バックパッカーだってシンガポールを楽しみたい!そんな悲痛な想いを胸に、シンガポールの無料スポットを回ってみました。
世界一周中のShimoです。バックパッカーは毎日の予算を決め、宿や食事においてその都度、財布と相談する人が大半だと思います。
英誌「エコノミスト」の調査機関による世界主要都市の生活費ランキング2014年版で1位となった、「世界一物価の高い」シンガポールで、予算なんか気にもせず思いっきり楽しめるスポットをご紹介します!
1.マーライオン公園
言わずと知れたシンガポールの名所です。公園と名がついていますが、特に遊具は無く、芝生も無く、子供が遊んでいる訳でもなく、ただマーライオンが居るのみです。
町中に突如として出現し、流石の観光名所であり、平日であっても、写真を撮りたい旅行者が場所取り合戦を繰り広げています。また、夜になるとライトアップされるため、昼夜2回楽しめるスポットです。
この大きなマーライオンの背後には、元祖ミニマーライオンも居ます。マレーシアには上記2体に加え、計5体のマーライオンが居ます。宝探し感覚で探してみるのも楽しいかもしれません。
2.Wonder Full
シンガポールでマーライオンと並んで知名度が高いのが、マリーナベイサンズではないでしょうか。屋上にあるインフィニティプールも有名ですが、残念ながらこちらは宿泊者のみのサービスです…。
それでも無料で楽しめるのは、毎晩行われるWonder Fullという噴水ショーです。
噴水の飛沫をスクリーンに様々な映像が映し出されます。音楽と相まり感動的なショーです。
マリーナベイサンズの前から楽しむのも良いですが、逆サイドのマーライオン公園近くのエスプラネード橋からは、ホテルの全体とレーザ光のショーを楽しむ事ができます。こちらも2度楽しめるスポットです。
3.ハウ・パー・ヴィラ
シンガポールの珍名所として知られる、ハウ・パー・ヴィラ。テーマパークのような入り口です。
こちらの施設は、軟膏薬タイガーバーム の売り上げで巨財を成した(wikipediaより)胡文虎が弟への愛情と中国の伝統を残す為に作られたようです。
“1934年には、文虎は最愛の弟のために、壮大な邸宅とユニークな庭を造るビジョンを抱いていました。こうしてハウ・パー・ヴィラは誕生しました。(中略)胡兄弟は、若い世代に人生の貴重な教訓を教えることにより、中国の先祖伝来のものを保存するため、一般の人々にも公開することを許可しました。
ー 園内掲示物より引用
いくつかの展示物には解説がありましたが、それでも園内は不思議な像であふれています。
園内にはこれら以外にも多くの展示物があります。西遊記の物語の紹介等もあったので、上記の像たちも何らかの背景があるのでしょう。中国の伝説の深みを感じられるスポットでした。
4.ボタニックガーデン
次にご紹介するのは、ボタニックガーデンです。このクオリティが無料かと終始驚きました。
園内はいくつかのテーマパークに分かれていて、それぞれに異なった草花を楽しめます。こちらのEvolution Gardenでは古代の草花の様子が楽しめます。
各テーマパーク間の遊歩道にも花が多く咲いていて、綺麗に管理されていました。
中にはフードコートもあり、整えられた芝生で休憩したり……。とても広いので1日かけて楽しむ事ができました。
5.チャイニーズガーデン/ジャパニーズガーデン
市街地から電車に乗って約40分のチャイニーズ・ガーデン駅をおりてすぐのこちらの公園。大きな塔がすぐ見えるので迷う事はありません。
こちらの公園はあまり観光地として定着していないのか、観光客の姿はほぼ見かけませんでした。
チャイニーズガーデン内には12支をかたどった像やベンチが並んでいました。
チャイニーズガーデンの横には、ジャパニーズガーデンがあります。
シンガポールのビル街の喧噪に疲れたら、こちらの時間がゆっくりと流れとても静かな公園で一休みするのはいかがでしょうか。
シンガポールに訪れた際には、宿や食事にお金をかける分、無料で楽しめるスポットを巡ってみてはいかがでしょうか。
僕は今後も、世界中で無料スポット発掘し続けたいと思います!
文・写真:Shimo
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