話題のTimeTicketを使って、世界新聞の読者に会いに行ってきました。見ず知らずの読者と会うというのは素敵な体験でした。
誰も買わないでしょ……
以前、以下の記事を書いたのを覚えていますでしょうか?TimeTicketというサービスを紹介する内容だったんですが、ノリで僕もチケットを売ってみたんです。「まぁ、こんな青臭いの誰も買わないでしょ」と思っていたら……
この方が買ってくれました。一体何者なんでしょうか?
学びのある旅
都内在住の大出さんは、衛星写真を販売する会社でエンジニアをしているそうです。えーと……衛星写真の……販売?
「会社が人工衛星の日本上空の撮影権を持っているんです。例えば、酒蔵から(所有する)『田んぼの写真を上空から撮ってくれ』というような依頼があるんですよ」
そんなちょっと変わった会社に勤める大出さんは、いわゆるバックパッカーではないとのこと。
「旅好きの奥さんの影響で、年に2〜3回、短期で海外旅行に行くようになりました。ダイビングが好きで、南の島へダイビングスポットに行ったりします」
最近行ったというフィリピンのプエルトガレラの海。
奥さんと一緒です。
2005年ユネスコのサポート機関から「世界で最も美しい湾のひとつ」と認定された(primerより引用)ほど綺麗な海が広がります。
でも、ダイビングスポットとしてはまだ穴場なんですって。
大出さんは、旅を計画する時に心がけていることがあるといいます。
「せっかくなら、何か学びのある旅にしたいんですよね。プエルトガレラに行った時は、ミンドロ島という島でたまたま知り合った地元の女の子に、集落を案内してもらいました」
ミンドロ島の集落を行く。
「みんな、耐えられないような貧しさの中で暮らしているんです。台風が多い場所なのに、家は吹けば飛ぶような作りで……。でも、吹き飛ばされれば直す、の繰り返しで、しっかりしたものを作ろうとしない。受け入れちゃっているんですね」
旅と日常は繋がっている
もちろん、そんな現状を目の当たりにしても、旅人はどうすることもできません。大出さんにとって旅とはどんなものなのでしょうか。
「日本に帰ってから、自分が見たことについてバックグラウンドを調べてみたり……。旅と日常(日本での生活)って繋がっていると思うんです。」
最後に
最後に、初期からの世界新聞の読者だという大出さんに聞いてみた。バックパッカーでもない大出さんは、何故世界新聞を読んでいるのか。
「そりゃ、僕だってお金と時間があればやりたいですよ。長期旅行。でも、難しいから……。(世界新聞を読んでいるのは)憧れみたいなもんですね。」
何と言うか、身が引き締まります。大出さんありがとうございました!
写真:大出さん
文:デスク
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