世界遺産に登録されることになった「シルクロード」から、大雁塔、麦積山石窟、キジル石窟という3つの代表的なスポットを紹介します。
中国、カザフスタン、キルギスが登録目指す
「シルクロード」が世界遺産に登録される見通しです。ネット上では「まだ世界遺産じゃなかったんだ!」という反応が見受けられますが、シルクロードは中国、カザフスタン、キルギスの3か国が登録を目指していました。
シルクロードは6月にカタールのドーハで開かれる世界遺産委員会で正式決定されるそうです。
シルクロードも世界遺産へ…中国など3か国推薦 読売新聞
シルクロードってどこ?
“中国の洛陽から「天山回廊」と呼ばれるルートを経てカザフスタン南東部に至る、かつての道路網に沿った33か所の遺跡などが構成要素
読売新聞より引用
今回、その中から代表的な3つのスポットを紹介します。赤=大雁塔、青=麦積山石窟、黄=キジル石窟
より大きな地図で シルクロード を表示
大雁塔 @中国・西安
“652年に唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、高宗に申し出て建立した塔。
wikipediaより引用
塔の前には巨大な玄奘の像が。
photo by jiashiang
キジル石窟 @中国・新疆ウイグル自治区
photo by jiashiang
“3世紀の中頃から8世紀の間に造られた新疆では最大の石窟であり、236の石窟から成る。
麦積山石窟 @甘粛省天水
photo by kahumphrey
“高さ142mに達する、中国甘粛省天水県の南東30km、秦嶺山脈の西端に位置する石灰岩の仏教石窟。
コトバンクより引用
シルクロードという響きは旅心をくすぐる何かを秘めている訳で、今回の登録をきっかけに、世界一周者やバックパッカーにも人気が出てくることは間違いないでしょう。
文:デスク
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING