海外旅行で3枚のクレカと1枚の海外プリペイドカードを駆使する自称スマートトラベラー、編集部のLeeです。
キャッシュパスポートは、海外ではショッピングや現地通貨の引き出しに使うことができる、非常に便利でお得な海外プリペイドカードです。
これで、日本国内でキャッシュパスポートを利用できたら、利便性はさらに向上するのですが残念なことに、キャッシュパスポートを日本国内で利用することはできません。
日本国内でも利用可能な海外プリペイドカードといえば、「マネパカード」がおすすめです。
この記事では、キャッシュパスポートが利用できるシーンとともに、マネパカードについても紹介します。
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キャッシュパスポートは国内では使えません
キャッシュパスポートは、海外専用のプリペイドカードです。
世界210以上の国や地域に及ぶマスターカード加盟店で、ショッピングをすることができます。
ショッピングのみならず、現地の銀行ATMにマスターカードや「Cirrus」のロゴが記載されていれば、キャッシュパスポートのチャージ残高より現地通貨を引き出すことができるのです。
しかし、残念なことに、キャッシュパスポートを使い日本国内のマスターカード加盟店でショッピングをしたり、日本国内の銀行ATMやコンビニATMで日本円を引き出したりすることはできません。
じゃあ、日本円がチャージできるのはどうして?
キャッシュパスポートは、1枚に9通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル)を入金することができるカードです。
例えば、米ドルをチャージしておけば、アメリカ国内でのショッピングや、アメリカの銀行ATMでの米ドル引出も可能です。
日本円以外の8通貨に関しては、米ドルと同じような使い方ができるのですが、日本国内で利用できないキャッシュパスポートは、チャージした日本円をそのまま日本国内で使うことができません。
ではなぜ、日本円がチャージできるようになっているのかと言うと、それは他の通貨が不足した際に融通できるシステムになっているからです。
現地で利用したい通貨の残高が不足した場合、キャッシュパスポート内の合計残高が十分にあれば、別の通貨から自動的に補てんしてくれます。
補てんには優先順位があり、不足通貨があった場合、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの順番で補てんされます。
日本円以外の通貨は、その通貨が通用する国で利用する可能性があるため、補てんに使われてはいざ使う時に足りなくなってしまいます。
しかし、キャッシュパスポート内の日本円は日本国内では使えませんので、「補てん専用の通貨」として存在しているのです。
海外のオンラインショッピングサイトなら国内から利用可
ただし、海外のオンラインショップでの買い物であれば、日本国内のPCやスマホから、キャッシュパスポートを決済に使えます。
海外の航空会社の公式サイトから航空券の購入も可能ですので、旅行出発前でも役に立ちます。
マネパカードなら国内で使える
キャッシュパスポートは原則として日本国内で利用できませんが、マネパカードならば日本国内でのショッピングに利用可能です。
ただし、マネパカードも日本国内の銀行ATMから日本円を引き出すことはできません。
マネパカードを国内で使えば1.5%キャッシュバック
マネパカードに日本円がチャージされていれば、日本国内のマスターカード加盟店でマネパカードを使ってショッピングをすることができます。
しかも、日本国内でのショッピングに利用すれば、キャッシュバックされるのです。
マネパカードを日本国内で利用すると、通常は利用金額の1%がキャッシュバックされます。
現在、マネパカードではキャンペーンを行なっており、通常のキャッシュバック率が1.5%にアップしており、クレジットカードのポイント還元率(平均0.5%~1%)と比べても、かなりの高還元です。
さらに、月間のFX取引量が所定の条件を満たせば、キャッシュバック率がアップします。
月間FX取引量 |
キャッシュバック率 |
1万未満 |
1.7% |
1万以上10万未満 |
1.8% |
10万以上1000万以上 |
2% |
1000万以上1億未満 |
3% |
1億以上3億未満 |
6% |
3億以上5億未満 |
15% |
5億以上10億未満 |
30% |
10億以上15億未満 |
60% |
15億以上20億未満 |
80% |
20億以上 |
100% |
「20億なんて無理」と思う方もいるでしょうが、FXは手持ち資金の何倍もの取引が可能なので、決して不可能な数字ではありません。
マネパカードとキャッシュパスポートを比較
マネパカードは、日本国内のFX会社である「マネーパートナーズ」が発行する海外プリペイドカードです。
FX会社の強みを生かし、安い手数料やFX利用者向けの優遇などを行なっています。
キャッシュパスポートとどう違うのか、比較をしてみましょう。
キャッシュパスポート |
マネパカード |
|
年会費 |
無料 |
無料 |
国際ブランド |
マスターカード |
マスターカード |
チャージ可能通貨 |
9通貨 |
6通貨 |
口座維持管理手数料 |
月150円 |
無料 |
チャージ手数料 |
チャージ金額の1% |
無料 |
再発行手数料 |
無料 |
税別1000円 |
スペアカード |
あり |
なし |
ショッピング保険 |
なし |
あり |
クロスボーダー手数料 |
4% |
3% |
マネパカードはFX会社の強みを生かして、全体的に手数料がお得です。
ただし、チャージ可能通貨以外の国で利用する際、キャッシュパスポートならば、チャージ可能な通貨全てから補てん可能なのに対して、マネパカードは米ドルがチャージされていなければなりません。
国内で使いたいならマネパカード一択
海外でショッピングや現地通貨の引き出しに使う場合は、どちらも一長一短があります。
お得を追求するならマネパカード、スペアカードなどの安心がほしいのであればキャッシュパスポートといった感じでしょうか。
一方で、日本国内でも利用したいのであればマネパカード一択でしょう。
国内ショッピングで利用すれば、最低でも1.5%のキャッシュバック(キャンペーン期間中)が受けられますので、明らかにおすすめです。
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