こんにちは!これまでにアジア、アフリカ、ヨーロッパへの渡航経験、そしてフランスへの留学経験がある編集部のLeeです。
心配性なので海外旅行に行く際には必ず、海外旅行保険がついたクレジットカードを持っていきます笑。
クレジットカードの海外旅行保険で十分かはケースバイケース
クレジットカードの中には、海外旅行保険がついているものもあります。
一方で、損害保険会社が販売している海外旅行保険もありますが、クレジットカードの海外旅行保険が無料なのに対して、損害保険会社が販売している海外旅行保険は、行き先や日数、補償内容によって保険料がかかります。
「それならばクレジットカードの海外旅行保険で十分じゃないの」と考える人がいる一方で、「クレジットカードの海外旅行保険だけでは不安」と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際のところクレジットカードの海外旅行保険だけで十分かどうかはケースバイケースですので、今回はそれぞれの海外旅行保険を比較しながら、ベストな海外旅行保険の掛け方を紹介します。
クレジットカード付帯海外旅行保険とは?ふつうの海外旅行保険との違い
前述の通りクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、改めて保険料を支払う必要がありません。
では、損害保険会社が販売している海外旅行保険との違いはどこにあるのでしょうか。
7日間海外旅行に行くとして、補償内容が比較的近い「楽天プレミアムカード」とAIU海外旅行保険の「N14」プランを比較してみましょう
|
楽天プレミアムカード |
N14プラン |
傷害死亡・後遺障害 |
最高5000万円 |
最高2000万円 |
傷害治療費用 |
最高300万円 |
最高2000万円 |
疾病治療費用 |
最高300万円 |
最高300万円 |
賠償責任 |
最高3000万円 |
最高1億円 |
携行品損害 |
最高50万円 |
最高20万円 |
保険料 |
0円 |
5880円 |
ご覧のように、楽天プレミアムカードは保険料が0円なのに比べて、AIU損保は5880円かかります。
・比較する際の注意点
クレジットカードの海外旅行保険と損害保険会社が販売している海外旅行保険を比較する際には、以下のポイントにも注意すべきです。
①有効期間
クレジットカードの海外旅行保険は、90日間補償されます。
一方、損害保険会社が販売している海外旅行保険も最長90日ですが、保険の適用日数が長くなるほど保険料は高くなります。
前述の「N14」プランも、7日間では5880円ですが31日間では15910円です。
②補償内容
上記の表には記載していませんが、AIU海外旅行保険の「N14」プランには、「疾病死亡」で500万円という補償がついています。
一方で、クレジットカードの海外旅行保険には疾病死亡の補償はありませんので、持病のある人などは注意しましょう。
③付帯条件
損害保険会社が販売している海外旅行保険は、当然ですが加入すれば無条件に保険が付帯します。
一方のクレジットカードの海外旅行保険は、自動的に保険が付く場合もあれば「利用付帯」の条件が付くカードもあります。
利用付帯とは、ツアーや航空券、ホテルなどの旅行代金を当該カードで支払った場合にのみ保険が付帯する条件です。
クレジットカードの海外旅行保険だけで十分かのチェックポイント
クレジットカードに付帯する海外旅行保険だけで十分かどうかは、以下のチェック項目も参考にしてください。
・旅行日数は3 ヶ月以内か?
これは、クレジットカード付帯海外旅行保険、損害保険会社の海外旅行保険、いずれにも共通していますが、旅行日数が3か月以内かどうかをチェックしてください。
3か月以内の旅行であれば、クレジットカードの海外旅行保険だけでもいいでしょう。
しかし、旅行日数が3か月を超えると、クレジットカードの海外旅行保険では、超過分は保険が適用されません。
対して、損害保険会社が販売している「留学保険」「出張保険」などは、長期の海外滞在でもカバーできます。
・補償金額で足りるか?
海外旅行保険の補償項目の中でも、最も利用頻度が高いのが「傷害治療」「疾病治療」です。
海外の医療費は高く、2泊3日で盲腸の手術を受けただけでも、ニューヨークでは216万円、ハワイでは195万円、パリでは113万円程度はかかります。
より重篤なけがや病気の場合、これよりもさらに費用は高くなりますので、クレジットカードの海外旅行保険では「傷害治療」「疾病治療」に注目し、クレジットカードだけで賄えるかを確認しましょう。
・カードで旅行代金支払うか?
クレジットカードの海外旅行保険ならではの適用条件が、「利用付帯」です。
クレジットカード払いができない旅行代理店などで旅行代金を現金払いすると、利用付帯のクレジットカードの海外旅行は付帯されませんので、カード払いが可能な旅行代理店を選ぶか、自動付帯のカードを選ぶといいでしょう。
クレジットカードの保険と、保険会社の保険を組み合わせるのもアリ
クレジットカードの補償内容で、上記の「傷害治療、疾病治療」の金額に不安を感じているなら、損害保険会社が販売している海外旅行保険を組み合わせてもいいでしょう。
損保ジャパン日本興亜では、「自由なオーダーメイドプラン」と言う保険があり、好きな補償だけ追加できるカスタマイズ型保険です。
7日間のハワイ旅行で「治療費用500万円」を追加しても、費用は1410円となり、バラ掛けがお得です。
クレジットカードの海外旅行保険は「合算」できる
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、「死亡・後遺障害」以外の補償は合算可能です。
楽天カード、ジャックスR-style、オリコカードiBはいずれも年会費無料で、傷害治療はそれぞれ200万円です。
しかし、合算すれば合計600万円となり、盲腸の手術をしても十分にカバーできるのです。
補償内容に納得できるならクレジットカードの海外旅行保険だけで十分
いかがでしたでしょうか?
このように条件さえ合えば、クレジットカードの海外旅行保険だけでも十分です。
しかし、補償額が不安な方や付帯条件をクリアできなさそうな方は、他のクレジットカードも合わせるとその不安や欠点を補うこともできます。
長期旅行を予定している方や持病が心配な方は、損害保険会社が販売している海外旅行保険も合わせるといいでしょう。
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