[chat face=”lee2.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type3″]マネパカードを使ってみたいと思ったとき、自分に合うかどうか、ほかの方の評判など、ちょっと不安になりますよね。
実際に3年マネパカードを使ってみて感じたデメリットを紹介しています。
これからマネパカードの発行を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。[/chat]
「マネパカードは使えない」
「マネパカードで本当に大丈夫?」
なんて口コミも見ますけど、確かにマネパカードにはデメリットもあります。
「マネパカードは使えない」への僕の見解
まず、「マネパカードは使えない」という口コミに対する僕の意見ですが、そんなことはありません。
マネパカードはマスターカードが使えるお店でしたら、海外でも国内でも買い物できます。
それに、預金口座からキャッシュカードで預金を引き出すのと同じ感覚で、マネパカードにチャージした外貨を海外の銀行ATMから引き出せます。
マネパカードは十分に使えますから、大丈夫ですよ!
僕が思うマネパカードのデメリット1
対応通貨が少ない
でも、マネパカードはチャージに対応している通貨が少ないとは思いますね。
マネパカードが対応しているのは、以下の6通貨です。
・日本円
・米ドル
・ユーロ
・英ポンド
・豪ドル
・香港ドル
でも、マネパカードのライバルともいえる「キャッシュパスポート」は、以下の9通貨に対応しているんです。
・日本円
・米ドル
・ユーロ
・英ポンド
・豪ドル
・香港ドル
・カナダドル
・NZドル
・シンガポールドル
マネパカードでも、カナダやシンガポール、ニュージーランドでも使えますけど、米ドルをチャージしていないと使えないんです。
さらに、上記の国で使うと利用金額の3%の手数料がかかってしまいます。
僕が思うマネパカードのデメリット2
チャージに一手間かかる
マネパカードは、日本円でしか入金できないのも、デメリットですね。
マネパカードを使うには「日本円で入金→他の5通貨に両替」という2ステップが必要です。
これに対して、キャッシュパスポートは、外貨専用の口座に直接チャージができます。
僕も、かつて出発前で慌ただしかった時、日本円でのチャージは済ませておいたものの、「両替は後でいいや」と思っていたら、うっかり忘れたまま出国してしまったことがありました。
そのままでは使えないので、現地に到着したらすぐに、スマホから両替を済ませて大丈夫でしたが…。
僕が思うマネパカードのデメリット3
不正利用対策が比較的弱い
クレジットカードと比べて、不正利用などがあった時の対応が弱い、というのもデメリットに感じています。
クレジットカードの不正利用対策は万全
クレジットカードの場合、盗まれたカードで不正利用があると、会員のところに電話が来ます。
僕も、ローマで不正利用があったらしく、カード会社から電話が来ました。
手元にカードはあったので、どこかでスキミングされたんだと思います。
その時はもう帰国していたので、使えるわけがなく、請求は取り消されました。
クレジットカードの場合、実際の利用から請求まで1~2か月程度の期間がありますので、仮に不正利用があったとしても安心です。
マネパカードはすぐに引き落とされてしまう
でも、マネパカードの場合は、利用されたらすぐに口座から引き落とされてしまいます。
すぐに引き落とされるのは、お金の管理がしやすいメリットでもあるんですけど、不正利用に対して弱いというデメリットにもなりますよね。
もちろん、マネパカードや警察に届け出を出していれば、後ほどマネパカードが被害額を補てんしてくれるんで大丈夫なんですけど、とりあえず自腹を切らないといけません。
僕がマネパカードを持ち続ける理由
デメリットもあるマネパカードですが、それでも僕がマネパカードを3年持ち続けているのは、メリットが大きいからです。
為替レートが良い
まず、為替レートが良いのがうれしいです。
マネパカードとキャッシュパスポート、銀行の外貨両替のレートを比べてみると、こんな感じです(2017年12月8日現在)。
マネパカード |
キャッシュパスポート |
三菱東京UFJ銀行 |
|
米ドル |
114.17 |
115.57 |
116.09 |
ユーロ |
134.347 |
137.19 |
137.30 |
英ポンド |
154.503 |
160.09 |
164.57 |
豪ドル |
85.861 |
92.19 |
94.77 |
香港ドル |
14.832 |
15.28 |
16.94 |
特に、豪ドルのレートの良さがすごいですよね。
マネパカードは、運営会社のマネーパートナーズのFXレートをもとにしているとのことで、これが為替レートが良い理由です。
僕も、オーストラリアに行ってみたいと思っているので、これはうれしいですね。
国内のショッピングでも使える
マネパカードは、海外だけでなく日本のショッピングでも大丈夫です。
キャッシュパスポートは、国内ショッピングでは使えないので、これは大きなメリットです。
昔、僕はトラベラーズチェックをお金管理のメインにしていました。
帰国後に余ったトラベラーズチェックは、基本的に日本円に再両替していましたが、手続きが面倒でレートもよくありません。
でも、マネパカードは、余った外貨を日本円に再両替しておけば、日本国内でのショッピングにも使えます。
しかも、利用金額の1.5%以上(取引状況に応じて率は変わる)がキャッシュバックされます。
クレジットカードでも、1.5%のポイント還元はなかなかないこのご時世、得した気分になります。
ショッピング保険が付帯している
さらに、マネパカードにはショッピング保険が付帯しています。
マネパカードで商品を買ってから30日以内に、破損や盗難の被害に遭ったとき、自己負担5,000円を差し引いた全額を、50万円を上限に補償してくれます。
ショッピング保険は、ステータスの高いクレジットカードに付いていることが多く、僕が持っているクレジットカードにはついていません。
さらに、マネパカードのショッピング保険が優れているのは、国内外を問わず大丈夫ということです。
ステータスカードのショッピング保険でも、海外のみ対象で国内では使えない保険があります。
対象外の商品や保険が使えないケースがいくつかありますけど、海外旅行ではあまり買わないような品物ばかりで、普通に海外旅行をしていればほとんど大丈夫ですよ!
まとめ
確かに、デメリットもあるマネパカードですけど、僕からすればメリットの方がはるかに大きいです。
僕の場合、特にお得を重視しているので、「為替レートがお得」「国内ショッピングでキャッシュバック」は大きなメリットですね。
でも、お得重視ではなく、利便性を重視する人もいると思いますので、そんな人はマネパカード以外も考えてみましょう。
いずれにせよ、メリットとデメリットを見た上で、自分がマネパカード向きかどうかを判断してください。
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