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海外旅行保険が充実したおすすめクレジットカード3枚

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初めての海外旅行(ハワイ)でいきなり海外旅行保険のお世話になった編集部のennuiです。
幸いクレジットカードに海外旅行保険が付帯していたおかげで事なきを得ましたが、あの時は焦りました…。

という訳で、海外旅行に持って行くクレジットカードは付帯保険の充実度で選ぶのが1番。
私は年に1回ペースで海外旅行に行くので、日々、海外旅行保険が充実したクレジットカードを探し求めております。

そこで今回は、海外旅行保険が充実しているクレジットカードをお探しの方が押さえておくべき4つのポイントと、海外旅行保険に強いおすすめのクレジットカード3枚をあわせてご紹介していきます。

目次

クレジットカードの海外旅行保険で見るべき項目4つ

まずはクレジットカードの付帯海外旅行保険を比較するとき、どんなポイントに注目すれば良いのかというところからチェックしていきましょう。見るべきポイントは、次の4つです。

1 「自動」or「利用」付帯

クレジットカードの付帯海外旅行保険には、ざっくり2つの種類があることをご存知ですか? 「自動付帯」と「利用付帯」です。
自動付帯は、そのクレジットカードを持っているだけで自動的に保険が適用されますが、利用付帯では旅行のツアー代金や交通費をクレジットカードで精算しないと、何かあったときの補償を受けることができません。
何をもって利用付帯が適用されるか、厳密にはクレジットカードによってそれぞれ条件が設定されていますので、もし利用付帯の海外旅行保険を有効にしたい場合は注意が必要です。

…と、こんなふうに利用付帯は「保険がちゃんと適用されるぞ!」と自信を持てるまでに、気を遣わなければならないところがちょっと面倒。そのため、付帯海外旅行保険を比較するときには自動付帯のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。

2 「疾病・傷害」の金額

海外旅行で保険のお世話になる場面って、どんなケースが1番多いと思いますか? それはズバリ「疾病(病気)」と「傷害(ケガ)」です。
海外旅行保険を比較していると、「死亡・後遺障害がのこってしまった場合」の補償がどうしても高額なので、「うわっ、5,000万円も出るの!? こっちは1億!?」な~んてついつい注目してしまいますが、よくよく考えてみてください。海外旅行で死亡なんて、病気やケガに比べればはるかに確率が低いわけですし、そもそも死亡してしまったら元も子もないですよね。

より多くの人に降りかかる可能性が高いのは、やっぱり旅行先での体調不良やケガなのです。つまり、海外旅行保険の補償でまず1番に注目すべきは「疾病・傷害」の金額。
旅行先によっては、病気やケガの治療費が予想以上に高くつくこともあります。私の友人は、ニューヨークで不幸にも盲腸になってしまい、緊急入院した結果かかった治療費は驚愕の300万円だったそうです。300万円ですよ? そんな現金持ち合わせているわけないじゃないですか!

しかも、海外の病院では手持ちの現金やクレジットカードで治療費が払えることが確認できないと、受診すらできないこともよくある話。これらのことからも、海外旅行保険は「疾病・傷害」にどれだけ手厚い補償があるかが最も重要なポイントになります。

3 「携行品損害」の金額

旅行に持って行ったカメラや時計などが、現地で盗まれたり壊れたりしたときにその損害を補償してくれる「携行品損害」。病気やケガに比べれば優先度は低いですが、この携行品損害の補償がどれくらい受けられるかもぜひ注目してほしいポイントのひとつです。

クレジットカードによって1個の品物あたりの補償額や、その際の自己負担分の金額も細かく変わってきます。
私は実はカメラが趣味なのですが、手持ちのカメラの中でどれを旅行に持って行くかは毎回とても悩むところ。壊れたら嫌だし本命カメラは置いて行こうかな…と思っていた時期もありましたが、今は壊れても携行品損害で補償してもらえるし!ということで気兼ねせず一眼レフを連れて行きます。旅行の自由度が上がる感じで、とても嬉しい補償だと思います。

4 「キャッシュレス診療」

キャッシュレス診療は、その名の通り現金なしで病院を受診することができるサービス。海外で病院に行きたくなったとき、まずクレジットカードのサポートデスクに連絡することで、保険会社が提携している病院を紹介してもらうことができます。そしてその病院に行けば、治療費は後日保険会社が支払ってくれるという仕組みです。

私もハワイで急にお腹が痛くなったとき、このキャッシュレス診療を利用してみたのですが、治療費がいくらかかるのか、手持ちのお金で足りるのか…といったことを気にせずスムーズに治療を受けることができたので、本当に助かりました。

以上、クレジットカードの海外旅行保険で注目すべき4つの項目でしたが、ここからはそのポイントをクリアしているおすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。

1 三井住友VISA カード(クラシックカードA)

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まず一つ目は「三井住友VISAカード」の「クラシックカードA」。年会費は初年度無料、翌年からもリボ払いの「マイ・ペイすリボ」への登録と、前年度に1回以上のカード利用があれば無料になります。
気になる4つのポイントはどんな感じになっているのでしょうか。

・自動or利用付帯

クラシックカードAの海外旅行保険は、基本的に自動付帯です。ただ、死亡・後遺障害の補償額が、自動付帯になるのは300万円まで。1,700万円は利用付帯となり、合わせると最高2,000万円の補償を受けることができます。

・疾病・傷害の金額

クラシックカードAでは、疾病・傷害ともに治療費の補償は100万円。先ほど登場した友人の盲腸ケース(治療費300万円)を思うとちょっと心もとないですが、初年度年会費無料のカードにしては頑張ってくれています。

・携行品損害の金額

クラシックカードAの携行品損害は20万円。高級時計なんかだとちょっと厳しいですが、私が気になるカメラくらいはカバーできます。ひとつの事故につき3,000円の自己負担が必要です。

・キャッシュレス診療

対応しています!

>三井住友VISAカードの公式サイトへ進む

2 楽天カード

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楽天カードは年会費が永年無料。楽天市場で利用すると、会員ランクに応じて2~5倍ものポイントがもらえるので、楽天ユーザーには特に見逃せない1枚です。
ちなみに、前述の私がハワイでお世話になった海外旅行保険は楽天カードのものです!

・自動or利用付帯

楽天カードの海外旅行保険は、残念ながら利用付帯。飛行機などの交通費、またはツアー代金を楽天カードで支払うと、保険が有効になります。
ただ、私もそうなのですが海外旅行などの大きな出費は、現金ではなくカードで決済する人が増えていますよね。楽天カードは楽天市場以外の利用でも100円につき1ポイントが貯まるので、楽天ユーザーの私はほとんど必ずカード支払いです。
そのため、楽天カードでは利用付帯の不便さを感じたことはあまりありません。もし「やっぱり自動付帯がいいな~」という方は、「楽天プレミアムカード」をチェックするのもアリです。

・疾病・傷害の金額

楽天カードの疾病・傷害の治療費補償はどちらも200万円。年会費完全無料のカードでこの補償額は、正直かなり太っ腹です。

・携行品損害の金額

携行品損害は最高20万円で、1回の事故につき3,000円の自己負担額があります。ここは三井住友VISAカードのクラシックカードAとまったく同じですね。

・キャッシュレス診療

対応しています!

>楽天カードの公式サイトへ進む

3 JCB EITカード

JCB EIT(エイト)カードも年会費無料のクレジットカードです。特徴としてはリボ払い専用カードなところがちょっと珍しいですが、海外旅行保険の内容はとても充実しています。

・自動or利用付帯

JCB EITカードの海外旅行保険は完全な自動付帯。出発前には何の手続きも必要ありません。

・疾病・傷害の金額

疾病・傷害の治療費補償はそれぞれ100万円。ちなみに傷害による死亡・後遺障害は最高2,000万円です。

・携行品損害の金額

三井住友VISAカード(クラシックカードA)、楽天カードと同じ、最高20万円。1回につき3,000円の自己負担が必要です。

・キャッシュレス診療

対応しています!

>JCB EITカードの公式サイトへ進む

クレジットカードの付帯海外旅行保険は合算できる!

今回ご紹介したクレジットカードはどれもコスパ抜群なのですが、年会費が有料のカードと比べてしまうと補償内容にちょっと物足りなさを感じる方もいるかもしれません。そんな時は、必殺クレジットカード複数枚持ち!

実は、付帯海外旅行保険は項目によって合算することができ、「死亡・後遺障害」は対象外なのですが、最も必要度の高い「疾病・傷害」は複数のクレジットカード間で合算可能。これをうまく利用すれば、1枚のクレジットカードで不安なときにも、わざわざお金を出して別の海外旅行保険に加入する必要がなくなります。
ただ、2枚3枚とクレジットカードが増えるほど、合算するなら自動付帯のカードを選ぶのが断然楽。利用付帯を有効にするための支払いチャンスは限られていますから、少なくとも2枚のうち1枚は自動付帯のものを選びたいですね。

おすすめのクレジットカード(海外旅行保険)の組み合わせは?

今回ご紹介したクレジットカードのうち、私のおすすめは楽天カードとJCB EITカードの組み合わせ。2枚を組み合わせると、疾病・傷害の補償が300万円と高額になり安心です。
その上2枚とも年会費無料なので、作って損することはない! 私も次の旅行までには手持ちの楽天カードにJCB EITカードをプラスしておこうと思っています。

ただ、三井住友VISAカードも最大手のVISAカード発行会社であり、知名度も最も高いので、信用力重視の方にはおすすめです。
今回ご紹介したポイントを参考に、あなたもぜひ海外旅行保険が充実したクレジットカードを選んでみてくださいね。

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