[chat face=”nori-1.jpg” name=”編集部Nolly” align=”left” style=”type3″]これまで海外60都市への渡航経験とニューヨーク留学経験があるNollyです。[/chat]
今回はキャッシュパスポートが気になる海外旅行初心者・留学予定者(親御さん)に向けて、キャッシュパスポートとクレジットカードの違いについて書いてみたいと思います。
キャッシュパスポートとクレジットカードの違い比較表
早い話、キャッシュパスポートとはチャージした金額まで使えるクレジットカードと思ってもらってOKです。
ただし、キャッシュパスポートは事前にチャージする=前払い制なので、クレジットカードと違い借金ではありません。
項目 | キャッシュパスポート | クレジットカード |
---|---|---|
カードショッピング | 可 (マスターカード加盟店) |
可 |
キャッシング | 可 (マスターカード対応ATM) |
可 |
限度額 | チャージした金額 | カードによる (限度額以上使えない) |
支払い | 前払い | 後払い |
紛失した時 | スペアカードで継続利用可 | 利用停止→再発行 |
海外旅行保険 | 付帯しない | 付帯する場合あり |
審査 | なし | あり |
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キャッシュパスポートのクレジットカードと同じ点
キャッシュパスポートの使い方はクレジットカードと全く同じです。
ショッピング利用時は下記の通り。
利用時、磁気テープをカードリーダーにスライドさせるタイプでは、サインを求められますし、ICチップをカードリーダーに読み取らせるタイプでは、4桁の暗証番号を入力します。
ATMでのキャッシング利用時も、カードを入れて暗証番号を入力すればOKです。
キャッシュパスポートでは、MasterCard加盟店の優待キャンペーンも利用できます。MasterCardの優待キャンペーンには、以下のようなものがあります。
・Hotels.comで予約すると、宿泊料金が12%オフ
・アメリカでハーツレンタカーを利用すると、レンタカー利用料金が10%オフ
・エクスペディアで海外ホテル9%オフ
・韓国空港鉄道「A’REX」の利用料金が割引、ケンジントンホテル汝矣島正規宿泊料金から50%オフ及び飲食メニュー20%オフ
キャッシュパスポートのクレジットカードと違う点
利用限度額がコントロールできる
クレジットカードと違う点は、利用限度額です。
キャッシュパスポートは、チャージした金額の残高が利用限度額になります。
利用限度額を自分でコントロールできるということは、万が一紛失や盗難の被害に遭ったとき、その被害額を少なくすることにもつながります。
チャージ金額を少なくしておけば、万が一海外プリペイドカードをなくしたり盗まれたりしても、チャージ金額以上の金額を使われることはありません。
チャージ金額だけでは足りなくなったときは、キャッシュパスポート専用口座に追加でチャージ、家族などの代理人による送金と言った方法で、残高を増やすことも可能です。
キャッシュパスポートは前払い
また、クレジットカードは利用金額をクレジットカード会社に後払いする方式になります。
クレジットカードを海外でショッピング利用すると、通貨も異なるため金銭感覚が多少マヒしてしまい、帰国後に利用明細を見たらとんでもない金額になっていた、なんてこともあります。
キャッシュパスポートのチャージはいわば前払いのようなものです。払い忘れや払えなくなる心配はありません。
スペアカードがある
また、キャッシュパスポートは、申し込むと「オリジナルカード」と「スペアカード」の2枚がセットになって送られてきます。
使用中の海外でオリジナルカードに万一のことがあった場合、利用停止手続きをしてもスペアカードをすぐに使えるため、不便になる期間がありません。
これはクレジットカードにはない大きな特徴です。
家族から入金可能
なお、キャッシュパスポートへのチャージ(振込)は利用者本人だけでなく、「入金委任状の登録」手続きを行うことで親御さんもチャージが可能になります。
手続きは簡単で、以下の項目をキャッシュパスポートの入金委任状フォームより入力するだけです。
・カードの種類
・キャッシュパスポートの番号
・生年月日
・キャッシュパスポート利用者の氏名
・キャッシュパスポート利用者または振込する方のメールアドレス
・入金予定者の氏名、続柄、住所、自宅電話番号
・委任の確認
キャッシュパスポートを海外旅行・留学におすすめする理由
キャッシュパスポートを海外旅行・留学におすすめする理由はいくつかありますが、中でもスペアカードの存在は大きいでしょう。
通常、海外でクレジットカードを紛失すると、現地での再発行はほぼ不可能です。
その後の滞在に大きな影響が出ることはもちろん、帰国しなければいけないこともあります。
でも、キャッシュパスポートにはスペアカードがあるので、紛失してもスペアカードで使い続けられます。
トラブルの可能性が上がる海外で「1枚なくしても大丈夫」という安心感は、旅先であなたを身軽にしてくれること間違いなしです!
キャッシュパスポートは発行まで1週間程度となっていますが、さらに時間がかかることもありますので、お早めにお申し込みを!
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こんな人にはキャッシュパスポートがおすすめ。クレジットカードのサブとしても
海外プリペイドカードの選択肢としては、行き先がニュージーランド、カナダ、シンガポールドル、香港の方は利用できる通貨の観点から、キャッシュパスポートを選ぶことになる人が多いと思います。
ニュージーランドやカナダは、観光はもちろんのこと、アメリカやイギリスと比べて物価が安く治安も比較的良いため、英語の語学留学先としても人気です。
よく比較対象になる海外プリペイドカードのマネパカードではNZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルは取扱通貨としては利用できません。
マネパカードでもNZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルでショッピングや現地通貨の引き出しは可能ですが、通常の0.7%の手数料に加えて、3%の為替手数料がかかります。)
また、学生向けのクレジットカードを持つことができたとしても、利用限度額が低くて心もとない場合など、自由な金額をチャージできるキャッシュパスポートは、サブカードとしても大いに活躍することでしょう。
キャッシュパスポートとは?
キャッシュパスポートは、1枚のカードに、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9種類の通貨をチャージして利用できる、海外プリペイドカードです。
チャージした金額の範囲内で、クレジットカード同様に海外のATMで現地通貨の現金を引き出すことができ、ショッピングの支払いには利用することもできます。
なお、日本国内では利用できません。
キャッシュパスポートはクレジットカードのMasterCardと提携しており、世界中のMasterCard対応ATMとMasterCard加盟店で利用できます。
空港のATMはもちろん、どんな小さな田舎町のATMでもMasterCardならほぼ確実に対応していますから、留学に旅行にビジネスに、安心して頼れますね。
またキャッシュパスポートは、万一の紛失盗難時の予備のために「スペアカード」があります。
最初から2枚セットでカードが発行されるのです。これはキャッシュパスポートだけの特徴です。
万が一オリジナルカードが紛失・盗難の被害に遭ったとしても、スペアカードがあれば引き続きキャッシュパスポートを利用できます。
もちろん、オリジナルカードは利用停止措置を取れば、利用停止措置後の第三者による不正利用はありません。
他の海外プリペイドカードではスペアカードが発行されず、現地で再発行をしてくれるカード会社もほとんどありませんので、帰国後に再発行手続きをしなければならず、現地滞在中は利用できなくなります。
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