イギリス旅行に行った際、ロンドンの地下鉄の初乗り料金のあまりの高さに、つい2駅歩いてしまった編集部のLeeです。
イギリスを訪れる人の目的は、実に様々です。
旧所名跡や自然を観光する人、サッカーの母国でサッカー観戦したい人、本場のクイーンズイングリッシュを学びに語学留学に行く人、ビジネスで駐在する人などです。
イギリスを訪れる人の目的はいろいろありますが、英ポンドを使わなければならないのは共通しています。
同じ英ポンドを使うなら、キャッシュパスポートを使った方がお得です。
今回は、キャッシュパスポートで英ポンドを利用するメリットを中心に紹介します。
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キャッシュパスポートで英ポンドは使える
キャッシュパスポートは、1枚に9通貨をチャージすることができます。
下記9通貨に関しては、チャージしたときのレートのままで利用可能です。
日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル
イギリスの通貨はもちろん「英ポンド」ですので、イギリスでキャッシュパスポートを利用できます。
使えるって具体的にイギリスで何ができる?
ここまで、「使える」「利用可能」と言ってきましたが、ここからは、イギリスで具体的にキャッシュパスポートをどんなことに利用できるのかを見ていきましょう。
ショッピングに利用可能
まずは、イギリスでショッピングに利用可能です。
イギリスでは、日本以上にクレジットカード払いが普及しており、日本よりも使える店舗は多いと思います。
キャッシュパスポートにはマスターカードブランドが搭載されています。
イギリスではどちらかと言うとVisaの方が優勢なのですが、マスターカードでも問題なく使えます。
コーヒー1杯、パン1つの買物でさえ、クレジットカードを利用する人がいるくらいなのですから、日本でいう電子マネーと似たような感覚ですね。
日本でカードショッピングをする際には、4桁の暗証番号を打ち込むか、伝票にサインをするかのいずれかですが、イギリスでは4桁の暗証番号を入力するのがメインです。
ただし、カードショッピングをこの方法で決済するには、カード情報を決済端末で読み取る必要があるのでICチップ搭載のカードが必須です。
キャッシュパスポートにも、もちろんICチップが搭載されており、利用に問題はありません。
英ポンドの引き出しも可能
キャッシュパスポートはショッピングだけでなく、英ポンドの引き出しも可能です。
キャッシュパスポートの公式サイトには、「海外ATMロケーター」という機能があります。
住所や地名を入力するだけで、その地域内で利用可能なATMを地図上に表示してくれるのです。
試しに、「London」と入力して検索をしてみると、中心街のチャリング・クロス駅から半径1キロメートルの中に、100台以上のATMがヒットしました。
日本の銀行ATMは銀行店舗やショッピングセンターの店内にあることが多く、店外にある場合にはブースで囲まれているのが一般的です。
しかし、イギリスの銀行ATMは壁に埋め込まれているタイプが非常に多いです。
これは、ATMごと盗みだすのを防ぐ目的もあるかと思います。
利用方法は日本の銀行ATMと大差はなく、カードを挿入して暗証番号を入力、引き出す金額を選択したら紙幣が出てきて完了です。
キャッシュパスポートの英ポンドのレートはお得
キャッシュパスポートがショッピングや現金の引き出しで便利なことは分かりましたが、イギリスは世界でも屈指の物価の高い国です。
地下鉄の初乗りは5ポンド近くもかかり、日本円では750円近い計算です。
東京の地下鉄の初乗り運賃は170円ですので、実に4.5倍くらいになります。
そんなイギリスでは少しでも節約したいもの。
単純に支出を控える節約もありますが、外国人ならば、英ポンドへの両替レートを安くして節約する方法もあります。
キャッシュパスポートは、日本円→英ポンドへの両替レートもお得です。
参考までに、2017年11月22日現在の、他の銀行や両替所などの両替レートと比較してみましょう。
店名 |
1ポンド当たりの日本円 |
キャッシュパスポート |
156.42 |
三菱東京UFJ銀行 |
160.90 |
トラベレックス |
159.80 |
ゆうちょ銀行 |
160.32 |
横浜銀行 |
160.90 |
キャッシュパスポートは、1ポンド当たり3円以上はレートが良いです。
イギリスは有数の物価高
「たった3円」と思うかもしれませんが、先ほども話したように、イギリスは世界有数の物価高の国です。
商品 |
価格 |
タバコ |
約5ポンド |
サンドイッチ+コーラ |
約4ポンド |
ビッグマック |
2ポンド以上 |
1ポンドショップの商品 |
1ポンド |
ランチ |
6ポンド |
ディナー |
30ポンド |
1英ポンド=150円で換算して計算してみると、タバコが750円、100円ショップの商品が150円します。
これは地味に多額の出費ですね。
ですので、1英ポンドで3円くらいお得なキャッシュパスポートを利用すれば、100英ポンドで300円、1000英ポンドで3000円はお得になる計算です。
英ポンドじゃない国でもキャッシュパスポート使用可
イギリスは島国ですが、海底トンネルを通る電車「ユーロスター」を使えば、フランスやベルギー、ドイツへも行けます。
ロンドンのヒースロー空港は世界有数の空港であり、ヒースローからはヨーロッパ外へのフライトが数多く出発しています。
ロンドンには他にも、ガトウィック空港やルートン空港などもあり、ヨーロッパ域内への格安フライトが多く出ています。
英ポンドを採用している国はイギリスのみですが、キャッシュパスポートはイギリス以外の国でも利用可能です。
ヨーロッパでユーロではない国でも使用可
キャッシュパスポートは日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9通貨をチャージできると説明しましたが、ヨーロッパ域内であれば、ユーロをチャージしておけば心強いです。
ユーロは、フランスやドイツ、スペインやポルトガル、イタリアやオランダなど、ヨーロッパの多くの国で採用されています。
スイスやスウェーデンなど、一部のヨーロッパ諸国ではユーロを採用していませんが。キャッシュパスポートの利用に問題ありません。
キャッシュパスポートを9通貨以外の国で使う際は、チャージ済みの9通貨から融通&両替をして(自動的に)利用できます。
例えば、スイスの通貨はスイスフランですが、スイスフランを使う際には、まずはキャッシュパスポートにチャージ済みの日本円から融通します。
それでも足りなければ米ドル、ユーロから融通をして、それでもまだ足りなければ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの順番に融通をしてくれるのです。
ヨーロッパ外でも主要通貨を網羅
ヨーロッパの外へ行く際も、アメリカ大陸でしたら米ドル、カナダドル、オセアニア地域でしたら豪ドル、NZドル、アジア地域の場合は日本円、シンガポールドル、香港ドルと、主要通貨を網羅していますので、安心です。
まとめ
イギリスはとにかく物価が高いので、いかにして滞在費を抑えるかが重要です。
キャッシュパスポートならば、両替レートもよいですし、英ポンドを銀行ATMから引き出したとしても、クレジットカードとは異なって金利は発生しません。
マスターカード搭載でショッピングでの通用度も極めて高いので、観光はもちろん、留学やビジネスのシーンでもキャッシュパスポートは活躍するでしょう。
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