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キャッシュパスポートの申し込み完全ガイド

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年に1〜2回は海外旅行に行き、支払いはほとんどクレジットカードで済ませている編集部のennuiです。

色んな国を旅行していると、現地の通貨をいちいち覚えるのがちょっと面倒くさかったりして、キャッシュレスで支払えるクレジットカードが重宝します。

でも、チップだったり屋台での買い物だったり、現金が必要な場面も意外とあるんですよね。

そんないざというときの現金調達とキャッシュレスな支払い、2つの機能を1枚で実現できるのが、キャッシュパスポート

今回は、海外で便利なキャッシュパスポートの特徴をお伝えするとともに、キャッシュパスポートの申し込みから発行までの流れをまとめてみました。

キャッシュパスポートを作りたいと思っているみなさん、ぜひ参考にしてくださいね。

キャッシュパスポート公式サイトで申し込む

目次

キャッシュパスポートの特徴5つ

そもそもキャッシュパスポートは、海外で使えるプリペイドカード。

使用は海外専用ですが、日本であらかじめチャージしておくことができ、世界210もの国や地域で利用することができます。

特徴1 世界中のMasterCard加盟店やATMで使える

キャッシュパスポートは、MasterCardの加盟店で買い物や食事の支払いに利用できます。

MasterCardといえば、言わずと知れたクレジットカードの国際ブランドですよね。

クレジットカードは後払い、プリペイドカードであるキャッシュパスポートは前払いですが、その違いを除けばキャッシュパスポートもMasterCardのクレジットカードとほぼ同じ感覚で使うことができるのです。

また、キャッシュパスポートは、MasterCard対応のATMから現地の通貨を引き出すことができます。

クレジットカードもキャッシングを使えば現地通貨を引き出すことができますが、キャッシングは借金なので、できれば使いたくないという人も多いですよね。

キャッシュパスポートなら日本で事前にチャージしておいた分を引き出すだけなので、引き出したお金に利息が付くこともありませんし、安心して利用できます。

特徴2 銀行口座は必要なし

キャッシュパスポートは、銀行とは別の専用口座でお金を管理します。

なので、わざわざ銀行口座を用意する必要がなく、気軽に申し込むことができるんですよね。

キャッシュパスポートにチャージできる通貨は実は9種類もあるのですが、それぞれの通貨ごとに口座が用意されていて、マイアカウントという管理ページから通貨間の移動も自由に行うことができます。

チャージの上限額は1回あたり100万円、1年間では500万円までチャージ可能なので、長期の海外旅行や留学中のお財布としても心強いです。

特徴3 年齢制限なしで作れる

申し込みに年齢制限がないところも、キャッシュパスポートの大きな特徴。

クレジットカードだと大体18歳以上という条件がありますし、高校生は申し込むことができませんよね。

キャッシュパスポートなら、中学生・高校生で留学を考えている人でも利用することができます。

特徴4 年会費無料

キャッシュパスポートは年会費無料、ついでにカード発行手数料も無料。

12ヶ月間1度も利用がなかった場合、13ヶ月目からはカード管理手数料として月額150円がかかってしまいますが、年に1度は海外へ行く人なら大丈夫です。

特徴5 クレジットカードより早く届く

キャッシュパスポートには、入会審査がありません。

そのため、申し込みから発行までにかかる期間は1週間程度です。

クレジットカードだと2週間程度かかるケースがほとんどなので、キャッシュパスポートのほうが早く届きます。

急に海外へ行くことになった場合など、お急ぎの方にもおすすめです。

キャッシュパスポートでかかる手数料まとめ

年会費無料で使い勝手の良いキャッシュパスポートですが、先ほどカード管理手数料をご紹介したように、利用には手数料がかかります。

手数料

金額

入金手数料 チャージ金額の1%
ATM手数料 200円、2米ドル、1.75ユーロ、1.50英ポンド、2.50豪ドル、2.75NZドル、2カナダドル、2.50SGドル、14香港ドル
為替手数料 無料
クロスボーダー手数料 4%
カード再発行手数料 無料
ショッピング利用手数料 無料
月間カード管理料 無料(条件あり)
カード清算手数料 500円+税

特に、通貨間で金額の移動を行った分と、現在利用している通貨が足りなくなったとき、他の通貨から補った分についてはクロスボーダー手数料がかかります。

しかしその分、年齢制限なく作れたり年会費無料だったり、ATMから両替の手間なしで現地通貨を引き出せたりと、メリットも大きいですよ。

申し込み→受け取り→利用までの流れ

ここからはいよいよ、キャッシュパスポートの申し込みから実際に利用するところまでの流れをご紹介していきます。

申し込みはネット・郵送・FAXから

キャッシュパスポートの申し込みは、ネット・郵送・FAXのいずれかで行います。

どの方法でも、申し込みフォームに入力するのは次の情報です。

出発予定日(大体の日付でOK)
渡航先(未定でもOK)
渡航目的
本人確認書類の種類(カード受け取り時に提示します)
本人確認書類の番号
氏名
生年月日
性別
職業
母親の旧姓(紛失時の本人確認に使用)
電話番号
メールアドレス
住所

住所はキャッシュパスポートの発送先なので、間違えないよう特に慎重に入力しましょう。

本人確認書類は、パスポート、免許証、健康保険証、在留カードのいずれかを選択するようになっています。

学生の方でも学生証は利用できませんので、気を付けてくださいね。

本人限定受取郵便で受け取り

キャッシュパスポートは、郵便局の「本人限定受取郵便」で発送されます。

これはその名の通り本人だけが受け取ることのできる郵便で、たとえ家族でも代わりに受け取っておくことはできません。

申し込みから1週間程度で郵便局から到着通知書が届くので、日時指定をして自宅へ配達してもらうか、郵便窓口に受け取りに行きましょう。

受け取りの際には、申し込みのときに選んだ本人確認書類と、印鑑、到着通知書が必要です。

印鑑はサインでもOKなので、万が一忘れてしまっても大丈夫ですが、本人確認書類は絶対必要なので忘れないようにしてくださいね。

また、本人限定受取郵便の保管期限は10日間です。

通知から10日を過ぎると返送されてしまうので、通知が届いたらなるべく早めに受け取りましょう!

利用の前にマイナンバーの書類を提出

2016年1月1日から、キャッシュパスポートの利用にはマイナンバーの確認が必要になっています。

キャッシュパスポートを受け取ったら、そのときに同封されている個人番号申告書に必要事項を記入して、マイナンバーの通知カードか個人番号カード、マイナンバーが記載されている住民票のコピーのいずれかを同封し、返信しましょう。

あとは、キャッシュパスポートと一緒に送られてきたスタートガイドを見ながら、専用口座にチャージすれば準備完了です!

キャッシュパスポートの現地での使い方

キャッシュパスポートは、海外でのショッピングと、現地通貨引き出しに利用することができます。

それぞれの使い方を見ていきましょう。

ショッピングにはサインか暗証番号が必要

キャッシュパスポートには裏面に署名欄があるので、ショッピングの前に記入しておきます。

お店に行ったら、支払い時にキャッシュパスポートを提示してください。

サインか暗証番号の入力を求められるので、サインの場合はカード裏面に入力したのと同じサインを記入、暗証番号の場合は4ケタのPINコードを入力すれば、支払い完了です。

現地通貨引き出しはATMで

1 ATMにキャッシュパスポートを挿入します。

2 「ENTER PIN」と表示されるので、暗証番号(PINコード)を入力してください。

3 次に取引内容の一覧が表示されるので、「CASH WITHDRAWAL(現金の引き出し)」を選択します。

4 最後にアカウントを選択する画面で「CREDIT」を選び、引き出す金額を入力します。

しばらく待てば現金が出てきて、手続き完了です。

キャッシュパスポートの申し込みはカンタン!

本人確認書類を用意するところや、郵便局からの通知を見逃さないようにするところなど、気を付けるべきポイントはありますが、キャッシュパスポートの申し込みは基本的には簡単。

今回ご紹介した流れを参考に、ぜひみなさんもキャッシュパスポートを作ってみてくださいね。

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