたら、「マチュピチュだけじゃもったいない!レインボーマウンテンは絶対行け!」と現地人にごり推しされたので、虹色の山という名前に惹かれて行ってみることにしました。

 

目次

マチュピチュだけじゃない。ペルー最大の観光拠点クスコ

レインボーマウンテンの噂を聞いたのは、マチュピチュで有名なペルーの古都クスコ。古代インカ文明の首都が置かれていた場所でその街並みは世界遺産にも登録されています。
IMG_6798

 

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クスコからレインボーマウンテンへ

レインボーマウンテンへはこの街からツアーに参加して向かいます。登山口までの送迎と登山ガイド、2回の食事と入山料がセットで60ソル(2100円)でした。

ツアー会社で申し込んだ時にはじめて、レインボーマウンテンが標高5000mを超える高所へのトレッキングだということを知った筆者。

一瞬その数字にひるんだのですが、「大丈夫、半日のただのハイキングさ」とツアー会社のオーナーが諭すので、その言葉を信じてそのまま申し込みました。

翌日、彼の言葉を信じたことを激しく後悔することになるのですが。

 

レインボーマウンテンへは早朝に出発

AM3:00、まだあたりが暗い中、レインボーマウンテンに向けて出発します。前日からの酔客が楽しげな声をあげて中央広場の周りを千鳥足で歩いていました。
DSC_0870

 

他のツアー客とバスに乗り登山口へと向かいます。バスは朝靄の中をかっ飛ばし、途中の村で朝食をとったのち、AM 8:30頃にスタート地点へと到着しました。

このスタート地点ですでに標高4500m。以前紹介した天空の湖・ラグーナ69のゴール地点並みの高さがあります。
DSC_0876

 

ガイドさんからの注意事項を聞いたのち、9時頃にトレッキング開始。他のツアーも含めて、多くの登山客が一列になって歩いていきます。ご婦人や年配の方もチラホラ。体力に自信のない筆者ですので少し安心したのでした。
DSC_0877

ガイドさんと屈強な欧米人ハイカーたちはさっくさくと先へ行ってしまいましたが、あくまで自分のペースで歩いて行きます。

 

年配ハイカーたち、続々と馬に乗る。

最初の登りを登りきり少し行くと、原住民のインディヘナたちが馬をたくさんつれている場所に来ました。
DSC_0880

 

なんだろう?と思っていると、ご婦人方や年配ハイカーが続々と値段交渉をして馬にまたがっているではないですか。そう、体力に自信のない参加者はこの地点から馬を借りてインディヘナのリードのもと山頂を目指すのです。
DSC_0882

 

女性や年配ハイカーを見て「この人たちが登れるなら自分も大丈夫」と思っていたのですが、みなさんきっちり馬を借りて颯爽と行ってしまいました。

だ、大丈夫かな、わたし…。

一抹の不安がよぎります。

 

しんどいけど、道中も絶景。

馬ポイントを過ぎると平坦な道が続きます。空気は薄いですが、景色が綺麗なのでまだまだ楽しむことができました。
DSC_0890

 

4000mを越える高地にも人は住んでいるのですね。脱帽です。
DSC_0889

 

犬が気持ちよさそうに寝ていました。時たま出会う動物たちに癒されながらゆっくり進んでいきます。
DSC_0885

 

1時間歩き、まさかのスタート地点に到着

平原を進むと小屋のようなものが見えてきました。聞くと、ここからがレインボーマウンテンの入り口なのだとか。ここで入山料10ソル(約340円)を払います。
DSC_0891

 

ん?入り口? 

そうです、バスを降りてからすでに一時間以上歩いてきましたが、レインボーマウンテンの入り口にさえ到着していなかったのです。

ここから本格的な登りが始まり、約2時間で到着とのこと。
DSC_0894

 

薄い酸素とぬかるんだ道で、すでに大部分の体力を失っていた筆者。軽く目の前が真っ暗になりました。


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まだ、あと2時間もあるのか…。

 

人生で一番きつかった2時間

ビジターセンターを出たあとはゆるりとした坂が続きます。が、この坂が見た目以上にきつい。
DSC_0896

 

標高はこのときもう4000m後半。自分史上一番高い場所にいました。そして一歩進むごとにそれを更新していくのです。
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これが本当に辛い。一歩踏み出すのがとても辛い。周りではインディヘナたちが「馬に乗ってけよ、おじょーちゃん」と悪魔(いや超親切心)のささやきを投げかけてきます。
DSC_0900

 

馬に乗ることがどうしてもプライド的に許さなかったので、進んでるんだかわからないような亀よりも鈍い足取りで先を目指していきました。

 

満身創痍の末、プライド砕けて馬に乗る。

全力を出し切って一つの峠を越えた先には、さらにまた新しい登り坂が。しかも先ほどよりももっと傾斜がきついようです。
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この時点でなんちゃってハイカーの筆者の心は砕けちり、馬に乗ることを決意。ちっぽけなプライドはかなぐり捨てることにしました。
DSC_0908

 

ちょうど通りかかったインディヘナのお兄ちゃんにか細い声で「どうか…乗せてください…」とお願いをして、とうとう馬に乗ってしまいました。

終点まで40ソル(約1380円)。ほぼツアー代と同等の金額です。しゃべる気力も残されていなかったので、値段交渉をすることもなく、言い値で乗ることにしました。
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実はこの日は誕生日前日だった筆者。27歳の締めくくりに「自分で歩き切る!」と密かな目標を立てていたのですが、「28歳からは頼れるものは頼る」というモットーに方向転換することを決意したのでした。

ちなみに、標高が高いせいか、馬にのったところで大して気分がよくなるわけではありませんでした。

 

途中で降ろされて、結局歩かされる

このまま頂上まで行ってくれるのかと思いきや、ゴールのだいぶ手前で降ろされてしまいました。ここから馬はいけないとのこと。
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安くないお金を払ったので「まじか…」と思ったのですが、ルールなのでしかたありません。最後の最後を、本当にゆっくりとゆっくーりと歩いて行きました。
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振り返ると、確かにうっすらとレインボーマウンテンが。ゴールが近いことを景色が教えてくれています。わたしの脳裏には「はやく帰りたい」しかありませんでしたが。
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レインボーマウンテンを登りきった先に見た虹

スタートからすでに4時間近く。普通の登山者の2倍近い時間をかけてやっと標高5200mに到着です。
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到着後の記念撮影。寒さと頭痛と疲労でうまく笑えていません。顔色も悪い。文字通り死にそうでした。笑
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そして、ついについに!こんな状態になってまで観たかったレインボーマウンテンの景色を眼下に望むことができました。まさに、レインボー!
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晴れていれば褐色の部分がもっと鮮やかに見えるんだとか。
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疲れも忘れてしばし、自然の美しさに見惚れてしまいました。
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トータルで4時間近くかかってしまったレインボーマウンテンへの道のりはとってもきつかったですが、なんとかこの景色を見ることができました。

普通の体力がある人は2時間から2時間半で歩けてしまうそうなので、あまりびびらずチャレンジしてみてください。

 

レインボーマウンテンを登ってわかったこと

このレインボーマウンテンを機に、「山は登るものではなく眺めるもの」と個人的な定義付けをして、その後はもっぱら町歩きばかりしている筆者です。

それでも、レインボーマウンテンに行き、あの唯一無二景色を見ることができたのはとてもよかったなと思います。

相当しんどい思いはしましたが、しんどい思いをしたなりに、見えた景色の美しさは格別なものがありました。

初心者が半日で5000mを超える山に挑戦できる場所もなかなかないと思うので、マチュピチュ観光に来た際はクスコ滞在を数日伸ばして、ぜひレインボーマウンテンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

以上、ペルーよりカイでした。

 

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カイリカコ

1989年千葉県生まれ。B型っぽいO型よりのA型。ガジェット系雑誌・Webサイトの広告マンを2年半務めたあと退職し、かねてより計画していた世界放浪をスタート。「そよかぜのように旅をする」をモットーに、世界のどこかをそよりと放浪中。▶︎Blog(そよかぜ旅日記)▶︎Instagram(@soyotabi_rkk)
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