年に1〜2回は海外旅行に行き、支払いはほとんどクレジットカードで済ませている編集部のennuiです。
ところで私が最近興味があるのがズバリ留学。
学生の頃も「留学かぁ…」とぼんやり関心はあったのですが、語学の重要さって社会人になってからのほうが身に沁みる気がします。
そんな私がもし留学するなら、滞在中の生活費や学費の支払いに利用したいのがキャッシュパスポート!
今回は、留学のお供にキャッシュパスポートを検討しているみなさんにぜひ知ってほしい、キャッシュパスポートのおすすめポイントをご紹介していきます。
キャッシュパスポートとは?
キャッシュパスポートは、海外専用のプリペイドカードです。
MasterCardの加盟店であればクレジットカードを使う感覚で支払いに利用できるので、普段からクレジットカードを愛用している私にとっては使い勝手が良いんですよね。
さらに、キャッシュパスポートには国際キャッシュカードと同じような機能もあります。
MasterCard対応のATMから、現地通貨を引き出すことができるんです。
チップなどで現金が必要なときにも、両替の手間なしで現地通貨が手に入るので便利ですよね。
チャージできる通貨は9つもあって、主要通貨はほとんどカバーしているところも頼もしい1枚です。
入会資格 | 年齢制限ナシ、誰でもOK |
年会費 | 無料 |
発行までの期間 | 1週間程度 |
発行会社 | マスターカードプリペイドマネージメントサービシーズジャパン(株) |
使える通貨 | 日本円 米ドル ユーロ 英ポンド 豪ドル NZドル カナダドル シンガポールドル 香港ドル |
ちなみに、チャージするのはキャッシュパスポートの専用口座なので、銀行の口座を用意する必要はありません。
専用口座には1回のチャージにつき100万円、1年間で最大500万円までチャージできます。
限度額が大きいので、滞在が長期間に及びやすい留学中の生活費も十分まかなえますよね。
逆に言えば、これだけの大金を現金のまま持って行くとなると、冷や汗ものです。
高額なお金を安心・安全に海外へ送金する方法としても、キャッシュパスポートは選ばれているんですよ。
キャッシュパスポートが留学におすすめの理由
キャッシュパスポートが留学におすすめな理由を、いよいよ解明していきましょう。
キャッシュパスポートには、学生さんの留学にも嬉しい次のようなメリットがあるんです。
年齢制限なしで作れる
キャッシュパスポートは、申し込みの年齢制限なし。
クレジットカードだと18歳以上しか作れなかったり、高校生は不可だったりしますが、キャッシュパスポートは中学生や高校生でも作ることができるので、学生のうちに留学したいなぁと考えている方にぴったりです。
年会費無料
キャッシュパスポートは、年会費無料で利用できます。
その代わりチャージ時やATM利用時に手数料がかかるのですが、カード発行やショッピング利用は手数料無料。
12ヶ月間キャッシュパスポートを利用しなかった際に13ヶ月目からかかるカード管理料も、年に1回以上利用していれば無料です。
カード管理料は月額150円と少額なのですが、それでもできれば発生させたくないですもんね。
チャージしている残高が150円以下になるとそれ以上請求されることはないので、留学から帰ってしばらく海外に行く予定のない場合は、一旦カードの残高を払い戻すと良いかもしれません。
入会審査なしのスピード発行
キャッシュパスポートには、入会審査がありません。
そのため、申し込みから1週間もあれば発行されます。
クレジットカードだと審査落ちが心配だなぁ…という方や、なるべく急いでカードを手に入れたい人にもおすすめです。
家族にチャージしてもらえる
留学中の生活費を、1度にチャージしようと思うと大変ですよね。
高額になってしまうので、ポンとはチャージできない方も多いと思います。
キャッシュパスポートは、自分以外でも委任状で登録した代理人にチャージを任せることができるので、毎月家族に仕送りをしてもらうことが可能。
予定よりお金がかかって、残高不足が心配なときでもすぐにチャージをお願いすることができます。
失くしてもスペアカードが使える
なんでか分からないけどすぐに物を失くしてしまう…そんな方にも、キャッシュパスポートがおすすめ。
本カードと一緒にスペアカードを発行してもらえて、万が一本カードを失くして利用停止にしなくてはならなくなっても、スペアカードは引き続き利用できます。
海外では日本より盗難に遭うリスクの高い地域もありますから、あらゆるリスクに備えることができるスペアカードの安心感は大きいですよ。
円高のときにチャージできる
キャッシュパスポートでは、利用したときではなくチャージした時点での為替レートが採用されます。
利用は必要に迫られてのことですが、チャージするタイミングは自分の好きなときを選べるので、円高のタイミングを見計らってチャージすれば、円安のときよりもお得にチャージすることができますよね。
留学の費用を自分で用意している人にとっては、この差も大きな節約ポイントです。
両替の手間なしで使える
空港や街の両替所って大体混雑していますが、キャッシュパスポートなら事前にチャージしておくだけでOK。
自分で両替する必要がないので、両替所に並ぶ必要もありません。
両替所を探したり並んだりする時間が節約できて、スムーズに海外を楽しめますよ。
キャッシュパスポートと外貨両替の手数料比較
両替所で現金を両替する手間がないキャッシュパスポートですが、実はメリットは手間がかからないだけではないんです。
日本国内にある外貨両替所で両替したときと比較すると、キャッシュパスポートのほうがお得な手数料で利用できる通貨がたくさんあります。
たとえば2016年1月8日のレートで、10万円をキャッシュパスポート利用・現金両替してみた場合を比較すると…
通貨名 |
キャッシュパスポート(現地通貨) |
現金両替 |
差額(現地通貨) |
差額(日本円) |
ロシアルーブル |
71,014.07 |
45,454.55 |
25,559.52 |
56,231円お得 |
韓国ウォン |
1,046,979.16 |
881,834.22 |
165,144.94 |
18,727円お得 |
香港ドル |
6,286.56 |
5,668.93 |
617.63 |
10,895円お得 |
豪ドル |
1,118.86 |
1,067.01 |
51.85 |
4,860円お得 |
カナダドル |
1,110.58 |
1,068.49 |
42.09 |
3,939円お得 |
英ポンド |
550.63 |
544.37 |
ほぼ同じ |
ほぼ同じ |
ユーロ |
748.80 |
752.45 |
ほぼ同じ |
ほぼ同じ |
米ドル |
823.88 |
826.79 |
ほぼ同じ |
ほぼ同じ |
ロシアルーブルではなんと56,231円もお得な結果に!
米ドルやユーロではほぼ同じでしたが、日本人に人気の留学先であるカナダやオーストラリアでは数千円単位でお得になることが分かりました。
この差は大きいと思いませんか?
もちろんレートは日々変動していますが、現金両替より手間も時間もかからなくて、その上お得になる可能性があるのならキャッシュパスポートを利用しておいたほうが安心ですよね。
現金両替は両替所によってかかる手数料も違うので、少しでも手数料が安い両替所を!と探し回った結果それだけでクタクタになってしまったり、自分が両替したのより安い両替所を見つけてしまってガッカリしたり、心身共に疲れてしまいます。
煩わしいことから解放されたい!というみなさんは、ぜひキャッシュパスポートを検討してみてください。
キャッシュパスポートは留学におすすめ
年齢制限なしで作れたり、日本にいる家族からの仕送りに使えたり、学生の留学に便利なキャッシュパスポート。
現金両替よりもお得に利用できるので、自分で留学の費用をコツコツと貯めている社会人留学の方にもおすすめです。
キャッシュパスポートは申し込みから1週間程度で手元に届き、スピード発行なところも嬉しいポイント。
郵送やFAXに加えて、ネットからも手軽に申し込むことができます。
今回ご紹介した情報を参考に、ぜひみなさんも留学の際にはキャッシュパスポートを利用してみてくださいね。
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