[chat face=”ennui.jpg” name=”編集部ennui” align=”left” style=”type3″]年に1〜2回海外旅行に行き、3枚のクレジットカードを使い倒している編集部のennuiです。
キャッシュパスポートにはマスターカードが付いているので、クレジットカードが持てないない人はもちろん、サブカードとしておすすめです!
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キャッシュパスポート | |
---|---|
年会費 | 無料 |
入会資格 | 年齢制限・審査なし |
発行まで | 1週間程度 |
取扱通貨 | 米ドル ユーロ 英ポンド 豪ドル 香港ドル 日本円 NZドル カナダドル シンガポールドル |
カードブランド | マスターカード |
普段の買い物はもちろん、公共料金の支払いまですべてクレジットカード決済にしている私ですが、マスターカードはこれまで作る機会がありませんでした。
キャッシュパスポートは、そんな私のようにまだマスターカードのクレジットカードを持っていない人には特に注目の海外プリペイドカードなんです。
そこで今回は、初めての海外旅行や留学を控えたみなさんにぜひチェックしてほしい、キャッシュパスポートの使い勝手とメリット・デメリットをまとめてみました。
キャッシュパスポートの概要
そもそもキャッシュパスポートとは、海外で使えるプリペイドカードのこと。
海外専用なので日本でできるのはチャージのみですが、海外旅行や留学のお供にするととても便利なアイテムなんですよ。
注目すべきは、年齢制限がないところ。
誰でも申し込めますし、クレジットカードと違って審査があるわけでもないので、誰でも確実に手に入れることができます。
中学生や高校生でまだクレジットカードが作れない人や、審査落ちが心配な人でも大丈夫!
1枚で9つもの通貨が使えて、チャージには手数料として入金金額の1%がかかりますが、年会費は無料です。
そもそも海外プリペイドカードとは?
海外プリペイドカードとは、その名の通り海外で使えるプリペイドカードのこと。
海外プリペイドカードは専用口座にお金をチャージして使います。
クレジットカードと同様に使えますが、根本的な違いがクレジットカードは後払いで、海外プリペイドカードは前払い。
海外プリペイドカードはチャージした分しか使えないので、使いすぎることがありません。
逆に言うと、海外プリペイドカードはチャージした分がカードの限度額(使える金額)になるので、自分で限度額がコントロールできるとも言えます。
海外プリペイドカードはキャッシュパスポートとマネパカードが2大ブランドでいずれかを選ぶのがおすすめ。
海外プリペイドカードは審査・年齢制限がない(キャッシュパスポートの場合)ので、クレジットカードが持てない人を中心に人気のツールです。
個人的には、クレジットカードのサブカードとしても海外プリペイドカードは最適です。
キャッシュパスポートはマスターカード加盟店で使える
キャッシュパスポートは、世界210の国や地域にあるマスターカード加盟店で利用することができます。
事前にチャージしておけばお店ではキャッシュレスで支払いが完了するので、慣れない現地の通貨を数えたり確かめたりしなくても済むのが良いですよね。
マスターカードは元々アメリカから生まれた国際ブランドですが、今や世界中に加盟店が広がっています。
キャッシュパスポートはマスターカードATMで現地通貨が引き出せる
キャッシュパスポートは、キャッシュカードとして使うこともできます。
マスターカードに対応しているATMから、現地の通貨を引き出すことができるのです。
引き出せるのはキャッシュパスポートにチャージしてある分だけですが、自分で両替する手間が省けますし、必要な分だけ引き出せば良いので「余った小銭を使い切らなくちゃ!」と頑張る必要もありません。
私は以前中央ヨーロッパを一周したとき、ユーロが使える国とそうじゃない国とで複数回両替が必要だったので、結構面倒くさい思いをしました。
もちろんクレジットカードで払えるところは払ったのですが、チップや屋台での買い物など、意外と現金が必要になるシーンもあるんですよね。
もしもあのときキャッシュパスポートを持っていたら、随分楽だったろうな~と今は思います。
キャッシュパスポートのメリット
キャッシュレスで支払いできて、煩わしさがないというだけでも十分なメリットなのですが、キャッシュパスポートにはさらに注目すべきメリットがたくさんあります。
好きなレートでチャージできる
キャッシュパスポートのレートは、支払いに利用したときではなくチャージした時点のものが採用されます。
円高でチャージするか円安でチャージするか、金額が大きくなればなるほど最終的に使える金額も大きく変わってくるので、できるだけ円高になっているときを見計らったほうがお得にチャージすることができます。
現地の銀行口座は必要ない
ATMから現地通貨を引き出せたりするので、現地の銀行口座が必要なのかな?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、キャッシュパスポートは銀行とは別の専用口座を使っているので、現地で口座を開設する必要はないんです。
長期間の旅行や留学で滞在費が高額になるときも、口座に送金する感覚でチャージできるので、安心・安全にお金を管理することができます。
高額な現金をそのまま持ち運ぶのは危険すぎますからね。
家族にチャージしてもらうこともできる
キャッシュパスポートは、本人のほか代理人にチャージしてもらうこともできます。
代理人を登録するには入金委任状を書いておく必要がありますが、家族を代理人として登録しておけば、現地でお金が足りなくなってきたときに追加でチャージしてもらえるので、そこまで厳密に滞在費を計算しなくても大丈夫。
気分的に安心感がありますよね。
残った分は払い戻せる
キャッシュパスポートの残額がある場合は、帰国後に払い戻すことができます。
払い戻しには、カード清算手数料として500円(+税)と、指定の銀行口座に振り込んでもらう際の振込手数料がかかりますが、気軽に払い戻せると思うと、いくらチャージするかで悩むこともありません。
スペアカードがある
もしかしたらこれが1番大きなメリットかも!
キャッシュパスポートには本カードのほかにスペアカードがあり、どちらも無料で発行されます。
万が一本カードを失くしてしまって、本カードを利用停止にしたとしてもスペアカードは使い続けることができるので、お金の心配をしなくて済むというわけなんです。
スペアカードがないプリペイドカードや、クレジットカードでは失くしてしまったらそれでおしまい。
お金として使える手段がひとつ減ってしまうので、スペアカードを使い続けることができるキャッシュパスポートは万が一に備える意味でも心強いですね。
キャッシュパスポートを使う際にはPINコード(暗証番号)が必要になりますが、本カードとスペアカードではそれぞれPINコードが異なるので、スペアカードのPINコードもしっかり覚えておくようにしてください。
キャッシュパスポートのデメリット
キャッシュパスポートを検討しているみなさんなら、メリットだけでなくデメリットもあらかじめチェックしておきたいですよね。
キャッシュパスポートのデメリットは、なんだかんだで手数料が高くつくこと。
キャッシュパスポートでかかる手数料を表にまとめてみました。
手数料 | 内容 |
---|---|
年会費 | 無料 |
ATM利用手数料 | 2米ドル 1.75ユーロ 1.50英ポンド 2.50豪ドル 14香港ドル 200円 2.75NZドル 2カナダドル 2.50SGドル |
入金手数料 | 入金金額の1% |
為替手数料 | 無料 |
クロスボーダー手数料 | 利用額の4% |
カード再発行手数料 | 無料 |
月間カード管理料 | 毎月150円(12ケ月利用がない場合) |
出金手数料 | 500円/回 |
デメリット1 入金手数料がかかる
手数料の中でも、デメリットに感じる人が多いであろうのが、入金手数料1%です。
海外プリペイドカードは入金(チャージ)して使うものなので、1%とは言えチャージの度に手数料がかかるのは痛いです。
個人的には、10万円分入金しても手数料は1000円なので、それくらいの手数料はデメリットと言うほどではないと思いますけど…。
入金手数料1%のデメリットが気になる人は、自分が使うことになる金額を正確に把握して入金の回数をなるべく減らすようにしましょう。
デメリット2 その他にも手数料がかかる
キャッシュパスポートは為替手数料は無料ですが、通貨間の移動を行ったり、通貨の不足分を他の通貨で補ったりしたときには、クロスボーダー手数料がかかります。
また、先ほどキャッシュパスポートは残額を払い戻すことができるという話をしましたが、もし払い戻さずそのままにしておいた場合、12ヶ月間1度も利用がないと13ヶ月目から月間カード管理料として150円が残高から引かれます。
これは、残高を使い切るか、払い戻しをすればかからないので一概にデメリットとは言えません。
残高が150円を下回れば、それ以上は手数料を取られることもないのですが、年に1度海外へ行くか行かないか…という人は気を付けておいてくださいね。
デメリット3 マネパカードより手数料がかかる
キャッシュパスポートの手数料はライバルのマネパカードと比べても少し割高です。
一番の違いは、マネパカードでは入金手数料1%がかからないということ。
ただし、実はその他のATM利用手数料、クロスボーダー手数料などはあまり変わらないんですよね。
なので、手数料を気にしすぎるのではなく、双方のメリット・デメリットを見極めるのが重要です。
キャッシュパスポートには代理チャージ可、スペアカードなどの独自メリットがありますから。
デメリット4 国内で使えない
キャッシュパスポートは海外専用なので、国内では利用できません。
プリペイドカードとして国内でも使いたい人にとってはデメリットとなるでしょう。
ちなみに、マネパカードは国内のマスターカード加盟店でショッピング利用ができます。
海外にはマスターカードがついたキャッシュパスポートをお供に
海外では、万が一の盗難や紛失に備えて、なるべく複数の手段でお金を管理しておくほうが安心です。
私は今のところクレジットカードのみなので、次の海外旅行までにはキャッシュパスポートを用意しておこうかなぁ、と思っています。
クレジットカードはお店によって使えるカードブランドも変わりますし、まだマスターカードのクレジットカードを持っていない人は、この機会にキャッシュパスポートを作っておくのも良いかもしれません。
今回ご紹介したメリット・デメリットも参考に、ぜひキャッシュパスポートを検討してみてくださいね。
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