アポロシアターで優勝したダンサーがなぜ世界一周なのか?

2014.04.06 14:05 
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ダンスユニットNUMBERSをご存知でしょうか。2013年、ニューヨークのアポロシアターでチャンピオンに輝いた彼らがなんと……世界一周に旅立つというのです。凱旋帰国し、数々のTV出演を果たした彼らが、なぜ「世界一周」なんでしょうか?

 

デスクです。なんだか大掛かりなプロジェクトが動き出しているもようです。

 

NUMBERSって何さ?って人は、

以下の動画を見るのが早いです。アポロシアター優勝時のパフォーマンスだそうです。

 

NUMBERSはアニメーションダンサーのリュータとゲンダイが2013年夏に結成したパフォーマンスユニットです。ロボットダンスやパントマイムなど「不思議な動き」をテーマにオリジナルサウンドにのせて披露しています。

結成1年目にしてマイケル・ジャクソンやジェームス・ブラウンを輩出した米ニューヨークのアポロシアター・アマチュアナイトで年間チャンピオンの座を獲得。 
Makuakeより引用

 

帰国後、日テレの「スッキリ」や「世界番付」、TBS「情熱大陸」などに出演したNUMBERS。
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順風満帆であるはずのNUMBERSが今、クラウドファウンディング(ネット上で資金を募る行為)で世界一周の費用を調達しようとしています。「えっ、なんで?」となる訳です。世界一周しながらツアーでもするのかな?と思ったら違うようです。

 

栄光の先にあったギャップ

以下の動画は、NUMBERSのクラウドファウンディングのページから転載したもの。後半のショートインタビューが興味深いので書き起こしてみました。

 

ーー優勝して周りの反響はどうでしたか?
RYUTA(左) 「アポロシアターに挑戦する前は、僕たちが何かに挑戦する姿勢を周りの人は応援してくれたんですけど、優勝して日本に帰ってきて『NUMBERSです』と言った時の感覚が、自分たちが思っていたのとは違って……

「自分たちとしてはもっと盛り上がって、もっとみんなが応援してくれるのかなって思っていた。仕事の面でも自分たちが理想としていたものが返ってこなかった」

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ーー今のNUMBERSに足りていないものは?
「パフォーマンスを通じて『このメッセージを伝えたいんだ!』というところまで2人がいけていないのかもしれない。こういう人生を歩んで来て、こういう思いがあって、思いをダンスにのっけて、作品を作りたいっていうのがまだないのかもしれない」

ーー最後にメッセージをお願いします。
「アーティストとして、世界一周した後の作品に絶対に生かしたいと思っているので、色々な感性を磨いて、アーティストとして一回り二周り成長して、皆さんにもっともっといいものを提供できるように応援していただきたい」

NUMBERSが世界一のダンスユニットになる!世界中の絶景からダンスを配信する旅を支援して下さいより

 

栄光の先に待っていたギャップ。アポロシアターで優勝した彼らがこんな苦悩を抱えているなんて……切実さがグリグリ刺さります。

 

絶景&遺跡からの動画配信

NUMBERSの世界一周ルート。期間は5月下旬〜7月下旬の予定。
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誰もが知る絶景&遺跡からの動画配信するそうです。これは見たい!
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NUMBERSのように知名度のある人物が、再起をかけて世界一周するというのはあまり例がないのではないのでしょうか。それだけに彼らの挑戦を注視していきたいです。

彼らが具体的に何をやろうとしていて、何を必要としているかは、クラウドファウンディングサイトMakuakeにて。
スクリーンショット 2014-04-06 12.12.00

 

 

文:デスク

参照:Makuake

 


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デスク
世界新聞の通称「デスク」。株式会社世界新聞代表取締役。これまでに35カ国以上を訪れる。 2011年〜1年間の世界一周旅行へ。ブログ村世界一周ランキング1位。2013年、世界新聞を立ち上げる。 著書に「世界一周できませんと思っていたらできちゃった」(幻冬舎) 海外旅行に関する講演もちらほら。

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