世界一急な坂道として知られる、ニュージーランド・ダニーデンの「ボールドウィンストリート」(Baldwin Street)のてっぺんまで登ってきました。
こんにちは、ニュージーランドでワーホリ中のジョーです。
今回はニュージーランドの南島第二の都市、ダニーデンにある世界一急な道「ボールドウィンストリート」についてご紹介します。
ボールドウィン・ストリート(Baldwin Street)は、ニュージーランド南部の都市ダニーデン郊外の住宅地にある街路(ストリート)。
最大勾配は35%で、ギネスブックに「世界一急な街路」(the steepest street in the world)として認定されている。
Wikipedia「ボールドウィン・ストリート」より。
ボールドウィンストリートは世界一急というくらいなので、どのくらい急なのかやや詳しめにご説明します。
最大勾配は35%(傾斜角19°)、1:2.86(2.86m進むごとに高さが1m上がる割合)。
この最大勾配区間が実に70.6mにわたって続くのがボールドウィン・ストリートの特色である。
街路全体でも、ノースロードから分岐する海抜30mの地点から頂上の海抜100m地点まで高低差が70mあり、平均勾配は20%を超えている。
Wikipedia「ボールドウィン・ストリート」より。
うーん、イマイチ凄さが伝わってこない……と思ったのはきっとアナタだけではありません。
ボールドウィンストリートがどのくらい凄まじい坂なのかを見るべく、実際に行ってきました。
ボールドウィンストリートへは、ダニーデン市内から徒歩で1時間。
バスの場合はオクタゴン(Octagon)からバス9番を利用し、ノースロード(North Road)で下車。
30分ほどで到着します。
ニュージーランドのバスは基本的に「Next stop is〜(次のバス停は〜)」とアナウンスがないので、不安であれば運転手にここで降ろしてほしい、と伝えれば確実です!
ボールドウィンストリートに到着すると、壁のようにそびえ立つ坂が視界に入ります。
ご覧の通り、ボールドウィンストリートの道路沿いには家が建っています。
普段の生活で毎日この坂を往復している人も恐らくいるでしょう。
ちなみにボールドウィンストリートの「ボールドウィン(Baldwin)」は、かつてこの土地を分譲した人名が由来になっています。
上るときは道路だけでなく脇に階段もあります。
ボールドウィンストリートでは、道路を歩いた方が、より世界一の勾配を体感できるかと思います。
垂直に立っているはずの電柱とツーショットをしてみました。
決して猫背なのではなく、前かがみにならないと後ろに倒れそうなくらい急でした。
しばらく上っていると、この坂を上ってくる車がやって来ました!!
冬にこの道が凍結した時のことを考えるとゾッとします…。
上り始めて10分弱でようやく坂の頂上へ!
坂を上りきると、ボールドウィンストリートをイメージしたイラストが描かれたベンチと水飲み場があります。
俗に言うインスタ映えスポットですね! もちろん僕も記念撮影しました。
記念撮影を終えて、上ってきた道を振り返って一休みします。
あいにくの天候ですが、スキー場にいるかのような眺めです。
余談ですが、ニュージーランド人は傘をささないと言われています。
ボールドウィンストリートを訪れた日は雨でしたが、傘をさしている人は僕のような観光客ばかりでした。
ニュージーランドにお越しの際はボールドウィンストリートへ是非!
このようなアートだけでなく、ダニーデン空港からの道中では羊も見られますよ!笑
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